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マルチーズがかかりやすい病気と、愛犬のマルチーズがかかった病気について!

皆さんの愛犬は健康ですか?

犬種によって、かかりやすい病気や寿命が異なります。

私は、マルチーズの愛犬と暮らしています。

愛犬は小さい頃は毎月何度も動物病院へ行っていました。

6歳の現在は、病院といえば、ワクチンや狂犬病、フィラリア・ノミ・ダニの予防くらいしか行くことはなく、リスクを抱えながらも元気に暮らしています。

今回は、マルチーズがかかりやすい病気と、マルチーズの愛犬がかかった病気について、ご紹介します!

マルチーズがかかりやすい病気について

マルチーズがかかりやすい病気には、目や耳の病気、関節の病気などがあります。

毎日スキンシップをすることで、病気を早期発見することができます。

大切な愛犬が、元気に長生きできるように、早めに見つけて、早めに治療したいですね!

では、病気について詳しくご紹介します。

流涙症(涙管閉塞)

涙は、目頭にある穴から涙管を通って、鼻の先の穴から出てきます。

流涙症は、この涙管が塞がってしまい、涙を排泄できず目から溢れ出てしまう状態です。

目の周りの毛が常に涙で濡れてしまい、細菌が繁殖して被毛が赤茶色に変色してします。

これが涙やけです。

涙やけは、皮膚炎を起こしてしまうこともあります。

愛犬も、流涙症で涙やけがあります。

病院で見て頂いたこともありますが、涙管を通す処置をしてもまたすぐに詰まってしまうので、様子を見るよう言われ、現在に至っています。

常に清潔に保ち、少しでも涙やけが目立たなく、皮膚炎を起こさないように心がけています!

外耳炎

外耳炎は垂れ耳の犬種に多い病気です。

耳の中に、細菌や真菌が繁殖して炎症を起こします。

また、ダニが寄生して起こすこともあり、アトピー性皮膚炎や異物などが原因となることもあります。

症状はかゆみや痛みで、犬が耳を掻いたり、頭を振ったりすることで、飼い主は気づくことができます。

外耳炎は慢性化する可能性もありますので、異変に気づいたらすぐに病院で診てもらうのがベストです!

愛犬も、我が家に来てすぐの頃、外耳炎を起こしました。

初めての通院が「外耳炎」でした。

病院で点耳薬を処方してもらい、治療していました。


■お耳の診察と治療してもらっているところです!まだ小さいのに、頑張ってくれていました。


■爪切り中の愛犬

上の写真は爪切りをしてもらっていることころですが、愛犬の被毛でお気づきになりますか?

点耳薬をさし、頭をぶんぶん降って、被毛に薬が飛び散り、べとべとになっています。

このべとべとが、シャンプーしてもなかなか取れなくて大変でした。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

パテラとは、膝蓋骨(膝のお皿)の病気です。

小型犬に多くみられます。

滑車から膝蓋骨が外れてしまった状態が、膝蓋骨脱臼です。

脱臼すると、膝が動かなくなり、痛みがでます。

しかしその足を振るような動作で、自分で整復してしまう犬もいます。

膝蓋骨脱臼はその程度によって軽症~重症まで4段階に分類されています。

愛犬もパテラがあり、グレード3~4と言われていて、手術適応なグレードです。

小さい頃は週に1度くらいのペースで脱臼を起こし、正常な歩行ができない状態になることがよくありました。

手術はせず、体重の管理や筋肉をつけることで、成長と共に脱臼を起こす頻度は激減しました。

それにプラスして、サプリを与えるようにしています。

小さいときから現在に至るまで、サプリを与え続けています。

そのおかげか、元気に走り回ることができますので、おばあちゃんになっても飲み続けることになると思います。

皮膚炎

マルチーズがかかりやすい病気というわけではありませんが、犬は皮膚がとても弱いです。

皮膚の厚さが人間の1/5くらいといわれています。

掻いたり、こすったり、舐めたりするだけで、皮膚炎を起こしてしまいます。

ある日、目が覚めたら愛犬の頭にすごいものができていて、びっくりしたことがありました。

目の上あたりですが、私は一夜にして癌ができたのかと思い、びっくりして病院へかけこみました。

診察してもらったところ、皮膚炎でかさぶたができている状態でした。

洗ったら塊が取れてほっとしましたが、皮膚が赤くなっていてとても痛そうでした。

そんな感じで、愛犬は「マルチーズがかかりやすい病気」をコンプリートしてしまいました。

愛犬の健康手帳

愛犬はペットショップからお迎えした子で、セールになっていた子でした。

当時まだ2か月半で、セールの子。

店員さんに理由を聞くと、

順番にセールをしていき、たまたま今、この子がセールになっているだけ。

との理由でした。

契約を決め、書類を交わし、健康手帳をいただきました。

小さいうちはみんなこのようになっていて、成長と共になくなっていく。

との説明でした。

初診の時点でパテラがあり、「成長と共になくなる。」ということはありませんでした。

現在は膝のお皿が外れて痛がることはありませんが、獣医師もトリマーさんもパテラに気づきます。

そして、「眼脂」と「鼻漏」。

愛犬はペットショップに来てからずっと風邪をひいていた子でした。

手帳を見ると、ペットショップに来て3日目から鼻風邪をひき、8日間風邪薬を飲んでも治らず、鼻汁に加え、咳も出て、さらにお薬を追加していたことがわかりました。

今の愛犬からは想像ができませんが、2週間も元気がない日が続いていました。

おそらく、ペットショップに来てすぐ風邪をひき、2週間も元気がない日が続き、早く売らないと死んでしまうリスクや、経費がかかることを考え、セールになったのではないかと思います。

私はマルチーズの女の子をお迎えしたいとずっと探していて、ある日突然、愛犬の情報が掲載されたので、ずっとバックヤードで過ごしていたのではないかと思います。

契約をしてから手帳を見せられましたが、この子と出会ってしまった以上、私はこの手帳を先に見てもお迎えしていたと思います。

まとめ

今回は、マルチーズがかかりやすい病気と、マルチーズの愛犬がかかった病気について、ご紹介しましたが、いかがでしたか?

愛犬は我が家に来てからも、風邪を引いたり皮膚炎を起こしたり、病院のお世話になることが本当に多かったですが、元気に楽しそうにしているのを見て、本当に我が家に来てくれてよかったと思っています。

どんな犬も病気にかかることはあると思いますが、早く気付いて早く治してあげて、1日でも長生きしてもらいたいですね!