うさぎと仲良くなるための5つのコツ

犬や猫と違い感情がわかりにくいと思われがちな「うさぎ」。
くりくりとした目にキュッと結んだ口は無表情と言われればそうかも?
そんな一見クールなうさぎと距離を縮めるコツを5つほどご紹介したいと思います。
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実はうさぎは撫でられるのが大好き!
うさぎだってほかの動物と同じくらい撫でられるのが大好きです。
特におでこや背中からおしりにかけては撫でられるとうっとりとした表情を見せてくれる子もいるぐらい大好きな場所なのです。
ポイントはやさしく、ゆっくりと撫でること
人間だって、いきなり「わしゃわしゃ」と撫でられたらビックリしますよね。
臆病なうさぎは尚更です。
最初は急に触らず、リラックスしている時を狙いましょう。
鼻からおでこにかけて指でそっと撫でてあげます。
そこで嫌がる様子もなく、受け入れているようならば続けてあげてください。
背中からおしりにかけても気持ちいい部分なので手のひらでやさしく撫でてみるのもいいでしょう。
目を細めて気持ちよさそうにしていたり、奥歯を鳴らしているようならばうれしい様子。
ブルブル震えておびえているようならばすぐにやめてそっとしてあげましょう。
もっと撫でて!のサイン
飼い主さんの「なでなで」が気持ちいいと、もっと撫でて!と催促してくることがあります。
私が飼っているうさぎは撫でるのをやめると、おでこを手にぐいぐいと押し付けて続けて!と催促してきます。
あまりうっとりとした表情をしてくれないので嫌だったかな?と思いやめるとそうしてくるのでポーカーフェイスの上手なうさぎのようです。
また、撫でているうちに頭がぺたんと地面にくっついてきた場合も気持ちよさのあまりとろけている証拠。
そんな様子を見ると時間が過ぎるのも忘れて撫でていたくなっちゃいますね。
抱っこはほどほどに
うさぎを飼っていると、可愛さのあまり抱っこしてギュッとしてあげたい衝動に駆られます。
ですが、うさぎにとって抱っこされることは苦痛の時間なのかもしれません。
捕食される側の本能
もともとうさぎは野生では捕食される側の生き物です。
生まれて間もない子うさぎは大型の鳥の恰好の獲物。
抱っこの際に捕まえられることが恐怖に感じられるのです。
もちろん、抱っこが大好きなうさぎも中にはいます。
しかし苦手意識を持っているうさぎのほうが大多数ということを忘れないであげてくださいね。
抱っこは必要?
それでも抱っこは普段から慣れさせる必要があると言われています。
爪切りをする時、ブラッシングする時、動物病院に行くためにケージから出す時など、日常の様々な場面で抱っこが必要になってきます。
その時に少しでもうさぎの負担を減らすために、ちょっとずつ抱っこに慣れてもらう必要があります。
爪切りの時に暴れてケガをしてしまった、なんてことにならないためにも慣れてもらうことは大事なことです。
抱っこは必要なときだけ、最小限にとどめてあげてくださいね。
おやつをあげて仲良し度アップ
食べ物で釣る、と言えば聞こえが悪いですが、うさぎだってやっぱりおやつは大好き。
おやつをあげることだって立派なコミュニケーションの一環です。
量とタイミングを間違わなければ仲良しになるための有効な手段になりますよ。
うさぎのおやつってどんなもの?
ペットショップに行くとたくさんの種類のおやつが並んでいて、どれをあげていいか迷ってしまいます。
また、生の野菜や果物を与えるのもOKです。
あげるときは手渡しで。コミュニケーションを深められるのでオススメです。
抱っこやひざに乗ってもらうためにも
先述した抱っこの練習のごほうびにもおやつは有効です。
がんばったごほうびに最後にあげると、おやつをもらえることを学習し抱っこの練習がスムーズになります。
おやつをもらえることがわかってくると、おやつの袋の音だけで寄ってきてくれるようになりますよ!
もちろん、与えすぎは肥満や病気につながるのでほどほどにしましょうね。
名前を覚えてもらう
犬や猫に比べると時間は多少かかりますが、名前を覚えることができます。
名前を呼ぶと寄ってきてくれるようになると、とってもうれしいですよね!
覚えてもらうためには
名前を覚えてもらうためには、嬉しい時や褒めてあげる時に呼ぶといいと言われています。
「なでなで」している時に名前を呼んだり、名前を呼ばれて反応した時におやつをあげたりして「名前=うれしいこと」という認識を持ってもらいましょう。
最初はおやつ目当てで反応していても、ゆくゆくは名前を呼ばれてうれしそうにこっちにやってくる、なんてことも夢じゃありません。
叱るときは呼ばない
逆に、いたずらをしたりして叱るときに名前を呼んではいけません。
「○○ちゃん、ダメ!」と言った叱り方をしていると名前をいけないもの、ダメなものと思ってしまいます。
叱る際は短く「ダメ」や「コラ!」とはっきり伝えてあげてくださいね。
嫌がることはしない
これはすべての動物に言えることだと思います。
嫌なことをしてくるヤツとは仲良くしたくないものですもんね。
びっくりさせないで!
うさぎはとっても臆病な動物です。
大きな物音や声でビクっとしてしまいます。
人間にとっては些細な物音でも、耳が良いうさぎにとっては心臓を鷲掴みにされるような大きな音かもしれません。
また、うさぎの後ろから急に抱っこをすることも驚いてしまうので避けてあげましょう。
いつもおやつをくれたり撫でてくれる飼い主さんの手でも死角から突然触られるとドキッとしてしまうものです。
しつこいのはキライ!
なでられることが大好きなうさぎも、しつこくなでまわされるのはさすがにウンザリしてしまいます。
また、ケージから出して部屋をお散歩中も、今は走って遊びたいからそっとしておいて!という気分の時だってあります。
うさぎが今どんな様子か、嫌がっているそぶりはないかをちゃんと観察してみてくださいね。
まとめ
うさぎと仲良くなるのは一朝一夕でなしえることは難しいことです。
毎日のスキンシップで徐々に仲を深めて行き、飼い主さんとうさぎの素敵な関係を築いてくださいね!
仲良くなるには地道にコツコツと!がコツです!