上手にお留守番できる愛犬になってもらうための「アイテム」探し

かわいいわんことはずっーと一緒にいたい。でも子育てと同じでわんこのためには働くなくては!
平日フルタイムで働く私にとっては、切実な悩みです。
生まれて初めてのわんこにストレスなくお留守番をしてもらうために、わが家でトライした方法をご紹介します。

お留守番グッズを決める

お留守番はフルタイムの場合、8時間くらいになってしまいます。
長時間、家でポツンと過ごさせるのはやはり心配。
まずは、「これをあげたら、留守番だよー」とわかってもらるように、留守番用のアイテムを探しました。

ペットショップに行ったり、ネットで検索したり…。
数あるグッズの中でわが家で用意したのは「ガジー トレジャー」です。
安心の天然のゴム製の円盤型で、がま口のようにパックっと口が開き、その中にフードを入れておくというもの。

獣医師さんやトレーナーさんもおすすめで、歯垢除去・しつけ・ストレス解消などにも効果的らしいということで、
レッツトライ!

サイズはS、M、L、XLと4タイプ。
通常のタイプの他に、少し柔らかめのソフトタイプ、筒状のバトンなど、結構種類があって悩みましたが、
まずは普通タイプでいいかなということで、「ガジー トレジャー M」を購入。

がま口部分は結構堅く、手でぎゅーっと広げないとフードは入りません。
でもこれが時間をかけてフードを食べながら過ごすためにはいいようです。

どんな感じで使うが安全チェック


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不在中に使用するものなので、本当に大丈夫か、安全なのかをまずチェック。
試しにフードを入れて、渡してみました。
最初は若干首をかしげてクンクン。
でも大好きなフードの匂いがするので、鼻先でコロコロ転がし始めました。
転がすたびに、ちょっとずつフードが出てくるのでそれを食べる、また転がしては食べるを繰り返していくうちにしくみを学習したようで、
笑えるくらいスピーディーに転がし始めました。

ただ、転がすだけではフードはすべて出てきません。
音はするけど出てこない…。
さてどうするかと見ていると、口で加えてガジガジ(これがその名の由来?笑)。
咥える角度によって、がま口部分が開き、さらにフードが出てくるということを理解したようです。
さすがわが子、賢いなーとしみじみ。
フードが空になっても、噛み心地がいいのか、フードが名残惜しいのか、放っておくとずっとガジガジしています。

さて、気になる安全面はどうかとチェックしてみました。
やはり堅い素材なので破損しているところはなし。
また汚れてもすぐに洗えるのもよし。
わが家のお留守番グッズはこれに決定となりました。

ガジーをあげたらお留守番だよと教える

ガジーに慣れてきたら、「これはお留守番のスペシャルアイテムだよ」ということを関連付けるようにしました。
さすがにいきなり長時間では心配なので、休日を使って、まずは15分、次は1時間、さらに3時間と徐々にお留守番の時間を延ばすようにしていきました。
出かける支度をするとソワソワとついてきていたのですが、最後にガジーを用意するとチョコンと座って待つように。
飼い主はいなくなるけど、ガジーがある!と思うようになります。
『飼い主よりもフードが上』というのが若干複雑な心境ですが…。

もちろん、8時間ももつものではありません。
おそらくわが家の早食いわんこは出かけてからせいぜい15分くらいでフードは終わってしまっているようです。
でも、出がけにサッと渡して出ると、そちらに気を取られて飼い主が出かけたことすら気付かず、ワンワンと無駄吠えもしなくなりました。
食べ終わってから、「あれいない?」くらいになり、あとはガジガジしたり、寝たりと過ごしているようです。

ガジーをあげる時に気を付けていること

丈夫な素材とはいえ、やはり使用頻度が高いので壊れていきます。
特にがま口部分は両端が徐々に割れていき、すぐにフードが出てしまうようになります。
破損の度合いを見て、買い替えは必要です。
ちなみにわが家のわんこはかなり噛む力が強いようで、子犬やシニア犬向けの「ガジー パピートレジャー」は即壊れてしまいました(汗)。
わんこの口の大きさや噛む力に合わせたサイズや素材のものを買うようにしてくださいね。

また、コロコロと夢中で転がしていくので、周りに置いてあるものにも注意するようにしています。
場合によっては、ガジーが部屋の片隅やごみ箱の裏、ドアの後ろに入り込んでしまい、それを必死で取りたいという一心で他のものを壊してしまった…
ということが何度かありました。
ですので、転がす範囲を想定して、不要な障害物はできるだけ置かないようにしたほうがいいです。

特に気を付けたいのは、ホットカーペットや扇風機などの家電のコード。
感電するという恐ろしいことにもなりかねませんので、
必ず噛めないようなレイアウトにする、しっかりコードにカバーをするなど細心の注意を払いました。

まとめ

わが家では「ガジー=留守番」がすっかり定着しています。
少し残業しても悪さをすることなく待ってくれています。

あっ、もう一つ大事なことを忘れていました。
ガジーいっぱいフードを入れる時は、通常あげるご飯を減らしてくださいね。
1日のフード量からガジー分を使うというイメージです。そうしないと、太ってしまいますから。

他にも同じようなお留守番アイテムがありますので、色々と試してみてください。
きっとピッタリのアイテムが見つかるはずです。