うさぎが歯ぎしりをする理由って?歯への影響や受診の目安を解説

きのことうさぎの秋
ウサギの健康

うさぎが歯ぎしりをすることを知っていますか?

身近でお世話しないと、なかなか聞けないうさぎの歯ぎしり。

初めて聞くと「大丈夫なのかな?」と不安に思うこともあるでしょう。

そこで今回は、うさぎが歯ぎしりをする理由について深掘りします。

「歯には影響しないの?」「動物病院に連れていくべき?」といった疑問にも答えていきます。

うさぎの歯ぎしりを心配している飼い主さんは、ぜひ最後まで読んでくださいね。

うさぎが歯ぎしりをするのはどんなとき?

うさぎ

うさぎの歯ぎしりには、大きくわけて3つのタイプがあります。

喜んでいるとき・興奮しているとき

うさぎは、喜んでいるときや興奮しているときに歯ぎしりをします。

ブラッシングが気持ちよかったり、おやつをもらえたりといったうれしい気分のときです。

飼い主さんとの触れ合いが大好きなうさぎの場合、飼い主さんになでてもらえたり遊んでもらえたりすると、うれしくて歯ぎしりすることもあるでしょう。

このときの歯ぎしりは、コリコリやカチカチといった感じの軽い感じの音。

このような音が聞こえたら、うさぎが喜んでいるんだなと感じてくださいね。

ストレスを感じているとき

うさぎは、ストレスを感じているときにも歯ぎしりをします。

室温や騒音など、環境が快適でないことはうさぎにとってストレスになります。

また「飼い主さんに遊んでもらえない」「ケージから出たい」といった、うさぎの思いに反することがストレスとなり、歯ぎしりで訴えることもあるようです。

このときの歯ぎしりは、ゴリゴリやギーといった噛みしめるような音。

人間の歯ぎしりと似たような大きさの音がします。

ストレスが原因で歯ぎしりをする場合には、同時に鼻をヒクヒクさせていることもあるので、鼻にも注目してみてくださいね。

苦しいとき・痛いとき

うさぎは、苦しいときや痛いときにも歯ぎしりをします。

実は病気が隠れていて、その痛みを我慢して歯ぎしりをしているケースもあるのです。

歯ぎしりをする病気には以下のような病気があります。

・不正咬合
・消化管うっ滞
・クロストリジウム性腸炎
・排尿障害
・脊椎骨折・脊椎亜脱臼
・分娩異常
・ハエウジ症

苦しいときや痛いときは、じーっとうずくまった状態で歯ぎしりをしていることが多いです。

うさぎが、痛みや不調を歯ぎしりによって伝える場合があることを知っておきましょう。

歯ぎしりの理由を見分ける方法とは

黒うさぎ

うさぎの歯ぎしりにはさまざまな理由があります。

その理由を探る方法を2つ紹介しましょう。

周囲の環境や前後の活動を見る

うさぎの歯ぎしりの理由を見分けるには、周囲の環境や前後にうさぎがどのような動きをしたのかで判断できることがあります。

なぜならうさぎは、環境や活動内容が変わったときに歯ぎしりをしやすいからです。

実際来客でにぎやかになると、うさぎが歯ぎしりをするというケースもあります。

我が家の愛うさぎは、近所で工事をしていたときに、ゴリゴリと歯ぎしりをしていたことがありました。

このようにうさぎの歯ぎしりは感情を表していることが多いので、歯ぎしりの理由を探りたいときには、周囲の環境や前後の活動に目を向けてみてくださいね。

消去法で原因を探る

うさぎの歯ぎしりの理由がわかりにくいときには、消去法で理由を探るのも有効です。

うさぎの歯ぎしりの理由をピンポイントで指摘することは難しいため、以下の順番で探ってみてくださいね。

 「喜んでいる・興奮している」かチェック

喜んでいるときには「飼い主さんからのなんらかの働きかけがうれしい」といった明らかな理由があることが多いです。

「ストレスがある」かチェック

ストレスがあるときは環境的な理由と、やりたいのにできないといったうさぎ自身の内面的な理由が考えられます。

普段と違った環境はうさぎにとってストレスになります。

環境的な理由を探るときには、普段とちがったことがないかを確認するとわかりやすいでしょう。

また「やりたいのにできない」といううさぎの内面の気持ちに触れるのは難しいもの。

足ダンをしていないか、ケージを噛んでいないかなど、うさぎのほかのしぐさにも目を向け、ストレスを感じている様子がないかどうか見てあげましょう。

「苦しい・痛い」かチェック

一番注意が必要なのは、苦しみや痛みを訴えていないかです。

ここまで紹介したような方法で歯ぎしりの理由を探っても、理由がわからない場合には、病気による歯ぎしりを考えてみてもよいかもしれません。

うさぎの歯ぎしりにはさまざまな理由が考えられるため、このようにわかりやすい理由から順番に消去法で探ってみるのもひとつの方法です。

歯ぎしりによる歯への影響は?

歯を見せるウサギ

歯ぎしりはうさぎにとって悪いことではありません。

歯への影響もとくにないと考えられています。

生涯伸び続ける歯をもつうさぎは、歯を適切な長さに維持するために、牧草など繊維質の多いものを食べることで普段から歯を削っています。

うさぎは歯ぎしりで歯を削っていることもあるそうなので、歯ぎしりによる歯への影響を気にする必要はないでしょう。

うさぎの歯ぎしりは受診すべき?

ウサギと獣医師

うさぎが歯ぎしりをしたからといって、病院に連れていく必要はありません。

ただ、うさぎの歯ぎしりが長期間続いたり増えたりするようなら、なにかしらのSOSである場合も考えられます。

歯ぎしりが気になって受診したら、消化管うっ滞だったというケースもあるそうです。

歯ぎしりのほかに、食欲不振や排泄物の異常がないかなどをよく確認して、気になることがあれば速やかに動物病院を受診しましょう。

まとめ

うさぎはさまざまな感情で歯ぎしりをします。

うれしいときや喜んでいるときにも歯ぎしりをするなんて、意外に感じた人も多いのではないでしょうか。

うさぎが歯ぎしりをする理由を探るためには、うさぎの活動や環境、しぐさなどを注意深く見る必要があります。

歯ぎしりきっかけに、愛うさぎの感情にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

愛うさぎの様子をしっかりと観察し、普段とちがうことがあれば動物病院で相談してみましょう。

Ricca

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とある山奥で、ねこアレルギーの夫と動物好きな2人の子どもたちとにぎやかに暮らしています。 昔からペットのいる生活に憧れがあり、我が家にお迎えしたのがもうすぐ...

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