共働き家族と暮らす愛犬の一日のタイムスケジュール ~わが家の場合~

犬を飼う決めた時、気になるのが愛犬との過ごし方です。

特に、共働きでお留守番をしてもらわなくてはならないという生活環境で、

果たして愛犬は幸せに暮らせるのか

うまく時間のやりくりができるのか

心配は尽きません。

わが家も長時間の留守番はマスト。

子供もいるので、どんな風に愛犬と暮らしていけるか、正直まったく想像がつきませんでした。

そこで今回は、共働きだけど、愛犬を迎えたいと思っている方に、わが家流タイムスケジュールをご紹介します。

最重要課題は愛犬の環境作り

フルタイムで働いていると、愛犬と一緒に過ごす時間は限られてきます。

むしろ、平日に限って言えば、留守番の時間のほうが長いという日もあるでしょう。

そこで大切なのが、愛犬が快適に長時間留守番できる環境作りです。

留守番は愛犬にとって、暇の何物でもありません。

基本、わが家の愛犬は寝て過ごしているようですが、パピーの頃は、エネルギーが有り余っていたせいか、色々な物を破壊しました。

そのたびに、試行錯誤して留守番環境を整えていったのを覚えています。

留守番時のケージ

慣れてきたらリビングにフリーな状態で留守番できる愛犬もいますが、最初のうちはケージを置くことをおすすめします。

犬はテリトリーを重視します。

守るべきエリアがわかっていれば、さほど不安定になることはありません。

「あなたがいる場所はここだよ」と分かってくればストレスなく過ごすことができるようになります。

また、不用意に置いた物を誤飲するという事故を防ぐことができます。

広さは、お昼寝ベッドとトイレと少し動けるスペースくらいが適度だと思います。

あまり広すぎるとかえって落ち着かないようです。

お留守番用のスペシャルおやつ&おもちゃ

愛犬にとって、留守番はまったく楽しくないものです。

構ってくれる人もいない、自由に好き勝手できない、飼い主さんが帰ってこないのではないかという不安もある…などなど。

とはいえ、留守番はしてもらわないと困るので、少しでも「留守番は楽しい♪」と思ってもらえるように、スペシャルアイテムを用意しましょう。

人がいる時は出さない「おやつ」や「おもちゃ」を準備して、留守番の時だけに与えるようにします。

食べたり、遊んだりして暇つぶしになるものがいいですね。

噛む力が強い愛犬は誤飲の心配もありますので、与えるものの強度には気を使ってあげてくださいね。

平日(仕事)のタイムスケジュール

では、実際わが家ではどうやって過ごしているか。平日の基本的なスケジュールをご紹介します。

6:00 トイレ&ごはん

まずは何はともあれごはんです。

その時に必ず行うのがトイレをさせること。

「トイレは?」と聞くと、ごはんを食べたい一心で、トイレにダッシュします(笑)。

この習慣づけは高齢になってお散歩が難しくなってきた時のための事前準備でもあります。

慣れてくれば、何もいわなくてもトイレをするようになります。

わが家の愛犬は興奮するとお漏らしする癖があって、朝の忙しい時にリビングにやらかしたりすることがあり、片付けに時間がとられるなんて時期があったので、それを避けるためでもあります。

7:30 お散歩

人の朝食を済ませたら、お散歩です。

よくしつけ本などには、人のごはんの後に愛犬のごはんを与えるようにと書いてありますが、わが家の愛犬は待てません(笑)。

落ち着きなく動きま回ってストーカーされるより、お腹を満たして寛いでもらったほうが助かるので、わが家のごはんは愛犬優先です。

出かける支度をすべて済ませたら散歩に出かけます。

散歩の時間は、時間の余裕度によってまちまちです。

スムーズに時間を使えた時は30分くらい、余裕がない時は15分くらいです(寝坊した日はごめんなさいですが…)。

ただし!

夏は別シフト!

夏のこの時間はすでに暑いので、1時間前倒しです。ですので、夏はとーーっても早起きです。

8:00 出勤

子供を学校に送りだしたら、出社の時間。お留守番用アイテムを用意します。

すでにわかっているので、ケージに入って尻尾をフリフリ。

ケージの周りに誤飲するようなものはないか、トイレシートは清潔かなどをチェックして、出社します。

ここでのポイントは天気予報です。

エアコンのON/OFFや電気を点けていくかなどを判断します。

また、わが家の愛犬は雷が超苦手なので、ゲリラ豪雨が来そうな時はカーテンを閉めてTVを小さい音量で点けておくなど、ひと工夫するようにしています。

17:00 子供帰宅

詳細は不明(笑)。それなりに遊んでくれているようです。

19:00 帰宅 トイレ&ごはん

朝ごはん同様、トイレを済ませた後にごはんをあげます。

私の帰宅は日によって異なりますが、ごはんの時間は一定にしています。

早く帰れた時は愛犬のごはんの前に、人のごはんの支度を済ませます。

遅くなりそうなときは、子供がごはんをあげています。

誰があげるかはその日によって臨機応変に。

20:00~21:00 お散歩

夜の散歩です。

朝はバタバタしてしまいますので、夜はしっかりと散歩するようにしています。

仕事の都合で散歩にでかける時間はバラつきがあります。

ごはんの前に行ってしまうこともありますし、夜遅くなることもあります。

ただ夜の散歩だけは、毎日欠かさず行っています。

22:00~23:00 遊ぶ

家事をこなしながらにはなりますが、できるだけ愛犬と遊ぶ時間を作ります。

唯一この時間だけが愛犬と向き合えるフリータイム。

おもちゃで遊んだり、話をしたり、今日も留守番ありがとうという気持ちも込めて、めいっぱい遊びます。

またスキンシップも兼ねて、体調チェック。

ブラッシングしたり、皮膚や足腰を確認したり、これも大事な時間です。

23:00 ごはん

通常、朝晩2回食という家庭が多いと思いますが、わが家の愛犬は3回食です。

消化器系が若干弱く、一度に食べると消化不良で吐き戻しをすることがあり、かかりつけ医に相談したところ、1回の量を減らして、回数を増やすようにしたほうがいいとアドバイスをもらいました。

それからは吐き戻しもなく、また空腹で胃酸を吐くこともなくなりました。

24:00 就寝

人が起きていようがいまいが、この時間からはガッツリと寝ています。

寝る前に遊ぶ時間を作ることで、満足して寝ているようです。

これで愛犬も落ち着いたので、やっと自分の時間です(笑)。

タイムスケジュールを組むときに気を付けていること

時間に追われ、なかなか愛犬との時間を作るのは大変です。

また、毎日同じように過ごすのも難しいですよね。

そこでわが家ではこれだけは守ろうというルールを作っています。

ごはんの時間は変えない

愛犬にも一日の生活のリズムがあります。

リズムが狂うと体調にも大きく影響してきます。

そこで、わが家ではリズムを維持するために、ごはんは必ず同じ時間にあげることにしています。

人の都合でごはんをあげる時間を不規則にすると、不安やストレスになるのではというのが持論です。

これもしつけ本では、真逆の理論もありますので、あくまでわが家流です。

時間があるからと過剰に構ったりしない

仕事が早く終わったからといって、過剰に愛犬を構うことはしません。

やはりこれも人と愛犬の暗黙のルールというか、リズムを維持するための方法だと思っています。

普段より余分に遊んだりすると、時間がない時にも遊んでアピールが激しくなり、愛犬にとっても理解できない状況になります。

最低でも1日1回は散歩に行く

家の中だけで過ごしていると刺激もなく、愛犬も気分が変わりません。

これは人と同じ。ですので、どんなに忙しくても、悪天候でも必ず毎日散歩に行きます。

外の空気を感じ、他の犬と触れ合い、他人にも慣れさせることためです。

また、お散歩でうんちの様子や、歩く姿を確認するのも健康管理をする上で大切なことだと思います。

まとめ

勤務時間や家族構成でタイムスケジュールはそれぞれ異なります。

ただ、リズムを崩さないことが大事だと思っています。

不規則な生活では、愛犬も不安がります。

ですので、どんな風に時間を作るか、家族みんなで話し合ってわが家流のルール作りをしてみてはいかがでしょうか。