うさぎの寿命や老化のサインと、長生きしてもらうための注意点☆

うさぎ(ロップイヤー)
ウサギ

最近ペットとしても人気が高く、とても愛らしいうさぎですが、その寿命を知っていますか?

天寿をまっとうさせてあげるために、飼い主にはどんなことができるのでしょうか?

今回は、「うさぎの寿命や老化のサイン、長生きしてもらうための注意点」をご紹介します。

デリケートなうさぎと長く楽しい時間を過ごすために知っておきたいうさぎの異変や、日ごろのお世話で心掛けたいポイントなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。

うさぎの寿命や老化サインって?

うさぎ

うさぎの寿命はどのくらいなのでしょうか?

また、高齢期のうさぎについて知っておきましょう。

平均寿命はどのくらい?種類によって違う?

うさぎの寿命は5~10年、平均7~8年と言われています。

きちんと世話をして、ストレスのない生活環境を用意してあげれば、10年を超えて生きるうさぎもいるようです。

種類によっての寿命の違いは、実はあまり顕著ではないのだとか。

種類による差よりも、個体差や環境による違いが大きいようです。

年をとるとどんな変化がみられるの?

5歳過ぎから老化のサインがあらわれてくるうさぎが多いようです。

以前より動き回らなくなった、毛にツヤがなくなった、足腰が弱くなったなどの変化が見られます。

私の知り合いのうさぎ(7歳)は、おとなしくなって、寝ていることが増えたそうです。

年をとったら気を付けたいことは?

老化によって見られる変化は、個体によってさまざま。

飼い主が早めに変化に気づくと、段差をなくしたり、シニア向けのフードに変えたりと、シニア対策をしてあげられるので、高齢期のうさぎも快適に過ごすことができるでしょう。

また、飼い主が老化の現状を受け入れことも重要。

今まで以上に健康管理を徹底する、愛情をたっぷりそそぐなど、高齢うさぎをしっかりサポートする態勢を整えましょう。

早く異変に気づいてあげよう!

うさぎ

うさぎはもともと捕食される動物なので、痛みや苦しみを隠すことが多いと言われています。

そのため、飼い主が異変に気付きにくいのです。

しかし、うさぎのちょっとした異変は命取りになることもあるので、日ごろからうさぎの様子をしっかりチェックしてあげましょう。

食欲不振

うさぎにとって食べられないことは生死に関わる緊急事態です!

うさぎは24時間えさを食べない状態に、体が対応できない動物なのです。

普段通りのえさを残すなど、食欲不振のサインが見られたら、迷わずすぐに病院に連れて行ってあげてください。

うんちの異変

水のような下痢や、普段より柔らかいべちゃっとした感じのうんち、血液が混じったようなうんちは要注意です。

また、おしり周りがうんちで汚れているときは、下痢をしている可能性があります。

食欲不振と同じように、生死に関わることがあるので、気づいたら早めに病院に連れていきましょう。

歩き方が変

うさぎにとって歩きにくいことは、非常に生きづらく、ストレスを感じます。

ストレスからさまざまな病気につながることもあるので、気をつけてみてあげましょう。

非常に繊細でもろいうさぎの骨は、ケージにぶつけたり、抱っこから飛び降りたりしたときに、骨が折れたり脱臼したりすることがあるので、要注意です。

普段から気を付けたいことは?

うさぎ

うさぎはストレスによって体調を崩すことが多い動物です。

長生きさせてあげるためには、ストレスフリーの快適な環境で生活できるよう心掛けてあげましょう。

食事量・うんちをチェック!

ストレスにより体調を崩した場合、もっともわかりやすいのは、食事量やうんちの変化です。

先ほども触れたように、食欲不振や下痢などのうんちの異変は、命に関わる重大なサイン。

異変に気づけるように、普段から食事量やうんちの状態をこまめにチェックしておきましょう。

温度・湿度に気を付ける!

うさぎは特に高温多湿が苦手とされています。

暑いと熱中症になったり、ストレスから食欲不振になったりすることも…。

特に夏は、遮熱カーテンやクーラー、涼感グッズなどを使い、涼しく快適に過ごさせてあげましょう。

逆に冬には比較的強いとされています。

しかし、年をとると寒がりになるうさぎもいるようなので、エアコンやシートヒーターなどを上手に使ってストレスのない環境を整えてあげてください。

まとめ

うさぎを元気に長生きさせてあげるには、日ごろからの健康チェックが大切です。

皮膚、毛、耳、目、歯、お腹、お尻など、毎日ひと通りチェックすることを、小さいうちから習慣づけておくと良いでしょう。

また、1~2カ月に1回は病院に連れていき、健康チェックをしてもらうことをおすすめします。

最期を迎えるときまで、愛情をたっぷり注いで、しっかりサポートしてあげましょう。