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新入り猫を迎える時にチェックしておきたい先住猫との相性、仲良くなるためのステップや注意点

仲良しの猫

猫同士が寄り添って眠ったり、じゃれ合って遊んだりする姿は、ずっと見ていられる可愛さですよね♪

そんな姿を毎日見られたらいいな…もう1匹お迎えしようか…と考えたことのある猫の飼い主さんもいるでしょう。

そこで今回は、新入り猫を迎える時にチェックしておきたい先住猫との相性、仲良くなるためのステップや注意点をご紹介します。

猫同士の相性をチェックしよう

じゃれ合う猫

2匹目を迎えた時に、お互い威嚇し合ったりケンカになったりしてしまうと大変です。

人間と同じく猫にも相性があるので、お迎えする前に相性の良い組み合わせをチェックしておきましょう。

これはあくまでも一般的に言われていることで、全ての猫に当てはまる訳ではないので、参考として考えてくださいね。

先住猫の性格を知っておく

まず、先住猫がどんな性格がをよく知っておくことが大切です。

人見知りせず好奇心のある子は新入り猫と馴染みやすいようです。

臆病だったり気が強かったりする子は、他の猫との交流が難しいことも。

猫は生後2ヶ月頃までにたくさんの人や動物と触れ合っていると、コミュニケーションが上手になると言われています。

ですから、先住猫がどんな子猫時代を過ごしたかも考えると良いですね。

相性が良い組み合わせ

一般的に相性が良いと言われている組み合わせは、親子や兄弟といった血が繋がっている子同士です。

最初から2匹、あるいはそれ以上飼うことを考えている場合、一緒にお迎えすると良いですね。

血が繋がっていなくても、成猫と子猫の組み合わせは仲良くなることが多いです。

子猫は順応性が高いので、先住猫に早く慣れてくれます。先住猫の方も、特に母性の強いメス猫は子猫を可愛がってくれますよ。

オス猫はきちんと去勢されていれば、子猫に危害を加えることはないようです。ただ、子猫が苦手な子もいるので性格を見極めましょう。

成猫同士の場合は、オスとメスの組み合わせがおすすめです。オスが紳士的な子だったり、メスが穏やかな子だったりするとgood。

メス同士は性格によりますが、オスよりは縄張り意識が強くないので上手くいくことも。

縄張り意識が強いオス同士や、体力差のある高齢猫と子猫の組み合わせはあまりおすすめできません。

仲良くなるためのステップ

挨拶をする猫たち

新入りをお迎えした日にいきなり会わせるのはNGです!

猫のペースに合わせて、少しずつステップを踏んでいきましょう。

STEP1:まずは別々の部屋からスタート

新入り猫専用の部屋を作り、そこでごはんやトイレを済ませられるようにします。

顔は見えなくても、先住猫は新入りを気にしてドアの前にいるかもしれません。

お互いの匂いが付いている毛布などを交換して、匂いを覚えさせると良いですね。

3~4日は別々の部屋で過ごさせましょう。

STEP2:ケージ越しにご対面

新入り猫をケージに入れ、全身が見えないようケージを布で覆ってから先住猫と引き合わせます。

最初は短時間で、お互いの反応を見ながら少しずつ時間を延ばしましょう。

威嚇する場合もありますが、その後仲良くなることもあるので様子を見てください。

コロンと横になったり、鼻を付けて挨拶したり、手でチョイチョイしたりといった行動が見られたら良い傾向です♪

STEP3:ケージ越しで一緒にごはんやおやつタイム

人間同士も一緒にごはんを食べると仲良くなれますよね。

新入り猫をケージに入れた状態で、先住猫と一緒にごはんやおやつを与えましょう。

最初はお互いを気にしているかもしれませんが、慣れると意識せず食べられるようになります。

STEP4:様子を見ながら直接交流

お互いの存在に慣れてきたら、いよいよ直接交流させてみましょう。

ここで威嚇やケンカが起きる場合もあるので、猫たちから目を離さないことが大切です。

ケージ越しに会わせた時と同じく、徐々に交流の時間を延ばしてください。

もし激しくケンカするようなら、段ボールなどで引き離して別々の部屋に分けましょう。

各ステップにかける時間は猫の反応に合わせて、じっくり進めると良いですね。

次のステップに移っても上手くいかない時は、ためらわずにステップを下げてください。

どうしても仲良くなれない場合

慎重にステップを踏んでも、どうしても相性が悪くて仲良くなれない場合もあります。

その状態で無理に一緒に生活させようとすると、お互いストレスが溜まってしまいます。

胃腸のトラブルや毛づくろいのしすぎでハゲるなど、体に影響が出ることも。

ですから決して無理させず、別々の部屋で生活させましょう。

猫たちと接する時の注意点

撫でられる猫

新入り猫が来ると、ついそちらばかりかまってしまいがち。

でも気を付けないと、先住猫が寂しい思いをしてしまいます。

ごはんやおやつを与える時やなでる時など、意識して先住猫を優先するようにしましょう。

新入りが来ても飼い主が変わらず可愛がってくれる、遊んでくれると思ってもらうことが大切です。

まとめ

猫はもともと単独で暮らす生き物なので、先住猫と新入りの関係は飼い主が想像するよりドライかもしれません。

でもお互いが心地良い距離感で生活できていればベストですよね!

時間をかけて良い関係を築けるよう助けてあげてくださいね。