ドラゴンのようでカッコいい!!アカメカブトトカゲの飼育方法と基本情報

アカメカブトトカゲ
爬虫類/両生類の飼い方

ドラゴンのようでカッコいいアカメカブトトカゲ(Tribolonotus gracilis)、爬虫類飼育者の間では憧れの存在です。

ネット上では飼育は難しい、突然死するなどの話をよく聞く「アカメカブトトカゲ」、今回は基本情報についてお伝えします♪

歴史

アカメカブトトカゲは、ニューギニア島の固有種です。

1909年にオランダの生物学者Petronella johanna Nelly de Rooijによって発見されました。

日本では数十年前から飼育されていますが繁殖はやや難しく、インドネシアからのWD個体(※)の輸入が最も多いです。

※WD個体とは野外で採集された個体のことをいいます。CB個体とは飼育下で繁殖された個体のことをいいます。他にも現地のファームで繁殖されたFH個体なども存在します。

大きさ

大きさは雌雄であまり変わりはなく全長20cm前後とレオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)より少し小さいくらいの大きさです。

体色

全身は黒色で目の周りは朱色、腹部はやや白いです。

体の特徴

全身はゴツゴツとトゲトゲの鱗を持っています。トゲトゲの鱗といっても皮膚に刺さったり痛みを感じるほど、尖ってはいないので安心してください!

寿命

日本では沢山飼育されているわけではないので、あまり詳しいことは分かっていませんが、10年前後と言われています。

飼育方法

アカメカブトトカゲの飼育環境

温度

私は24度~30度前後のエアコン管理がおすすめです。

他にも沢山の生き物を飼育している方は、エアコン管理の方が温度も安定して、電気代も安くなります。

エアコン管理が難しい方は、冬は暖突やパネルヒーターを使っての保温でも良いかもしれません。

湿度

アカメカブトトカゲは野性下ではとても湿度の高い落ち葉や倒木の中に生息しています。

その為湿度は50%以上の環境が望ましいです。

ウェットシェルターは必須です。

性格

とてもおとなしく、臆病な性格の為シェルター等の隠れ家を置いてあげると、隠れている姿をよく見かけることができます。

そのためなかなか姿を見せてくれない個体もいます。

餌は生き餌しか食べません。

我が家のアカメカブトトカゲの餌の頻度は1週間に3回程度、1回あたりヨーロッパイエコオロギLサイズ5匹を与えています。

他にもアカメカブトトカゲが食べることのできる餌はデュビアやレッドローチ、ジャイアントミルワーム、フタホシコオロギ等色々食べます。

飼育用品

水槽


■テトラ グラスアクアリウムGA−60T(60×30×40)60cm水槽

ペアで飼育する場合は最低でも横60cmは必要です。

プラケースでも水槽でも飼育は可能です。

シェルター


■スドー ウェットシェルター M

保湿もできるので、ウェットシェルターのMサイズがおすすめです。

ライト

基本的には負の光走性(※)を持つので、紫外線ライトなどはいりません。

観賞用のライトをつけても良いと思いますが、強すぎるとストレスになってしまうかもしれません。

※負の走光性とはダンゴムシやワラジムシのように光から逃げる性質のことです。正の走光性とは街灯に群がる虫のように光にあつまる性質です。

水苔


■水苔 ペルー産 500g 圧縮タイプ

良く水苔に浸かって脱皮の補助に浸かっているのを見かけますので、個人的には絶対に入れたほうが良いと思います。

床材


■ジュン (JUN) プラチナソイル ノーマル ブラック 8リットル

爬虫類用のパームマット等、ある程度湿度を作れるものでも良いですが、私のおすすめはアクアリウム用の吸着系ソイルです。

安いですし、フンの処理も簡単で、多湿環境を作ることができアンモニア等の吸着効果も見込めます。

粒が小さすぎるものは誤食のおそれがあるためある程度大きめのサイズを選びましょう。

水入れ


■GEX エキゾテラ ウォーターディッシュ XL

アカメカブトトカゲは良く水に浸かっているので水入れは必須です。

水入れは、ちゃんと水に浸かれるように水を5cm位張れるものを用意しましょう。

定期的に霧吹きもしてあげましょう。

気をつけたい病気

アカメカブトトカゲ

皮膚病

アカメカブトトカゲは細菌性の皮膚病になりやすく傷口やスレなどから白いカビの様なものが生えてきたり、皮膚がピンク色になってしまったりします。

皮膚病の原因となる傷口を作ってしまわないように、過度なレイアウトはやめましょう。

拒食症

爬虫類は環境の変化などで拒食になりやすいので注意です。

アカメカブトトカゲはあまり人前で餌を食べないので、ちゃんと餌が減っているか確認してみましょう。

拒食症になってしまった場合は色々な種類の餌を与えてみましょう。

あまりおすすめはできませんが、アカメカブトトカゲは強制給餌が可能なので、何週間も餌を食べないようなら口をやさしく開けて餌をいれてあげてみましょう。

くる病

カルシウム不足やビタミンD3の不足で起きる病気です。

治りませんので、餌を与える際、2回に1回はカルシウム剤とビタミン剤を餌にふりかけて(ダスティング)、くる病にならないようにしましょう。

購入時のポイント

アカメカブトトカゲ

WD個体が安く多く流通しているので、購入の際はWDかCBか聞くようにしましょう。

CBの場合はどの様な環境で飼育しているのかを聞きそれに準じて飼育セットを組んであげましょう。

WD個体の場合は何歳か分からないためすぐに寿命が来てしまう可能性があります。そのため、ヤング位の個体を買うのが安全です。

傷口や皮膚が変色していなく、指のしっかり有る個体を選びましょう。

販売価格は一般的なペットショップの場合は15,000円前後で販売されています。

爬虫類即売イベントでは10,000円前後で購入できます。

※アカメカブトトカゲはWD個体の流通が多く値段が大きく変動する場合があります。

まとめ

今回はドラゴンのようでカッコいいアカメカブトトカゲの飼育方法等を簡単にご紹介しました。

アカメカブトトカゲは爬虫類の中では飼育が難しい部類に入ります。生き餌しか食べないため初心者の方は慎重にお迎えをご検討ください。

生き餌のストックができるようになってからお迎えするのも良いかもしれません。

シジミ

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生き物大好きな学生ライターです。 飼育している生き物の数は多すぎて書ききれませんが、動植物合わせて300種前後飼育しています。 色々な生きのもの魅力や飼育方...

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