愛犬の静電気対策。静電気のデメリットや静電気防止アイテムの紹介◎

白いポメラニアン

冬真っ只中。寒さも厳しくなってきました。

ほとんど室内で過ごす愛犬にとって、リビングの環境はとても大事です。

特に愛犬が直接触れる床は重要度No.1。

カーペットやラグは寒さ対策はもちろん、快適にお昼寝できるよう、冬ならではの配慮が必要です。

その中でも、特に気にしてほしいのが静電気です。人にも犬にもメリットなし。

そこで今回は、冬だから気を付けたい静電気対策についてご紹介します。

愛犬にとって静電気はデメリットだらけ

撫でられる犬

背中を撫でただけでパチッ!ときた経験はありませんか?

冬、愛犬にとって困るのが静電気です。

人はもちろんですが、被毛で覆われている愛犬は動くたびに帯電しています。

冬の寒さを防ぐため、エアコンやホットカーペットといった暖房器具と空気の乾燥が、愛犬を静電気まみれにしているといっても過言ではありません。

静電気のせいで、皮膚が痒いと感じて掻きむしったり、ほこりやダニなどのハウスダストを吸着し、それが原因で皮膚炎を起こすこともあります。

また、撫でた時に発生する“パチッ”が、飼い主さんから怒られた?と勘違いしてしまい、ストレスになることも…。

人と同じように愛犬にとっても静電気はデメリットだらけです。

そこで少しでも静電気を抑えるためにできることをしていきましょう。

カーペットやラグを綿製品に替える

冬はフカフカで暖かい素材がいいのでは?と思いがちですが、暖かさを追求した機能性重視のカーペットは化学繊維でできていることが多いです。

こういったカーペットは残念ながら静電気を発生しやすいといわれています。

やはり、ここは天然素材の綿製品の出番です。

綿は静電気が起きにくく、万が一かじったとしても丸飲みしない限りは安全です。

もちろん、ホットカーペットカバーとしても使用でき、手軽に丸洗いもできるので、衛生面もバッチリ。

クッション性が気になる場合は、厚みのあるキルトカーペットを選ぶといいですね。

老犬や足腰の負担軽減を考えるなら、いつも敷いているカーペットの上に、キルトラグを重ねて敷くだけで静電気を和らげることができます。

さらに合わせて、クッションやソファーカバーも綿素材にするとさらに効果が上がります。

おすすめのラグマット

グルーミングスプレーでブラッシング

毎日のブラッシングで静電気を抑制することができます。

静電気を防ぎ、被毛をケアしてくれるグルーミングスプレーを使用しましょう。

冬の乾燥で毛も絡みがち。無理にブラシを入れると、毛が切れたり、余計に絡まったり、皮膚を引っ張たりします。

グルーミングスプレーは静電気を防ぐだけでなく、被毛を整え、毛艶を良くしてくれます。

低刺激で香りの少ないものを選ぶようにしましょう。

安全性の高い天然成分配合のものをおすすめします。

天然オーガニックは保湿性に優れ、冬の乾燥から被毛を守ってくれます。

ハーブなどの強い香りは嗅覚の優れた愛犬にとって、かなり気になるもの。かえってストレスを感じることもあります。

犬種や被毛のタイプに合わせて、適したものを選んでください。

わが家でも何種類か試しましたが、お散歩後の汚れやほこりの付き具合、撫でた時の感触は大きく違います。

値段はなかなかですが、効果大ですので、ぜひ日々のケアに使ってみてください。

さらに静電気防止のブラシと合わせて使うと、さらにパチパチは軽減します。

おすすめのスプレー

静電気を防ぐ服やアクセサリーを身に着ける

最近は愛犬の服や首輪につけるアクセサリーに静電気を防止する効果を持つアイテムが販売されています。

効果については、環境などに左右されると思いますが、試してみる価値はありそうです。

おすすめのペットウエア

おすすめのペット用アクセサリー

生活環境で気を付けること

加湿器

犬も人も関係なく、静電気を防ぐには加湿することが基本です。

暖房や空気の乾燥が静電気の大きな原因。

加湿器を使うことがベストですが、濡れたバスタオルなどをリビングにぶら下げる、洗面器に水をはってテーブルに置くだけでも加湿効果があります。

愛犬の留守番中も同様です。

わが家では愛犬が留守番中に昼寝をする場所の周辺に小型の加湿器をセット。

おかげでパチパチすることはなくなりました。

さらに、愛犬のベッドにもタオルケットやキルトマットでカバーしています。

また、室温も大きく関係しています。寒いからとエアコンの温度をあげるより、加湿器を設置したほうが効果的です。

加湿器+サーキュレーターでずいぶんと違います。

これはわが家で実証炭済み。電気代も実はお得になるんですよ!

まとめ

いかがでしたか。季節の変化に合わせて、カーペットやラグ、室内の環境を変えていくことがとても大切です。

寒さと乾燥は冬の大敵。

やたらと痒がっているときは、乾燥による静電気かもしれません。

撫でてパチッとならないように、しっかりと愛犬を守ってくださいね。