アカメカブトトカゲにはどんな餌を与えたら良い?おすすめの餌や給餌法!

アカメカブトトカゲ
爬虫類/両生類

あまり飼育者の前で餌を食べてくれないアカメカブトトカゲ(Tribolonotus gracilis)。

拒食なのでは?と心配になってしまう人もいるかもしれません。

また、どんな餌なら食いつきが良いのか、栄養バランスが良いのか、迷ってしまうこともありますよね。

今回は、アカメカブトトカゲにおすすめの餌やメリットデメリット、給餌法についてご紹介します。

※注意※
当記事は、コオロギやゴキブリなどの昆虫の画像が出てきます。
苦手な方は閲覧を中止してください…!

コオロギ類

ヨーロッパイエコオロギ(Acheta domesticus)

ヨーロッパイエコオロギは、生き餌の中で一般的に普及されている餌の一種です。

そのため入手はとてもしやすいです。通称、イエコと呼ばれています。


■ヨーロッパイエコオロギ(Mサイズ)100匹セット

【メリット】
栄養価、嗜好性がともに高く様々な爬虫類が食べます。

【デメリット】
イエコ自体が、水切れ(生体に必要な飲み水が切れてしまうこと)や蒸れ、イエコの死骸やし尿から発生するアンモニア等が原因で簡単に死んでしまうため、管理が難しく、爬虫類飼育者は爬虫類をメインで飼っているのか、コオロギをメインで飼っているのか分からなくなってしまいがちです。また、成虫は鳴き声がとてもうるさく、隣の部屋に置いてあっても聞こえてくるため神経質な人は寝られなくなるかもしれません。

フタホシコオロギ(Gryllus bimaculatus)

フタホシコオロギはイエコより大きいためコオロギの個体差があると思いますが、与える量はイエコより少ない量で済みます。

通称、フタホシと呼ばれています。


■フタホシコオロギ(Mサイズ)100匹セット

【メリット】
イエコよりも肉食性の傾向がやや高いため栄養価はイエコよりも高いと言われています。

【デメリット】
イエコよりも水切れに弱く、肉食性の傾向が強いためフタホシ同士の共食いや爬虫類に噛みつく恐れがあります。噛みつかれた場合はそこから病気が発生する場合があります。

ローチ類

レッドローチ(Shelfordella lateralis)

レッドローチのオスは成虫になると羽が生えてきて、飛ぶことはありませんが滑空することはあるので管理の際は気を付けてください。

管理方法はイエコと同様の環境で飼育できます。

繁殖の際は卵鞘を回収して別管理すると孵化率が上がります。


■(生餌)レッドローチ Mサイズ

【メリット】
レッドローチは飼育繁殖共に簡単です。水切れや蒸れ、死骸やし尿から発生するアンモニア等が原因で簡単に死ぬことはありません。私が飼育した時は、数ヶ月間餌や水を与えていなくても生きていたことがあります。

【デメリット】
見た目がまんまゴキブリなうえ、動きがとても速く虫やゴキブリが苦手な人はあまり向いてないかもしれません。また、少し臭いが強いです。汚れや傷のある壁は登れてしまうので脱走に注意が必要です。

デュビア(Blaptica dubia)

デュビアは卵生ではなく卵胎生の為繁殖がとても簡単です。

成虫で雌雄がそろっていれば勝手に増えます。


■デュビアM 100匹25~35mm (ガットローディング済)

【メリット】
デュビアもレッドローチと同様で相当丈夫です。コオロギやレッドローチと比べて大きくなるので中型の爬虫類の餌としても向いています。

【デメリット】
レッドローチほどゴキブリっぽさはありません。しかし、成虫のオスは飛べないとはいえ羽が生えてゴキブリらしさが増してきます。

ワーム類

ミルワーム(Tenebrio molitor)

ミルワームは小さいのでアカメカブトトカゲの成体の餌にはあまり向きませんが、アカメカブトトカゲの幼体や小型の爬虫類の餌に向いています。


■カワイ ミールワーム500

【メリット】
飼育繁殖ともにとても簡単です。

【デメリット】
コオロギやローチよりも栄養価のバランスが悪くミルワームの単食はおすすめできません。

ジャイアントミルワーム(Zophobas morio)

コオロギには劣りますが、食いつきがとても良いです。


■生餌 生体 ジャイアント ミルワーム (ジャイミル) 100匹

【メリット】
ミルワームほどではありませんが、飼育はとても簡単です。餌のバリエーションや予備の餌のためにストックしておくのも良いでしょう。

【デメリット】
地中に潜ってしまうので床材を浅くしたりエサ皿を使うなどして対策しましょう。床材が合わなかったり、蒸れたりしてしまうと死んでしまうことがあります。私の場合、昆虫マットや米類を床材に使用するとあまり死ぬことはありませんでした。

添加剤

カルシウムパウダー


■カルシウム40g

カルシウム不足によるくる病になってしまう恐れがあるので必ず与えましょう!!

ビタミン剤


■ジェックス マルチビタミン 30g

人間も含めた多くの生き物は太陽光に含まれる紫外線を浴びることによってビタミンD3を合成するのですが、飼育下では適度な日光に当てることが難しいのでサプリメントとしてビタミン剤を与えます。

アカメカブトトカゲはビタミン剤が必須ですが、与えすぎは注意です。与えすぎると逆に病気になってしまうことがあります。

私はGEXのビタミン剤を使用していますが、カルシウム剤は毎回使用、ビタミン剤は2~3回に1回の割合で使用しています。

また、日光や紫外線ライトに当てればビタミン剤を使用しなくて良いということではありませんのでご注意ください。

複合剤(カルシウム+ビタミン)


■GEX EXOTERRA カルシウム+ビタミンD3

カルシウムとビタミンを同時に摂取できる便利なサプリメントですが、ビタミンを過剰に与えるのは良くないため、使用量には気を付けてください。

餌を与える時の工夫

ガットローディング

ガットローディングとは餌に与える餌を栄養価の高い物を与えることによって、間接的に飼育している生体に栄養価の高い餌を与える方法です。

餌をキープする際は、できるだけ心がけましょう。

コオロギやローチをガットローリングする際は、コオロギやローチに与える餌を通常より高たんぱくなものや、カブクワ(カブト虫・クワガタ虫)用のプロテインゼリーなどの高栄養なものを与えると良いと思います。

ミルワームやジャイアントミルワームの場合は、米とパン粉を基本にした用土に週2回、爬虫類に餌を与える数日前に乾燥コオロギやカブクワ用のプロテインゼリーを与えています。

ダスティング

カルシウムパウダーやビタミン剤を餌にまぶしてから与えることを言います。

与える際は、まれに粉が付いていると嫌がって吐き出す個体もいますが、何回か与えているうちに慣れてくることが多いです。

どうしても嫌がるようならば、様子を見て少しずつ与えてみてください。

まとめ

今回はアカメカブトトカゲの餌についてご紹介しました。

すべての生き物飼育に言えるのですが、餌を単色で与えると栄養価が偏ってしまうので、餌にバリデーションをもたせてあげましょう。

ちなみに、人工飼料も色々な商品を試してみましたが、我が家のアカメカブトトカゲは食べませんでした。

人工飼料は手軽に手が入り保存もしやすいですが、食べる個体は稀かも知れませんね。

 

シジミ

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生き物大好きな学生ライターです。 飼育している生き物の数は多すぎて書ききれませんが、動植物合わせて300種前後飼育しています。 色々な生きのもの魅力や飼育方...

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