うさぎがぐったりしている原因は?そのほかに見るべきポイントも

ぐったりするウサギ
ウサギの健康

うさぎがぐったりと力なく横たわっていたら、飼い主さんも焦りますよね。

様子見をした方がよいのか、動物病院にすぐ連れていくべきなのか、迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、うさぎがぐったりしているとき、その原因やほかに見るべきポイントを紹介します。

うさぎがぐったりしているときに、慌てないでしっかり判断するためにも、正しい知識をもっておきましょう。

うさぎがぐったりするのはこんなとき

大久野島の 野生のうさぎ

熱中症

うさぎが25度以上の場所でぐったりしている場合は、熱中症の可能性があります。

ぐったりと横になっている以外にも、鼻の穴を広げて荒く呼吸をしていることもあるようです。

もし熱中症かもしれない状態のうさぎを発見したら、すぐに涼しい部屋に移動させてあげましょう。

ぬれタオルなどで体を包み体温を下げたり、水を飲める環境を整えたりすることも必要です。

環境を整えても様子が変わらなかったり水を飲もうとしなかったりする状態なら、すぐに動物病院で受診してください。

うさぎにとっての熱中症は、命を落とすこともある危険な状態。命が助かったとしても、重大な後遺症が残る可能性もある怖い状態です。

熱中症は予防できる病気です。とくに梅雨明けから夏が終わるまでは、うさぎが過ごす空間の温度や湿度に十分気をつけてあげましょう。

毛球症(消化管うっ滞)

季節に関係なく起こり得る病気に、毛球症(消化管うっ滞)があります。

毛球症(消化管うっ滞)でぐったりしている場合は、食欲が落ちていることが多いです。

また、横になっているより、丸くなってじっとしている、お腹が痛いのを我慢しているといった様子が見られます。

「様子が変だな」と感じたらウンチもチェックしてみてください。

量が少ない・小さい・毛でつながっているなどのウンチがあるかもしれません。

食欲が落ちることはうさぎにとって重大な症状。処置が遅れると命に関わります。

食欲の低下やぐったりした様子、じっとしていることが多いなど、いつもと違うと感じたら早めに動物病院へ連れていきましょう。

うさぎがぐったりしていたら耳の温度を確認

ウサギ

うさぎがぐったりしていたら、体温が下がっていないかチェックしましょう。

なぜなら、うさぎは体調不良になると体温が下がってしまうことが多いからです。

体温の低下もうさぎの身体にとって重大な症状。

ここでは身体が冷えているかの見極め方と体温を上げる方法を解説します。

耳が冷たいときは身体が冷え切っている

うさぎの耳は音を聞くこと以外に、体温調節を行う役割があります。

うさぎの耳の内側にうっすら血管が見えますよね。

その部分を空気に当てたり、折りたたんで空気に触れる部分を減らしたりすることで、体温を調節しているのです。

耳が冷たいときは、うさぎの身体が全体的に冷えていることを意味します。

うさぎがぐったりしている上に、耳が冷たい症状もある場合には、まず身体を暖めてあげるとよいでしょう。

うさぎの体温を上げる方法

うさぎの体温を上げるには、以下のような方法があります。

・うさぎの身体の周りに、湯たんぽや使い捨てカイロを置く
・うさぎをホットカーペットやペット用ヒーターにのせる
・エアコンで室温を上げる

このとき気をつけるべきポイントは、うさぎが使い捨てカイロやコード類などをかじらないようにすること。

かじり癖のあるうさぎには、しっかりと対策をしておきましょう。

また暖め過ぎで、うさぎの体温が上がりすぎていないかにも注意が必要です。

数分~数十分ごとにうさぎの様子を確認しましょう。

ぐったりする以外に注意すべきうさぎの異変

うさぎ

うさぎの体調不良に気づくには、どのようなポイントを確認するとよいのでしょうか。

ぐったりする以外のサインについて紹介します。

食欲低下

食欲が低下しているかは、以下のチェックポイントで確認してみましょう。

・与えたペレットや牧草が減っていない
・好きな食べ物を口元に近づけても反応がない
・ペレットを完食するのに時間がかかる

うさぎの食欲低下は、決して見逃してはならない症状。

なぜならうさぎはたった1日絶食するだけで、致命的だからです。

食欲の低下に気づいたら、できるだけ早く動物病院で受診しましょう。

ウンチの大きさや状態

うさぎのウンチは健康のバロメーターです。

元気なときのウンチをしっかりと覚えておくことが、うさぎの異変に早く気づけるコツ。

毎日の掃除のときに、ウンチの大きさや量、形などをチェックしておきましょう。

ウンチの異変でよく見られるポイントを紹介します。

・形がいびつ
・べチャッとしている
・量が少ない
・形や大きさがまばら
・つながっている

このようなウンチを発見したら、そのほかに異常がないか確認し、様子を注意深く観察しましょう。

おしっこの色や量

ウンチと同様、おしっこもうさぎの健康状態を推し測る大切なもの。

うさぎのトイレを掃除するときには、色とニオイ、量に注目しておしっこのチェックをしましょう。

実は、うさぎは健康な状態でもさまざまなおしっこをします。

食べたものやおしっこの意味合いによっても、色やにおいが異なるのです。

一般的に、透明・黄色・赤茶色・濁りがあるなどのおしっこは、健康なうさぎがよくするもので心配はありません。

うさぎのおしっこの変化に気づけるように、トイレシーツは白いものを、トイレ砂は明るめの色のものを使ってくださいね。

体重の増減

うさぎの体調を管理するために、体重を測ってみましょう。

うさぎの体重を測るには、キッチン用スケールやペット用スケールが便利です。

スケールの上に、うさぎが入るくらいの大きさのかごを置き、その中にうさぎを入れて測ります。

それほど大変な手順ではないので、定期的に体重を測ってみてはいかがでしょうか。

体重の増減を知ることが、一見するとわかりにくい体調の変化に気づくきっかけになるかもしれません。

毛艶や表情

うさぎの体調変化に気づくためには、表情や仕草、体つきなどを毎日見てあげることが大切です。

うさぎの状態を毎日見て、お世話をする飼い主さんだからこそ気づく異変があるかもしれません。

目の輝きや表情、毛艶などに注目して、うさぎのちょっとした体調変化を見逃さないようにしてあげたいですね。

まとめ

野生のウサギ -うさぎの楽園 大久野島-

うさぎがぐったりしているのを発見したら、まずは飼い主さんが冷静になり、落ち着くことが大切です。

そして体温や表情、呼吸の荒さなど、うさぎの様子をしっかりと確認します。

食欲やウンチ、おしっこに変わったことがなかったかどうかも踏まえて、動物病院に連れていくべきか判断してくださいね。