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愛犬に毛玉ができる原因と影響、毛玉ができやすい被毛のタイプや犬種とは

ブラッシング中の柴犬

犬種や毛質にもよりますが、愛犬はお手入れしないと毛玉ができてしまいます。

ただ絡まっているだけだから放っておいても良いかというと、そうではありません。

毛玉が原因で健康に悪影響を及ぼすこともあります。

今回は、毛玉ができる原因と影響、毛玉ができやすい被毛のタイプや犬種についてご紹介します。

毛玉って何?

毛玉はその名の通り、毛が絡まって玉状になった毛のことです。

内股や足先、お腹周りなどができやすいといわれています。

また、床に毛が擦るような長毛は、毛先などにできてしまうことがあります。

気付かずに放置しておくと、フェルト状になってしまい、もうお手上げ状態になってしまいます。

毛玉ができる原因は?

毛がこすれる

日常生活全般で言えることですね。

こればっかりは仕方ないです。

動いたら毛玉ができると思ってください(^^;

犬用服の影響

最近は、服を着せる飼い主さんも多くなっていますが、服と被毛の摩擦も毛玉ができる大きな原因のひとつです。

わが家もキャンプやドッグランでは、虫よけ・日焼けよけも兼ねて、必ず服を着せるようにしていますが、袖がある服は特に要注意です。

乾燥が不十分

シャンプーや雨上がりの散歩のあと、ドライヤーなどで乾かしますが、半乾きで放置すると毛玉ができます。

これは人間の毛と同じです。

ブラッシング不足

ブラッシングを怠ると、毛玉はどんどん増えていきます。

面倒だなぁと思っても、毎日のブラッシングは習慣づけてくださいね。

毛玉ができるとどうなるの?

毛がもつれてできただけだし…というわけにはいきません。

毛玉が原因で愛犬に健康被害をもたらすこともあります。

放置したせいで、場合によっては病院に行く羽目になることも…。

皮膚が引っ張られることで痛みやケガに繋がる

毛玉ができている箇所は、皮膚が引っ張られ、痛みを伴うことがあります。

また、場合によっては毛玉の引っかかりが元で、皮膚が裂ける事態になり兼ねません。

汚れがたまって不衛生になる

毛玉の周りは汚れがたまりやすく、通気性も悪くなるので蒸れてしまいます。

不衛生な状態で放置しておくと、雑菌などが繁殖し、皮膚炎を引き起こす要因となります。

舐めることで皮膚が荒れる

わが家の愛犬だけもしれませんが、足先に毛玉があると、やたらと舐める癖があります。

舐めればもちろん蒸れます。

そして、肉球のあたりがただれることも…。

もし、あなたの愛犬にも何かサインがあるようなら見逃さないようにしましょう。

毛玉ができやすい被毛のタイプや犬種は?

ワンコ達の後ろ姿

毛玉ができやすいかどうかは被毛の特徴によって異なります。

飼っている愛犬の被毛の種類は、ネットなどで検索すればすぐにわかると思いますので、その特徴などを調べておくと良いかもしれません。

ロングコート

長い被毛で、毛質は直毛やウェービーなどさまざまありますが、ロングコートの犬種はご注意ください。

ポメラニアン
ヨークシャーテリア
マルチーズ
ゴールデン・レトリーバー
アフガンハウンド
など

カーリーコート

全身が巻き毛になっているカーリーコトの犬種はご注意ください。

トイ・プードル
カーリー・コーテッド・レトリーバー
など

ワイヤーコート

針金のような硬い毛質の犬種も、毛玉ができやすい場合があります。

ミニチュア・シュナウザー
テリア
など

換毛期がない犬種

換毛期(季節によって毛が生え変わる)がない犬種もいますが、そういった愛犬はお手入れしないとすぐに毛玉ができるので注意しましょう。

まとめ

犬種や毛質によって、毛玉のでき方はそれぞれ違います。

自分の愛犬の毛質を知り、どのお手入れが合っているか、トリマーさんやわんこ仲間と情報交換してみましょう。

次回は、「愛犬の毛玉防止対策とおすすめのケアアイテム」をご紹介します!