愛犬がお茶を飲んだ!!犬はお茶を飲んでもいいの?

愛犬と暮らす毎日、我が家の愛犬トイプーは油断するとすぐに麦茶を飲もうとします。

気を付けてはいるものの、麦茶を狙ってすごい勢いでペロペロッ。

「犬ってお茶を飲んでも大丈夫なの??」

ということでお茶について色々調べました。

お茶にも色々ありますが、まず、麦茶は犬に与えても大丈夫な飲み物です。

また、麦茶が好きな犬は意外に多いということがわかりました。

他のご家庭のワンちゃんたちも、麦茶を飲んでいる子はいたのですね♪

あの香ばしい香りが好きなのかもしれません。

そこで今回は麦茶を犬に与えるメリットや、知っておきたい注意点と、麦茶以外のお茶で、犬に与えて良いもの悪いものなどを交えてご紹介していきます。

麦茶にはどんな成分が含まれているのでしょう?

冷蔵庫にいつも入っている麦茶にも、少しですがちゃんと栄養があるのをご存知ですか?

何気なく飲んでいる麦茶ですが、体に良いとされるミネラル成分が少量ですが含まれています。

それは犬にとっても効果があるとされています。

麦茶には、ナトリウム・カリウム・カルシウム・リン・亜鉛などのミネラル成分が含まれています。

ミネラルとは?

ミネラルにはたくさんの種類がありますが、それぞれの成分が体の中で様々な働きをします。

体の機能を助けたり、調整する働きをします。

ビタミン同様、欠かすことのできない栄養素なのです。

麦茶の良い効果とは

昔から夏場になると麦茶が特によく飲まれるのには、実は理由があります。

麦茶には利尿効果があり、夏の暑さで体内にこもった熱を、尿と一緒に排出する効果があるのです。

また、カロリーがほとんどなく、カフェインタンニンが入っていないのも麦茶の特徴です。

麦茶が体にもたらす良い効果
・体にこもった熱を外に出す
・胃粘膜を保護する
・抗酸化作用があることで、糖尿病やガンなどの生活習慣病の予防が期待できる
・アルキルピラジン(麦茶の香ばしい香りの素)という成分が、血液をサラサラにする効果がある
・メラニンの生成を抑え、シミを防ぐ効果がある(これは飼い主さん笑)

何気なく飲んでいる麦茶にはこんな効果があったのですね。

次に犬に与える時の注意点についてもご紹介していきます。

愛犬に麦茶を与える時に知っておきたいこと

カフェインやタンニンが入っていない麦茶は、人間の赤ちゃんに水分補給として与えても安全なお茶です。

もちろん犬が飲んでも大丈夫ですが、知っておきたい注意点などもきちんと理解しておきましょう。

麦茶は犬が飲んでも安心ということはわかりましたが、いつも、人のように水分補給を麦茶で、というのはやめて下さいね。

犬の水分補給は水が基本です。

愛犬に麦茶を与える時は、人が飲む麦茶を2倍から3倍くらいに薄めて下さい。

愛犬があまり水を飲みたがらない時や、熱中症対策として上手に活用するのがおすすめです。

たくさんの量を飲み過ぎると下痢をする可能性があるので気を付けて下さい。

麦茶は水の代わりではない!!ということを覚えておきましょう。

※麦茶にはミネラル成分が豊富に含まれます。腎臓病や尿結石になったことがある犬には与えないで下さい。

犬に与えて良いお茶とダメなお茶を知っておこう

カフェインを含むお茶は犬に与えてはいけません。

・緑茶
・紅茶
・ウーロン茶
・ほうじ茶

カフェイン中毒は命に関わることもあります。

小型犬の場合は影響が出やすいため、特に注意が必要です。

テーブルの上に置いてある緑茶などを、犬が飲んでしまうケースはよくあります。

誤ってカフェイン入りのお茶を飲んだ後、愛犬にいつもと違う様子がみられたら、早めに動物病院で診てもらって下さい。

少量を少し舐めた程度では、心配のないことが多いですが、カフェインに対して弱い犬もいるため、しっかり様子を見ておく必要があります。

また、使い終わった緑茶や紅茶のティーパックを犬が食べてしまうこともあります。

出がらしの茶葉にも、カフェインはたくさん含まれています。

絶対に置きっぱなしにしないように気を付けましょう。

カフェイン中毒

カフェイン中毒は主に次のような症状が現れます。

・落ち着きがなくウロウロする
・興奮する
・呼吸が早くなる
・よだれが多い
・震える ケイレンが起きる

などがあります。

※お茶以外にも、コーヒーやココア、コーラにもカフェインが含まれますので注意しましょう。

犬が飲んでも大丈夫なお茶

・そば茶
・たんぽぽ茶
・ゴーヤ茶
・はと麦茶

カフェインが入ってないお茶は、基本的に犬に与えても大丈夫です。

麦茶と同様、2倍から3倍に薄めるようにしましょう。

※多くの種類の麦茶が売られていますが、ミネラル成分がより多く含まれる麦茶があります。人にとってはミネラルの効果が期待できる良いものかもしれませんが、犬に与えるものとしては、ミネラル過多になるおそれがあり注意が必要です。

まとめ

今回は犬に与えるお茶についてのご紹介でした。

お茶についての知識があれば、愛犬にとって良い効果が期待できるものがあるのですね。

飲ませてはいけないもの、注意点などをふまえて上手に活用してみてはいかがでしょうか。