我が家の白秋田犬のドッグフード事情。ドッグフードジプシーは悪いこと?

皆さんこんにちは。

白秋田犬ポンズ様と共に暮らして早5年経ちました。

5年の間に、パピー期→成犬期、あと数年後にはシニア期突入となります。

大型犬との暮らしは初めてなので、食事事情にはパピー期から悩みました。

今回は、私が大型犬の食事について悩み試したことや、おすすめのフードをご紹介します。


■夕焼け見ながらため息をついていました…

パピー用を与えるのはいつまで?

パピー用を与えるのはいつまででしょうか?

これといった決まりは特にないそうですが、うちの場合、体が成長しきるまではパピー用を与えていました。

パピー用はやはり成長時に必要な栄養が入っているので、必要ですよね。

カロリーも高いので、切り替え時を考えなくてはいつの間にか横に成長しちゃうかもしれません。

秋田犬ポンズ様の場合、1歳半くらいまでパピー用でした。

1歳半くらいで、体高が変わらなくなったので成犬用に徐々に変更しました。

海外のペットフードに、パピー期・成犬期などの年齢区分がないオールステージフードなるものがありますので、愛犬に合わせて検討してみてください。

フードは大袋で買った方が良い?

10Kgを開封してあっという間に食べきってしまうような多頭飼い、大型犬である場合は、大袋(8kg~)は断然お得ですよね。

1キロあたりのお値段で換算すると一目瞭然です。

大袋の場合、湿気の多い梅雨、夏場は少し考えた方が良いかもしれません。

湿気が原因で、ドッグフードにカビが出てきたりしてしまうこともあります。

現在、保存料を最低限にしていたり、使用していないメーカーも多いので気を付けましょう。

うちの場合どうしているかというと、大袋の方が割安なので大袋で購入します。

購入した後、チャック付きビニールにフードを入れるという小分け作業をし、冷蔵庫の野菜庫に保管します。

うちの野菜庫は、ポンズ様のドッグフードで埋め尽くされるという現象が買替時には発生してしまいます…。

ただ、この保管方法の場合、冷蔵庫から出して与える時に注意が必要です。

温度差によって結露が出たりするので、与える前日に冷蔵庫から出してチャックを開け、フードの冷気を外に出して常温にしておきましょう。

チャックを開けなかった場合、結露がたまって湿気てしまったり、カビてしまったりとフードの劣化を引き起こす原因となってしまいます。

フードを食べないから、トッピングしたほうが良い?

トッピングに関しては、個々の性格にもよりますよね。

うちの場合、以前、茹でた鶏のささみや胸肉などをトッピングしたら、以下のようなトッピング地獄に陥ったため、トッピングはあえてしていません。

① トッピングしないとフードを食べなくなる
② トッピングだけ食べてあとは食べない
③ トッピングに飽きると一切食べない
④ トッピングのネタがないとスーパーまで買いに走らねばならない
⑤ 丸々4日ほどトッピング待ちでたべなくなる

トッピングする時は、いつものドッグフードにサンプルのドッグフードをトッピングをすることにしています。

ずーっと同じ銘柄が良い?

ドッグフードは同じ銘柄、同じ味が良いのかなと思っていました。

ただ、いつの間にかひっそり内容がリニューアルされていたり、廃盤、輸入中止になったりとなかなか固定できなかったりします。

あれ?いつものフードなのに食べない!

逆に、いつもより食べる!

という場合はリニューアルされていたりするかもしれません。

うちの場合、粒が小さいとあまり噛まずに食べる傾向が強いので、中粒のフードが多いのですが、そうなると国産、国内メーカーは非常に限られてしまいます。

その為、海外のフードがメインになっているのですが、海外のフードは、在庫なしが続いたり、いつの間にか日本から撤退・・・ということがしょっちゅうです。

そうなると、なかなか同じ銘柄が続けられない状況になります。

ドッグフードは総合栄養食品

人の食べ物だとすると、シリアルみたいなかんじですよね。

皆さんは、毎日同じ味、同じ原材料を食べ続けられますか?

飽きちゃいますよね。

頻繁に変えると「食べなければ新しい味に変えてもらえる」という負のスパイラルに陥りそうですが、たまに変える程度であれば効果的かもしれません。

ドッグフードジプシーは悪いこと?

はい、私はドッグフードジプシーは悪いことだと思っていました。

ですが、よく考えてみたら、色々なフードを試して愛犬の好みを見つけられますし、在庫切れ、廃盤になった場合もすんなりと切り替えられるというメリットがある思います。

また、海外のメーカーですが、フードのローテーションを推奨しているところもあります。

ドッグフードの主成分(袋の後ろにある成分表)をなるべく固定せず、チキンメイン→魚メイン→チキンなどとフードの主成分を変えるのです。

袋単位で替えたり、期間で替えている方もいらっしゃいます。

うちの場合は大体1か月くらいで、フードを変えています。

また、同じメーカーのフードで主成分を変えてのローテーションを実行されている方もいます。

ですので、よくドッグフードジプシーが悩みと言う方がいらっしゃいますが、悪い事ではないと思います。

同じものを食べ過ぎると、愛犬も飽きしまいますし、色々試し、食べられるようになった方が良いと思います。

並行輸入のフードってどうなの?

残念なことに、日本は世界のペットフード業界中では後進国と言われています。

アメリカ、ヨーロッパなどはかなり厳しい安全基準設けられているようですが、日本の安全法は表示の義務や原材料について海外に比べ規制が緩いようです。

並行輸入フードは、在庫・入荷が不安定、また販売店にくるまでのルートが飛行機・船便、リコールが出たときのお知らせが入りずらいというデメリットがあります。

情報は自分で調べるという事が基本になります。

我が家は、今のところ並行輸入品のフードでトラブルは起きていません。

並行輸入は良くない的な考えもあるとは思いますが、信頼できるお店があれば私はドッグフードの選択肢に並行輸入の物も「あり」です。

開封しておかしかった場合、きちんと対応してくれるお店を選びましょう!

秋田犬ポンズ様のおすすめお食事


■わたしのオススメフードだポン!

ネイティブドッグ

こちら柴犬専門店で有名な京都ダイゴ犬舎さんオリジナルフードです。

アレルギー対応食、また成長過程にあったフードなど種類豊富です。

どちらかというと小粒です。

3kg袋ですので、フードを小分けして保管するほどでもありません。

3kg単位でまとめ買いもできます。

ハンターフード

国産メーカーのフードです。

穀類が主体となっているフードですが、噛み心地が良いのか食いつき抜群です。

粒は中粒で、小型犬はもしかしたら食べ辛いかもしれません。

うちの場合、ご飯としてではなくおやつとして持ち歩いて、お散歩時など、信号待ちした時等に与えています。

森乳 フィッシュ&ポテト

魚とポテトが主原料のフードです。

アレルギー対応フィッシュ&ポテトと、チキン入りのゴールドがあります。

粒は少し小さめの中粒、小型犬でも食べやすいと思います。

森乳とあり、国産?なんて思ってしまいがちですが、実はアメリカで製造されています。

アボダーム

毛艶、涙焼けのお悩みの方御用達アボダームです。

アダホームには「アボカドミール」が原料として使用されていますが、実はアボガドの成分にはNGな成分もあります。

ですが、こちらの商品ではその成分は除去されているので大丈夫ですよ。

ビーフ、魚、鶏など色々種類もあります。

粒は、小粒がメインですが中粒サイズも種類は限られますがあります。

正規品、並行輸入物とありますので購入時はよく見ましょう!

ナチュラルバランス

グレインフリー(穀類不使用)やグルテンフリー(小麦不使用)の製品が多く、アレルギー持ちの子にはシンプルな材料で与えやすいです。

メイン食材も鶏、魚、鹿、バイソンなど豊富で、フードローテーションしやすいラインとなっています。

粒は中粒タイプですが、平べったい粒なので小型犬でも食べやすいと思います。

正規品、並行輸入とあるので購入時にはどちらか確認しましょう。

並行輸入取扱いSHOP

トムキャット

正規品のフード、並行輸入のフードを取り扱っているお店です。

オリジナルのドッグフードもありますよ。

エビス問屋

並行輸入フードがメインのお店です。

店頭であまり見ないフードを扱っています。

秋田犬ポンズ様の場合


■アッ、レディのお食事中を写真に撮るなんて!!

ポンズ様の場合、チキン主体のフード、穀類主体のフードを3日以上食べると涙焼け、耳垢などが出てくる体質です。

パピー時代はラム主体のフードでお腹を下すことが数回ありました。

動物病院の先生曰く

「アレルギー検査に関しては、その日の体調次第でアレルゲン反応が出るのでそこまで正確ではないですよ、特に涙焼け、耳垢位であればその症状が出た時に食べていた成分が入っているフードを避ける、それで現段階は十分でしょう」

とのことでした。

フケが出る、まだ全身をかゆがる、脱毛等の症状の場合は検査もした方が良い。ただ、100%結果を信じて除去するだけでなく、普段から様子を見ることが大事でしょうとの話でした。

実際、現在はラム系フードも大丈夫ですし、人間のアレルギー同様、一つの物を体内に入れ続けないように、色々変え、たまにちょっと穀類系も与えたりします。

あまり神経質にならずに、ゆったりするのが飼い主的にもいいのでしょうね。

まとめ


■私、丁度いいナイスバディと褒められるポン!

中型犬以上のサイズを飼っていると体重にとらわれてしまいますが、体重の数字がすべてではありません。

体を触って、少しあばらや肋骨が確認できればきっとその子のベスト体重です。