犬用ペットカートを使う理由。その用途は?必要性は?

みなさんはペットカートを利用していますか?

わが家は、ドッグランや旅行などに持って行き、必要に応じて利用しています。

時々「わっ、お犬様~(笑)」「赤ちゃんでもないのにー」と見ず知らずの人の声が耳に入ってきます。

でも、そんな言葉は気にしません。

「必要だから使っている!」のです!

ペットカートっているのかな?
どんな時に使うんだろう?

と思っている飼い主さんに、ペットカートを使う理由をご紹介したいと思います。

ペットカートにはどんなものがあるの?

ペットカートは、簡単に言えば、犬用のベビーカーです。

タイヤが付いたカート(バギー)で、わんこを乗せて飼い主さんが押して歩くというもの。

キャリー部分が着脱できる、折り畳んで収納できる、多頭飼いや大型犬向けのワイドタイプなどなど、さまざまな種類のペットカートが販売されています。

着脱式


ペットカートとしてはもちろん、キャリーを着脱することで、車に載せるドライブキャリーに早変わり。

また、徒歩で利用できるキャリーバッグ、キャリングカートとしても使える便利なペットカートです。

これ一台で色々な場面で重宝します。

折り畳み式


片手でも簡単に折り畳めるソフトタイプのペットカート。

レバーを握って手前に倒すだけでコンパクトに折り畳むことができます。

車に積んでも自宅でも置き場に困らず、使い勝手のいいペットカートです。

多頭飼いや大型犬向け


体重の重い大型犬や多頭飼いの犬におすすめのペットカートです。

ゆったりスペースでわんこに負担をかけず、大型の4輪タイヤで安定感も抜群

わんこの出入りに便利なスロープも付いています。

ハイスペックなペットカート


「エアバギー フォー ドッグ」シリーズはハイスペックで人気の高いペットカートです。

ブレーキ付き、振動の少ないエアタイヤ、路面からの熱を避け、飼い主さんの押しやすさを考えたフレームをはじめ機能性は抜群。

わんこに合わせた多彩なラインアップが揃い、デザイン性でも高評価です。

ロゴマークを見れば、すぐにわかると思いますよ。

ペットカートって、どんな時に使うの?

わが家もわんこを飼い始め、公園で見かけたのが最初でした。

正直、笑っていたのも事実です。

「要らないでしょ?値段も高いし、普段使う事なんてないよ」そんな感想でした。

ところがわんこと出かける機会が多くなってくるとその必要性が徐々に高まり、3か月後に購入していました。

わが家での使い道はというと…。

ドッグラン&公園散歩

休日にわんこと出かける時は必ず車に積んでいます。

長時間のお出かけには、わんこも人も何かと荷物が必要です。

ですので、わんこはルンルン歩かせ、ペットカートは荷物入れに。お弁当やわんこのマナーグッズなどを入れておくのに便利です。

子供が小さかった時はペットカートを押す係に任命。

喜んで押してくれました。(笑)

お昼時にはわんこをペットカートにイン。

飼い主がゆっくり食事をしたり、わんこの休憩に使っています。

地面に落ちている食べ物の拾い食い防止にも役立ちますよ。

またドッグカフェで食事をしたり、オフ会で多くのわんこと会う時にも近くにペットカートを置いておきます。

慣れない場所でもいつもの居場所を作ってあげることでわんこも落ち着くようです。

病院(通院)

わが家のかかりつけ医は徒歩圏内にありますが、具合が悪かったり、ぐったりしている時などに歩く負担はかけたくありません。

車でどうしても行けない時はペットカートの出番です。

一時期、内臓疾患でほぼ毎日通院しなければならなかった時は本当に助かりました。

キャリーバッグはかなりの重量で歩くのも一苦労。ペットカートは悪天候の時も屋根がついているのでわんこも濡れることなく通院できました。

また、病院はさまざまな病気のわんこやにゃんこがいっぱいです。

ペットカートに乗せて外で診察待ちをし、感染を防ぐためにも利用してよかったと思っています。

わんこOKのショッピング施設

最近は、ペット用のカートでのわんこ入店OKのショッピングセンターやホームセンターが結構あります。

わんこと出かけた時に車に置いていかなくても買い物ができるので、とてもありがたいです。

もちろんわんこOKとはいえ、わんこ専用の施設ではありません。アレルギーを持っている方も多くいらっしゃいます。

そこで役立つのがペットカートです。できるだけ他のお客さんに迷惑をかけないために、ファスナーなどでしっかりとカバーして買い物をしています。

災害準備

お出かけ以外の時は自宅で災害グッズを入れています。

いざという時、わんこをカートに入れてすぐに逃げ出せるようにという準備です。

人間用とわんこ用のグッズをリュックに入れてペットカートにセット。

ペットカートの隣には持ち運びできるゲージも用意

わが家ではこれ2つあれば何とかなるという準備だけはしています。

介護グッズ

おそらくそう遠くない将来、わが家のわんこも介護が必要な年齢になってきます。

出歩けなくなった時、寝たきりになった時、少しでも外の空気や風を感じることでわんこが癒されるのなら、ペットカートに乗せてゆっくりとお散歩できればと思っています。

ご近所でそんなわんこをお見かけします。

「ずっと走り回っていたので、外が好きみたい」と飼い主さん。

普段は寝たきりでほとんど動かない子も外へ出ると食事を摂るようになったり、首を持ち上げたりするそうです。

ペットカートの利用で気を付けたいことは?

周囲の興味本位の声は気にしなくても、ペットカートもマナーを守って使うことが大切です。

他の人に迷惑がかからないよう利用する場所に合わせて配慮しましょう。

交通機関への持ち込み

各鉄道会社やバス会社によって、サイズや重量が定められています。

以前はペットカートOKの交通機関もありましたが、現在は規定が変わり、基本的にNGです。

キャリーバックで一定のサイズまでとされています。

ご自身が利用する交通機関で利用できるかどうか必ずチェックしてください。

またタクシーも乗車できるかどうか確認したほうが良いですよ。

観光地や人混みでの利用

ペットカートは、やはり幅をとります。

足元で迷惑にならないようにと気を使ってペットカートで出かけると、かえって邪魔になったりすることもあります。

特に人気の観光地やお祭りなどの人混みの多いイベントでは利用をおすすめしません。

出かけるとしても、歩く場所を考慮する、時間をずらすなど、細かい配慮が必要になります。

飛び出し防止

わんこがカートから飛び出さないように十分気を付けてください。

また、重量オーバーや無理な乗せ方をするとかえって危険です。

場所によっては、しっかりとカバーをしたり、リードフックで固定したりと安全面にも気を付けてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

わが家の結論としてはペットカートは買って正解です! 

わんこも人も負担はかなり軽減します。

決してお安い買い物ではありませんが、一生ものとして考えれば、しっかりとしたスペックの高いペットカートを選ぶことをおすすめします。