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愛犬と川沿い散歩~我が家の三男坊柴犬ゴン太と東京都江戸川区「新川沿い」散歩~

こんにちはgonmamaです。

猛暑が続き、お散歩の時間帯やタイミング、お散歩コース選びも大変ですよね。

エアコンの聞いた室内は気持ちいいですが長時間居ると冷えたり、運動不足にもなってしまいます。

そんな時には川沿い散歩はいかがでしょうか。

日影がある川沿いコースであれば、アスファルト照りつけるふだんの住宅街などのお散歩コースより、水辺からの風が気持ち良く、少し涼しく感じる気がします。

ゴン太は室内でおトイレしないので暑くても、大雨でも一日二回のお散歩は欠かせません。

そんなゴン太と江戸川区にある新川の川沿いをよくお散歩しますので、ご紹介します。

新川は、中川と旧江戸川を結ぶ全長約3kmの人工河川です。

我が家から新川までは歩くと少し距離があるため、涼しい時は歩いていきますが暑い日には自転車で新川西門広場付近(中川から新川に分岐する地点)まで行き、そこから川沿い散歩をスタートします。

火の見やぐらと千本桜

土手沿いを進むとまず目に飛び込んでくるのが高さ15.5メートルの「火の見やぐら」です。

火の見やぐらとは、火災の早期発見、消防団の招集、町内への警鐘の発信などに使われていた見張台のことです。

新川は江戸時代 江戸の市にさまざまな物資を運ぶ水路として使われ、川沿いには商店が並び賑わっていたようです。

塩を運んでいたため「塩の道」とも呼ばれていたとか。

やがて鉄道や車などの移動手段ができ、水門で区切られたことで船の運航はなくなったようですが、使われなくなった現在では江戸情緒ある街並みを残すため整備され、千本桜プロジェクトのひとつとして火の見やぐらのモニュメントや立派な石垣が作られました。

新川両岸の遊歩道には20種、718本のたくさんの桜の木が植えられ、貴重な都市空間の水辺、人々の遊歩道として活用されています。

花見の新名所として平成27年4月にこの新川千本桜は完成したようです。

ちなみに火の見やぐらは内部を登ることができ、新川と沿岸の街並みを一望できます。

晴れた日には遠くに富士山もみることができます。

火のやぐらの入館料は無料。開放時間は土、日、祝日の午前10~午後3時(年末年始除く)です。

桜の開花時期には平日も開放しているようです。天候などによっても変更はあるのでご注意を。

そして残念ながらペットは火の見やぐらに入ることができません…。


■2018年の桜の季節の新川の様子。やぐらに桜、そして和犬の姿はなかなかの絵になります!

火の見やぐらのある新川西門広場では、土手に座って朝日を浴びたり、夕方には夕焼けを見ながら広場や土手でのんびりと過ごすのもおすすめです。

芝生もあるのでゴン太は楽しそうに土手の斜面をかけのぼり遊んでいました。

火の見やぐらのある新川西門広場からスタートし、川沿いを東へ向かいます。

川にはカルガモの親子の姿が見られ、散歩中の人々を和ませてくれます。

カニもいるので季節によっては子供たちがカニ釣する姿もみられます。

遊歩道ではマラソンをしたりウォーキングを楽しむ人や、愛犬と散歩中の人ともたくさんすれ違います。

今回は夏休み中だったのでお兄ちゃんたちと一緒に散歩ました。

※遊歩道は自転車も通るため前後気をつけながらお散歩しましょう。


■途中には公園があったりいくつか橋も架かり、のんびりとした雰囲気の中飽きずにお散歩できます。

新川には橋は全部で9橋。7つの人道橋と2つの広場橋があります。

人道橋とは歩行者が川、海、道路等を越えるために架けられた橋。

広場橋は広場からつながっている橋のことのようです。

それぞれ形状や雰囲気も違うのでそんな橋を観察し、楽しみながらの散歩もいいですね。

休憩処 新川さくら館

新川の中間地点付近には、「新川さくら館」があります。


■春に親友の白柴カーロくんとお散歩して休憩したときの様子。

愛犬もこうしてのんびりできます。日向ぼっこしながら気持ちよさそうに寝ていました。

新川さくら館は、新川の歴史を伝えるために建設されました。

休憩処や多目的ホール、集会室があります。多くの人に幅広く利用されており、季節ごとにイベントなども行われ地域の交流が図られています。

休憩処にはソフトクリームやドリンクなど軽食が販売され、人も愛犬もゆっくりできる場所です。(館内はペット同伴不可のため、愛犬との休憩は外のベンチゾーンのみ)

また、休憩処にはかわいい和雑貨(江戸川区の伝統工芸品)や、地元の小松菜を使用したお菓子などもあり、ちょっとしたお土産としてもおすすめです。

さくら館正面入り口には軒下にベンチがいくつかあり、暑い日でも日陰で快適に過ごせます。

ゴン太はさくら館を折り返し地点にしてお散歩を楽しむことが多いです。

スタート地点の新川西門広場から、ゆっくり歩いて10分くらいです。

涼しい時には新川東水門まで足を延ばします。

帰りは反対側の遊歩道を歩き、行きとは違った景色を眺めるのもおすすめです。

新川さくら館
入館料 無料
営業時間 9:00~21:30(入館は閉館の30分前まで)
お休み処は9:30~17:30(夏季6/1~9/30は18:00まで営業)
お休み処側公衆手洗所、駐車場は24時間利用可能
年末年始(12月28日~翌年1月4日)は休館
※施設保守等のため臨時で休館日を設ける場合があるようです。
公式HP http://www.sakurakan-edogawa.jp/index.html


■こちらがさくら館正面入り口です。軒があるので木陰ができ、涼しめます。

今回お散歩に行った日の夕方からは納涼祭りが行われ、盆踊りをしたり、ビール片手に屋台の軽食楽しむ人の姿が見られいつもよりたくさんの人で賑わっていました。

ゴン太は偶然柴犬のお友達と会え嬉しそうでした。

さくら館近くには金魚の提灯も飾られ、たくさんの人が写真を撮りながら夕方散歩を楽しんでいました。

外国の方もたくさんいましたよ。

この金魚提灯は、江戸時代末期の今からおよそ150年前、山口県柳井市の商人が青森の「ねぶた」をヒントに和紙の金魚を形どり、伝統織物の「柳井縞」の染料を用いて作ったのが始まりのようです。

この金魚提灯は8月いっぱい飾られている予定だそうです。

今年は猛暑が続き夕方でも蒸し暑い日が多いですが、水辺というだけで空気が澄み、涼しくのんびりとした気持ちになれました。

夏だけでなく新川は桜をはじめ、つつじなど季節ごとの花も楽しめる最高のお散歩コースです。

新緑から紅葉に変わる季節も楽しみです。

秋、冬の新川の様子も、また今度レポートしますね。お楽しみに!!


■太鼓の音にちょっぴり驚いたけど、お友達に会えてうれしかったワン!