愛犬と沖縄旅行!飛行機の予約方法と搭乗するまでの流れを解説★

初めて犬を飛行機に乗せる時、「どうやって予約すればいいのだろう?」「犬の予約もネットで取れるかな?」「預ける時はどういう流れ?」など疑問でいっぱいではないでしょうか?
そこで、この記事では、愛犬と沖縄へ訪れる際の飛行機予約方法をご紹介します。
搭乗から受取まで流れも解説していますので、愛犬との旅の参考にしてみてください。
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犬を飛行機に乗せる時のルール
航空会社では、犬は貨物扱いになるため、残念ですが客室に連れて行けません。
ワンちゃんは飛行中、貨物ルームで空の旅を経験することになります。
大きなエンジン音や着陸時の衝撃が愛犬のストレスになるかもしれませんので注意しましょう。
飛行中は事故を防ぐため、ケージ内にご飯やおやつ、おもちゃを入れられませんが、汚れ防止や排泄のためにペットシーツを敷くのはオッケーです。
ちなみに、1ケージに入るワンちゃんは1匹だけと決められているため、2匹連れて行く場合はケージを2つ用意してください。
犬の預かりサービスのある航空会社
それではまず、犬を乗せられる沖縄発着便の航空会社からご紹介します。
・ANA
・JAL
・ソラシドエア
・スカイマーク
この4社は、各航空会社が定めた条件を満していれば、愛犬を預けられます。
スカイマークだけは大型犬の預かりをしていませんので、大きなワンちゃんを連れていく場合は他の航空会社を選びましょう。
どの航空会社もケージの無料貸し出しがあります。
各航空会社の予約方法と犬の料金
犬と飛行機の乗る時の予約方法はとっても簡単です。
航空会社によって細かいところに違いがありますので、4社それぞれの予約方法と料金を説明していきますね。
ANA
ANAでは、公式ウェブサイトかANA国内線予約センター(電話)で犬の予約ができます。
料金は1区間1ケージあたり6,000円です。
ペットの預け入れでは、「ペット連れのお客様に関する同意書」にサインする必要があります。
これは、飛行中ペットの健康状態に影響がでても航空会社に一切の責任を問わないというものです。
この同意書は、電話で予約した場合は預け入れる当日に記入します。
ネット予約の場合はウェブ上で同意事項を確認・手続きと支払いまで完了できるので便利です。
ANAの貸し出し用のケージのサイズは、小型犬用(S)からシェパードやレトリバーの入る特大(LL)サイズまで用意されています。
・小型用(S)幅40×奥行55×40(cm)
・中型用(M)幅46×奥行66×50(cm)
・大型用(L)幅55×奥行80×60(cm)
・特大用(LL)幅65×奥行95×70(cm)
特大用のケージに入るワンちゃんを連れていく場合は、スペースの問題から空き状況を早めに確認しておくようにしましょう。
ソラシドエア
ソラシドエアは、ネット上で予約ができませんので人の予約をした後、電話で犬も一緒に乗せたいと伝えてください。
もちろん、ケージの貸し出しも行っています。
ソラシドエアの沖縄行きは羽田を除いて、多くがANAと共同運行便です。
ANAの規定とほぼ同じですから、サービスもほとんど変わりません。
ソラシドエアのケージサイズを確認してみましょう。
・Sサイズ 40×55×40(cm)
・Mサイズ 50×70×55(cm)
・Lサイズ 55×80×60(cm)
・LLサイズ 65×95×70(cm)
ペット料金は1ケージ6,000円です。
犬の預かりに関する同意書の手続きと支払いは当日犬を預け入れる時行います。
私はよくソラシドに愛犬を乗せますが、犬の健康状態のチェックから受取までとても丁寧にケアしてくれてる印象です。
JAL
JALも人の航空券を予約した後、電話で犬の予約を取ります。
JALに直接問い合わせたところ、小型犬なら事前予約は必要なく、当日貨物として預け入れすればオッケーとのことでした。
ただし7kg以上、Lサイズのケージに入れる大型犬を乗せる場合は、空きスペースを確保する必要があり、予約必須です。
小型犬は予約が必要ないとはいえ、ケージの貸出を希望する場合、ケージの在庫が無ければ搭乗できなくなります。
在庫が無くなることはほとんど無いとはいえ、旅行直前にトラブルは避けたいので予約しておくと安心です。
同意書と手続きは当日搭乗カウンターで行いましょう。
ペット料金は1ケージ6,000円です。
JALのケージの大きさは下記の通りです。
・Sサイズ 幅43×高さ40×奥行54(cm)
・Mサイズ 幅51×高さ48×奥行69(cm)
・Lサイズ 幅55×高さ60×奥行81(cm)
・LLサイズ 幅63×高さ67×奥行90(cm)
スカイマーク
スカイマークはHP上で「犬を預けたい場合は当日カウンターへお越しください」と記載があります。
しかし、1便に乗せられるペットの数には限りがあるため、もし予約なしで連れて行って上限数に達していたら次の便に振り替えられて運ぶことになります。
やはり他の航空会社と同じく、事前に犬の予約を入れておきましょう。
スカイマークのケージサイズは下記の通りです。
・小31×47×25(cm)
・中42×53×40(cm)
・大51×69×48(cm)
ペットケージは、貸出・持ち込みに関わらず最大「51cm×69cm×48cm」までと決められています。
このサイズ以上の大型犬は預かってもらえませんので注意してください。
スカイマークのペット料金は一律5,000円です。
ケージと給水器を用意しておこう
飛行機に乗せる時にあるといいものはケージと給水器です。
ケージ(クレート)は頑丈で硬いものを準備
飛行機の乗せる場合のケージは、強度のあるものが必要です。
布製のキャリーや段ボールでは預け入れできませんので注意しましょう。
各航空会社では、ケージの貸し出しを無料で行っていますが持ち込みも可能です。
家で使い慣れたものを持ちこむ方が安心するワンちゃんも多いので、少し荷物は増えちゃいますが愛犬にとって快適な方を選んであげてください。
いつも使っているケージなら、ホテル内でもワンちゃんの安心するハウスとしても活躍しますよ。
ケージの大きさは、ワンちゃんが立ったり座ったり寝たりできる余裕のある大きさがベストです。
ペットケージを借りる場合、小型犬でも貨物室の埋まり具合で広めのMサイズに変更できることもあります。
希望する場合は当日、登場手続きの時に聞いてみてくださいね。
給水器はケージに取り付けるタイプのものを準備
給水器は夏場の水分補給に必要です。
機内に預けるケージ内にお皿は入れられませんのでケージに取り付けるタイプの給水器を利用しましょう。
ペットショップで1,000円前後で購入できます。
普段お皿からお水を飲むワンちゃんは、旅の前に給水器に慣れさせてfおくと安心です。
夏場だけ給水器の貸し出しを行う航空会社もありますが、使い慣れたものを用意しておくのも犬のストレスを軽減するポイントになります。
犬の搭乗手続きから受け取りまでの手順
それでは実際に犬を預けて、受け取るまでの流れをチェックしてみましょう。
出発当日は、同意書のサインや支払いなど犬を預ける手続きで通常より時間がかかります。
特に年末年始や大型連休前後はカウンターがかなり混み合うため、いつもより早めに空港に行くように時間を調整してくださいね。
①搭乗手続き前に軽くお散歩して、排泄を済ませておく
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②チェックインカウンターで同意書のサインと料金の支払い
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③愛犬をケージに入れて預ける(ここでしばしのお別れです。愛犬は飛行機に乗る直前15分~20分まで空調の効いた部屋で待機します)
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④飛行機出発ー那覇空港到着
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⑤愛犬は手荷物受取所あたりに航空会社のスタッフと一緒に待っています。ベルトコンベアーで流れてくる訳ではありませんので安心してください。ここでようやく感動の再会です。
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⑥いざ!沖縄観光へ!愛犬をケージから出してお散歩を楽しんでくださいね。
当日は慣れない飛行機と移動で体調を崩しやすくなっています。
あまりたくさんの予定を入れず、愛犬休ませてあげましょう。
まとめ
愛犬を飛行機に乗せる手順はつかめましたか?
最初は戸惑うこともありますが、予約も搭乗手続きも意外と簡単です。
航空会社の規定では貨物扱いとはいえ、大切な家族ですからスタッフの方も慎重に取り扱ってくれます。
飛行機をクリアすれば楽しい沖縄旅行が待っていますので、ぜひ愛犬共々体調を整え、チャレンジしてみてください。