愛犬と行く筑波山~我が家の三男坊柴犬ゴン太と登山~

こんにちはgonmamaです!
気持ちのよい秋空が広がり暑すぎず寒すぎず、人もわんこも過ごしやすい季節になってきました。そんな中、ゴン太と登山に出かけてきました。

ゴン太は、昨年の御岳山(東京都青梅市にある標高929mの山)に続き二度目の登山。山道や岩場が大好きなゴン太、今回も張り切ってグングン小走りに登ってきました♪

筑波山とは

筑波山は茨城県つくば市北端にある標高877mの山です。
西側の男体山(標高871m)と東側の女体山(標高877m)の二峰があり、日本百名山の中で最も標高が低く、比較的初心者でも登りやすい山として知られ、今回の登山でも小さな子供を連れた家族ずれやわんこ連れ、年配の方々の姿も多く見られました。
また、美しい山の姿から「西の富士、東の筑波」と対比され称され本格的な登山家にも人気の山のようです。

初心者向けとはいえ、やはり大自然相手の登山。子供たちやゴン太も一緒なので下調べは入念にしました。
筑波山には登山コースがいくつかあり、またロープウェイやケーブルカーを利用できるのでそれらを組み合わせ多様なコースが自分たちに合ったペースで楽しめまるようです。

筑波山の登山コース

まずは気軽に登山を楽しみたい!体力にはあまり自信がない。という人には乗り物を利用して山頂を目指すコースがあります。
大きく分けて「つつじヶ丘駅」から女体山を目指すコースと、「宮脇駅」から男体山を目指すコースです。

女体山を目指すには「つつじヶ丘駅」からロープウェイ(片道約6分)乗車→「女体山駅」へ。
男体山を目指すには「宮脇駅」からケーブルカー(片道約8分)→「筑波山頂駅」へ。

どちらも行きたい場合は男体山と女体山とが山頂連絡路を通って繋がっているので両方登頂することもできます。

今回はゴン太と女体山の山頂を目指すことにしました。
山道が大好きなゴン太のためにもすべて乗り物を利用ではなく、山道を登りつつ一部乗り物を利用するコースを探しました。
女体山を目指すには「白雲橋コース」と「迎場コース」、「おたつ石コース」があります。

今回の登山コースは「白雲橋コース」経由「迎場コース」

筑波山は初めてなので、無理なく登れそうな「白雲橋コース」経由「迎場コース」を選択しました。
迎場コースは筑波山神社を出発!まずは途中まで「白雲橋コース」のルートを徒歩で進みます。


■たーのしーい!どんどん進むワン!

石や木で整備された山道コースで時々急な登り場もありますがわんこには余裕なコースに思えました。
午前9時ちょうどに出発!神社から20分ほど歩くと、酒迎場分岐にたどりつきます。


■分岐点をしっかりチェックして進むワン!

この地点で「白雲橋コース」と「迎場コース」に分かれるため行先を間違えないよう確認をしっかりしましょう。
「女体山山頂」ではなく「つつじヶ丘駅」を目指します。
分岐を右手に進みロープウェイの出発駅「つつじヶ丘駅」方面へ。
約40分の登りルートは直接山頂を目指すコースでないため登山客も少なく、この日も数人の登山客としかすれ違いませんでした。岩場もほとんどなく、山道も整備され石の階段もあり、ゆったりと登ることが出来ました。
モミや杉、ヒノキなどたくさんの木々の中、森林浴をしながら季節によってはムラサキシキブなどの花やヒガラやヤマガラスといった野鳥の声も楽しめるようです。春夏にはウグイスやホトトギスの声も聞こえるとか。

筑波山には各所に写真のような屋根付きの休憩処が設置されています。
ゴン太もここで水を飲み、おやつを食べてひと休み。夏場には急な雷雨などもあるためここで雨宿りすることもあるようです。


■充電完了!頑張って山頂目指すワン!

休憩をしてますます元気に山を登るゴン太。先頭を張り切ってグングン先に進みます。

この日は少し雲がかかり、上に登るにつれ気温も下がり肌寒く感じました。山の天気は変わりやすいですし、上着・雨具は必ず持参したほうが良いと思います。
ちなみに「おたつ石コース」を進む場合はここからロープウェイを利用せず徒歩(片道約40分)かけて山頂を目指します。

分岐でわかれた「白雲橋コース」は出発地点の筑波山神社からすべてを徒歩でのルートになります(片道約110分)。筑波山の山道のなかでもかなりの高低差があり森の中を進むコースのため体力に自信がないと心配ですが、途中弁慶七戻などの巨岩や奇怪な岩石が現れたりと岩場を楽しめ、ロープウェイが見える場所もあるようなので次回はこのコースをゴン太と挑戦したいと思います!!

ほぼ予定通りの10時少し前に「つつじヶ丘駅」到着。次はいよいよロープウェイで山頂を目指します。

ロープウェイで女体山駅、そして山頂へ

 

つつじヶ丘にあるつつじヶ丘駅(標高542m)と女体山駅(標高840m)間、1,296mを約6分で結んでいます。
駅には「つつじヶ丘レストハウス」がありロープウェイ乗車前に休憩したり、お土産を見たりできます。また、関東平野を一望できるレストランでもあるので景色を楽しみながら食事を楽しむのも良いかもしれません。

ロープウェイは20分間隔で運行されているためあまり待たずに乗ることが出来ます。
料金は片道(大人)620円 (子供)310円 (ペット)200円・・・ペットは手回り品扱いになります。
帰りにケーブルカーを利用する場合はロープウェイ&ケーブルカーが一緒になった連絡片道券も販売されているのでそちらを利用するとお得です。
こちらの料金は連絡片道(大人)1200円 (子供)600円 (ペット)400円です。

ケーブルカー・ロープウェイについての詳細はこちらをご確認ください。
後半にペット連れについての注意書きがあります。

ケーブルカー・ロープウェイ詳細

ペットはケージに入れた状態での乗車になります。
駅にてペット専用のケージが無料で貸りられます。降りたら所定の位置へ返却しましょう。

また、以下のように筑波山側もペットについて注意をうながしています。

筑波山では山頂や登山道でペットをお連れになることへの規制はありませんが、他の山々では近年登山中に他のお客様のペットに驚いて崖に転落するケース(特に子供)も発生しているそうです。
ペットの同伴は、あくまでお客様の自己責任です。
周りの皆様の中には、動物が苦手な方もいらっしゃいますので、ご注意下さい。

はじめてのロープウェイとケージに慣れていないゴン太は終始固まっていましたが鳴いたり暴れたりせず、おとなしく乗車していました。
年間を通して関東平野を一望でき、眼下には霞ケ浦や太平洋、遠くには都心のビル群をはじめ東京スカイツリーや富士山もみることが出来るようです。この日は残念ながら曇っていて富士山は見ることが出来ませんでした。

ただ曇りとはいえ、標高500mの高さからの景色は最高で空中ゴンドラからの景色を楽しめました。
約6分で女体山駅に着きます。5分ほど歩いたところが山頂になります。いよいよ山頂到着!!

360度見渡せる景色は本当に最高でした。ゴン太も無事登頂!とても満足そうな顔していました。
ただ、山頂は足場が少なく高いところが苦手な人は少し怖く感じるかもしれません。また、大変狭くなっているので、ゆっくり食事や休憩などはできず、景色を眺め写真を撮ったら次の人と交代といった感じでした。

山頂でわんこのお友達と遭遇。二人とも景色を楽しんでいるかのような後ろ姿でした。


■良い眺めだワンね~。そうだワンね~。

景色と撮影を楽しみ、お友達ともわかれいよいよ下山。ケーブルカーのある「筑波山頂駅」目指しhます。
途中歩いて行くと「ガマ石」が見えてきます。ガマ石とはその名のとおりガマの姿に見える奇岩。この石の前で永井兵助がガマの油売り口上を考え出したと伝わっているようです。パワースポットにもなっていて、登山客は足を止め写真撮っていました。


■ガマ石 パワーいっぱいもらったワン!

ガマ石を通り15分ほどで駅に到着。
駅からさらに男体山(標高871m)を目指そうと思えば徒歩15分ほどで山頂に行けましたが気温がだいぶ低くなってきたので、次の楽しみに男体山はとっておこうと下山することにしました。

ケーブルカーで宮脇駅、そして下山

筑波山の中腹、宮脇駅(標高305m)と山頂の筑波山頂駅(標高800m)間 1,634mを約8分で結んでいます。
料金は片道(大人)580円 (子供)290円 (ペット)200円・・・ペットは手回り品扱いになります。
ケーブルカーもペットの注意事項はロープウェイと同様です。
ロープウェイの項目でも記載しましたが、ケーブルカー・ロープウェイについての詳細はこちらをご確認ください。

ケーブルカー・ロープウェイ詳細

無料レンタルケージがこの駅にもあるので利用しました。
山道をたくさん歩き疲れたというのと、二度目のケージということもありゴン太も帰りのケーブルカーはわりとリラックスして乗っていました。途中登りケーブルカーとすれ違ったりしながらあっという間に宮脇駅に到着!無事にゴールできました♪


■無事下山。ちょっぴり誇らしげな様子のゴン太

はじめての筑波山!ゴン太も登山としては二回目でしたが今回もとても軽快に楽しそうに山道を歩いていました。
登山コースやロープウェイ、ケーブルカーの案内もわかりやすく、口コミ通り初心者でも登山を楽しめる山だと実感しました。
次回は女体山山頂をすべて徒歩で行くコースや、男体山にも挑戦したいと思っています。

これからもいろいろな山を体験し、徐々に標高の高い山を目指しゴン太と挑戦していきたいです。
飼い主も体力作りがんばります。

次回はどんな山に登ろうかな。登山レポートお楽しみに!!

↓↓↓今回の筑波山登山で参考にしたサイトはこちら↓↓↓

筑波山ケーブルカー&ロープウェイ (筑波観光鉄道株式会社)