ネザーランドドワーフを飼いたい人に伝えたい☆その魅力と特徴

ウサギ

じわじわと人気が広がっているウサギの中でも、特に人気なのがネザーランドドワーフ。

大人になってもそれほど大きくならないネザーランドドワーフは、一人暮らしの方でも飼いやすいウサギです。

今回は、そんなネザーランドドワーフの魅力と特徴を紹介していきます。

ネザーランドドワーフはこんなウサギ

名前にある「ネザーランド」はオランダ、「ドワーフ」は小人や小さいものという意味があります。

ネザーランドドワーフはその名前が示す通り、オランダ原産の小型のうさぎです。

ペットとして飼われているウサギの中で一番小さい種類で、大人になっても体長は約25センチ、体重は1Kg前後にしかなりません。

小さくてピンと立った耳にちょっと短い足、全体的にまんまるのフォルムがとってもキュートです。

ネザーランドドワーフっぽくないネザーランドドワーフもいる?

まれに耳が長め、体重が1.5Kg~と大きめというネザーランドドワーフの特徴が薄い個体もいます。

どうやら遺伝的な問題でネザーランドドワーフの規格から少しはみ出してしまう個体がいるようです。

我が家のネザーランドドワーフ、ちょこもちも一般的なネザーランドドワーフと比べると耳が長めです。

ネザーランドドワーフはあまり耳が長かったり、体が大きかったりするとラビットショーに出場することができないそうです。

しかしネザーランドドワーフであることは変わりありませんし、なによりペットとして飼う分には全く問題ありません。

どんな顔であれ耳であれ、ネザーランドドワーフっぽくなくたって我が子が一番かわいいものです。

ネザーランドドワーフの魅力/h2>

ウサギ初心者向き

短毛種であるネザーランドドワーフは、ウサギ初心者の方にぴったりです。

日常のブラッシングは必要ですが、長毛種よりはお手入れの手間は少ないのです。

とはいえ、短毛種でも換毛期になると「どこにこれだけの毛があったの…!?」と思う程、毛が抜けます。

長毛種を飼う前に一度短毛種を飼って、ブラッシングに慣れておくことをおすすめします。

また、きちんとしつけをすれば必要なことはしっかりと覚えてくれます。

個体差はありますが、根気よく向き合えば給水ボトルやトイレの使い方もマスターしてくれますよ。

あまり大きくならない

大人になってもあまり大きくならないことがネザーランドドワーフの魅力の1つです。

一人暮らしにありがちなワンルームの賃貸アパート・マンションでも問題なく飼うことができます。

ケージは幅60cm×奥行45cm×高さ55cmくらいの物を用意すれば十分です。

1日に1回程度は部屋の中に出し、軽く散歩と運動をする「部屋んぽ」をさせてあげれば外へ連れ出して散歩させる必要もありません。

体が小さいのでエサ代も控えめで済みます。

カラーが豊富

様々なカラーがあることもネザーランドドワーフの魅力です。

全身が1つのカラーのセルフグループから、1つの毛に3色以上のカラーが入っているアグーチグループまで、実に様々なカラーがあります。

色のグループ訳は、こちらのようになっています。

■セルフ(単色)グループ■
全身が同じ色のウサギを示すカラーです。ライラック、チョコレート、ブラック、ブルーなどの種類があります。

■タンパターングループ■
目の周りや鼻、あごのラインやお腹と全身の色が違うカラーです。首の後ろの模様がオレンジ色や茶色だと「オター」、白色だと「マーチン」と呼ばれます。チョコレートオター、ブラックオター、ブルーオター、セーブルマーチン、ブルーシルバーマーチン、ブラックシルバーマーチンなど種類が非常に豊富です。

■シェイテッドグループ■
鼻や耳、足先やしっぽの色が濃く、グラデーションのような色合いになっているカラーです。サイアミーズセーブル、セーブルポイント、サイアミーズスモークパール、トートイズジェルといった種類があります。

■アグーチグループ■
1本の毛の色が3色以上にわかれているカラーです。毛に息を吹きかけると根元から毛先まで、3つ以上のカラーにわかれたリング状の模様が見えます。チンチラ、オパール、チェスナット、リンクスといった種類があります。

■AOV(Any Other Variety・アザーエニーバラエティ)グループ■
セルフ、タン、シェイデッド、アグーチ以外のカラーを表すグループです。ネザーランドドワーフは非常にカラーが多いため、グループに属さないカラーもたくさんあります。フォーン(フォン)、オレンジ、ヒマラヤン、フロスティといった種類があります。

どんなカラーの子をお迎えするか、考えるだけでも楽しいですよね。

ちなみに我が家のちょこもちはセルフグループの「チョコレートオター」というカラーです。

人に慣れやすい

ネザーランドドワーフはやや神経質ですが非常に好奇心が旺盛で遊び好き、人に慣れやすいといわれています。

ただし人間と同じでウサギにも個体差があり、非常に神経質で繊細な性格の個体もいます。

我が家のちょこもちは非常に好奇心が旺盛であまえんぼうです。

遊んで欲しい時は鼻先で飼い主の体や手をツンツンとつついてきます。

なでて欲しい時は手のひらに頭をおしつけたり、ひたすらじーっと見つめたりしてきます。

遊んであげると喜んで体をひねりながら大きくジャンプしたり、手をぺろぺろなめてきたりします。

まとめ

ウサギの中ではとても飼いやすく、見た目にも楽しく人になれやすいのがネザーランドドワーフの特徴です。

ウサギを飼ってみたいと思っている方は、ぜひネザーランドドワーフについて調べてみてください。

動物を飼うことはとても楽しく、幸せなことです。

それと同時に大変な事も多く、思い通りにならないこともたくさんあります。

なにより思った以上にお金と時間がかかります。

それでもウサギとの暮らしは楽しく、とても幸せで暖かい毎日です。

小さくてあまえんぼうな、ネザーランドドワーフとの暮らしを考えてみてはいかがでしょうか。