• HOME
  • , 猫の飼い方
  • 猫のお世話や移動に洗濯ネットが大活躍!?洗濯ネットに入れるメリットや入れるときのコツを解説!

猫のお世話や移動に洗濯ネットが大活躍!?洗濯ネットに入れるメリットや入れるときのコツを解説!

洗濯機の中に入った猫

「猫を病院に連れていくときに毎回暴れて困っている」
「猫が嫌がってすぐに逃げるから、普段のお世話が上手にできない」

そんな悩みを抱いたことがある飼い主さんは少なくないでしょう。

そこで活躍してくれるのが「洗濯ネット」です。

今回は、猫を洗濯ネットに入れる理由やメリット、注意点などをご紹介します。

移動やお世話に洗濯ネットを取り入れ、人も猫もお互いに安全かつ便利な生活を目指しましょう。

猫に洗濯ネットが好まれやすい理由

紙袋に入った二匹の子猫

周囲を囲まれているから安心できる

「猫を洗濯ネットに入れる」と聞いて、「それ本当に大丈夫なの……?」とギョッとしてしまった人も多いのではないでしょうか?

確かに、あれほど狭い場所に猫を入れるとストレスを与えてしまうのではないか、と心配になりますよね。

しかし実は、猫にとっての洗濯ネットの中は、人間が思うよりも心地よさを感じるスペースなのです。

猫はもともと単独で狩りをする生き物で、外敵から襲われないように狭い場所から獲物を狙う習性があります。

また、怪我を癒やしたり眠ったりするときも、狭く暗い場所を選びます。

洗濯ネットの狭さは安心感を得られる要素であり、実際に猫が自分からネットの中に入ってくつろぐこともあるのです。

不安を感じたときの逃げ場所になる

猫は危険を察知すると、外敵から身を隠したり見渡しをよくしたりするために「高い場所・狭い場所」に移動をする習性があります。

そのため洗濯ネットは猫のリラックス空間として機能し、不安を感じたときの逃げ場所にもなります。

洗濯ネットに猫を入れるメリット

女性に抱かれ不満そうな猫

猫が暴れても飼い主が怪我をしない

猫は犬と違い、無造作に抱っこをされたり無理やりスキンシップを取られたりすることを嫌う生き物です。

普段は猫の望む距離感を尊重できても、通院時やお世話時は触る必要があります。

洗濯ネットに猫を入れることで引っ掻かれたり噛まれたりする危険性が減り、人間側が怪我をしづらくなります。

嫌がる処置をやりやすくする

触られるのが嫌な猫は、爪切りやシャンプーなどのお世話もしづらい傾向にあります。

そのまま触ろうとすると逃げられてしまいますが、洗濯ネットを利用することで猫の行動を制限できるため、お世話がしやすくなるでしょう。

外側から様子が見られる

主に猫の体調不良時や通院時に感じるメリットとして、外側から様子が見られることが挙げられます。

洗濯ネットはメッシュ素材であるため、ネットに入れたままでも様子を見ながら診察できます。

飼い主や獣医師が異常に気付けるため、診察におけるストレスを大幅に減少できるでしょう。

脱走を防止する

通院時はもちろん、移動時や引っ越し時の脱走防止対策としても洗濯ネットはおすすめです。

洗濯ネットは内側から開けることができないため、猫が自分で逃げることができません。

食事や排泄ができないため長時間の利用はできませんが、一時的なサークルとしての機能も果たせるのです。

猫を洗濯ネットに入れるタイミング

キャリーケースに入った猫

病院の通院時

洗濯ネットが活躍する最も身近な機会は、やはり動物病院への通院時でしょう。

獣医師さんの中には「暴れてしまう猫は、洗濯ネットに入れた上で、キャリーケースに入れることを推奨します」 と明言している人もいます。

診察台でキャリーケースを開けたときの飛びだし防止にもなり、人間が怪我をする心配も可能性も減り、触診などの診察の際に押さえつける手間が省けるなど多くのメリットがあります。

爪切り

さまざまなお世話の中でも、爪切りを嫌う猫は多いものです。中には、手を触られただけで逃げ出してしまう子もいます。

無理やり切ろうとすると切りすぎて怪我をさせてしまい、ますます苦手にさせてしまうこともあるでしょう。

そこで活躍するのが洗濯ネットです。

洗濯ネットの網目から爪を出して切ることで、人も猫もお互いに安全に爪を切ることができます。

また、チャック部分を小さく開けて手だけ出してもらうのもよいでしょう。

シャンプー

爪切り以上に苦手な子が多いのが、シャンプーです。

「浴室に連れていかれる」と察知しただけで逃げてしまう子もいますよね。

なんとか浴室に連れていけたとしても、大声で鳴いたり走り回ったりされ、困っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

当然ながら、洗濯ネットは濡れても大丈夫な素材で作られています。そのため、洗濯ネットの上からシャンプーすることも可能です。

行動を制限できるため、怪我の危険も減りスムーズに洗うことができます。

また、顔だけチャックから出してあげればシャワーのお湯がかかりにくくなり、よりストレスなくお風呂時間を過ごせるでしょう。

猫を洗濯ネットに入れるときのコツ

ランドリーバスケットに入った猫

普段から洗濯ネットの存在に慣れさせる

いくら猫にとって洗濯ネットが落ち着く場所でも、初めて見たときは警戒心を抱くものです。

最初からいきなり被せることはせず、普段の生活空間にネットを置いて存在に慣れさせましょう。

ソファーやキャットタワーなど、猫が普段から行き来する場所に置いてください。

警戒心の強い子の場合は、床に置いておくだけでも慣れるきっかけになります。

マタタビやフェロモンスプレーを利用する

猫に洗濯ネットを慣れさせたいときは、マタタビやフェロモンスプレーを利用しましょう。

特にパウダータイプのマタタビはネットに付着しやすくおすすめです。

「洗濯ネットは怖いものではなく、楽しかったり癒やされたりするもの」と覚えてもらいましょう。

キャリーケースにあらかじめ設置する

猫がなかなか自分から洗濯ネットに入らない場合は、ネットをキャリーケースに設置して様子を見ることをおすすめします。

キャリーケースに好んで入る猫ならいずれ洗濯ネットにも慣れ、本番でもスムーズに入れやすくなるでしょう。

洗濯ネットの中に好物を入れる

洗濯ネットのチャックを開けて、中に猫の好きなおやつを入れておきましょう。

猫が気付かない場合はおやつを先に見せ、興味を惹いてから洗濯ネットに入れてあげてください。

おやつを使って「ネットの中に入る」という行動を自ら行わせることにより、不信感を和らげて慣れさせます。

寝ているときにさりげなく被せる

ネットを警戒する猫の場合は、ぐっすり寝ているときにネットを自然に被せてみましょう。

最初から頭ごと被せると驚かせてしまう可能性があるため、最初は掛布団のように被せて徐々に慣れさせてあげてくださいね。

猫に好まれやすい洗濯ネットの特徴

洗濯ネットと洗濯ばさみ

体格よりも少し大きめのサイズ

猫を入れるための洗濯ネットは、猫の体よりも少し大きめのサイズを選ぶようにしましょう。

ジャストサイズでは身動きが取れないため窮屈さを感じ、ネットの中で安らげません。

ホームセンターや100円ショップでは用途に応じたさまざまなサイズのネットが売られているため、猫の大きさにベストなサイズを選んでくださいね。

チャックが広く開く

チャックが開く幅が広いほど扱いやすいといえます。

特に猫を捕獲して洗濯ネットに入れるときは、チャック部分が狭いと失敗してしまうことが多いです。

一度洗濯ネットに警戒心を抱いた猫は、なかなか近づいてくれなくなります。

チャックは猫にとっての入口部分となるため、できるだけ大きく入りやすいものにしてあげてください。

網目が粗い

網目が粗い洗濯ネットは、猫の爪が引っかかってもすぐに抜けやすく、怪我を防止できます。

網目が細かいものより通気性がよく、息苦しさも少ないためおすすめです。

また、網目が細かいネットを選ぶと内側から布ごと破けてしまうリスクが高まります。

脱走防止も兼ねて、網目が粗いデザインを選びましょう。

猫用に工夫して作られたネット

猫の飼育と洗濯ネットとの相性のよさが注目され、現在は「猫専用につくられたネット」も展開されています。

100円ショップで購入するよりは少々値段が上がりますが、猫の生体に基づいて作られた商品であるため使い心地はよく人気です。

粗目のメッシュですが、ハリとコシがある素材で作られており丈夫で破れにくいところが魅力です。

サイズ感に問題がなさそうであれば、試してみてはいかがでしょうか?

猫を洗濯ネットに入れるときの注意点

麻袋に隠れて遊ぶ子猫

脱水やトイレのタイミングに気を配る

猫を洗濯ネットに入れるときは、長時間の使用を控えましょう。

あくまでもシャンプーや移動などの「猫が苦手なことをするときの短時間での使用」に留めてください。

当然ながら洗濯ネットに入っている間はトイレに行けないため、できればおしっこやうんちを出した後に入れてあげることをおすすめします。

また、夏は洗濯ネット内に熱がこもり、脱水の原因になることもあります。

水分不足になっていないか気を配りながら、短時間で用事を終わらせるよう心がけてください。

興奮で体温が上がる場合もある

猫は洗濯ネットの中でリラックスすることもありますが、環境を突然変えられてしまうと興奮することも珍しくありません。

特に狭い洗濯ネット内で走り回ってしまうとすぐに体温が上がり、熱中症になる危険性もあります。

興奮してしまう場合は無理をさせず、一旦出して様子を見てあげましょう。

毛や髭を挟まないように注意する

短毛猫はもちろん、特に長毛猫の場合に気をつけたいのが毛や髭の巻きこみです。

チャックの開閉時に誤って挟んでしまうと、普段は温厚な猫でも痛みと驚きでパニック状態になります。

思わぬ怪我につながるだけではなく、洗濯ネットや飼い主さんへの不信感を抱かせる原因にもなるでしょう。

猫の髭はさまざまなセンサーの役割を担っているため、平衡感覚が崩れてしまうこともあります。

猫の爪が折れないように注意する

爪切りをするときに限らず、洗濯ネットに引っかかって爪が剥がれないように注意してあげましょう。

古い爪と一緒に新しい爪も剥がれてしまった場合は、血が出ることもあります。

出血を発見したら傷口を水で流し、清潔な布で優しく止血をして様子を見てください。

万が一出血が止まらない場合や歩くときに手足を引きずっている場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

まとめ

洗濯機の中で遊ぶ猫

今回は、猫を洗濯ネットに入れるメリットや注意点などをご紹介しました。

猫を洗濯ネットに入れる理由は、衛生面や健康面から猫をケアするためでもあります。

しかし猫にとっては「突然知らない所に入れられた!」とびっくりしてしまうこともあるでしょう。

ネットの中で落ち着いてくれる子は褒めてあげ、もし嫌がられても怒らずに見守ってあげましょう。

生活の中にネットを取り入れ、怖いものではないと教えてあげることが大切です。

METLOZAPP

39,218 views

フリーライター/ボーカリスト。元・ペットショップのお姉さん。 大手ペット販売会社にて、販売頭数・ペット保険取得数にて表彰経験有り。得意ジャンルは、ペット/恋...

プロフィール