おすすめキャットタワーと選び方のポイント

今の家に引っ越した時、初めてキャットタワーを買いました。

というのも、引っ越しと同時に冷蔵庫を新調して前よりも大きいものにしたのですが、なんとにゃんこがシンクから冷蔵庫に上り、冷蔵庫のてっぺんからダイレクトに床に飛び降りるというワイルドな遊びをし始めてしまったためです。なぜ下りもシンクを経由しないのか…きっと猫なりの理由があるのでしょう(‘Д’)

いくら猫とはいえ、2m近くある冷蔵庫から飛び降りるとダダン!とすごい音がしました。9歳になるロシアンブルー女子のレディさんのアンヨが折れてしまうのではないかとヒヤヒヤしましたし、下の階の方にすごい音で迷惑になってしまうのも心配だったので、冷蔵庫の横に置けるキャットタワーを急いで購入しました。

キャットタワーと検索してみると、設置の仕方やデザインなどたくさんの種類があり、どれを買うかとっても迷いました。私のおうちは全然オシャレではないのですが、それでもお部屋にマッチしたキャットタワーが良いなぁと思いました。しかし、オシャレさだけで選んでしまっても壊れやすかったり倒れたりしては大変です。安全性とオシャレさを両立したキャットタワーを探しました。

いくつか候補が絞れてそのうちの一つに決めたのですが、となりの部屋にもう一個別のデザインのものが欲しいなと思いはじめ、現在購入を検討中です。最初は「冷蔵庫の隣に置けるサイズのもの」という縛りで探していましたが、置く場所が違えばサイズもデザインも変わってきます。そうして私は再び、キャットタワー探しに勤しんでいます。

今日はそんなキャットタワーについて、私が『これ欲しい!』と思ったものやキャットタワーを選ぶポイントなどをご紹介いたします!

キャットタワー据え置き(全高170cm)

私が購入したのはこちらです。
170cmの高さで、2mある冷蔵庫のてっぺんを負担なく上り下りできる高さだったこと、安定感のあるどっしりとした据え置きタイプだったことでこれに決めました。ポールに爪とぎ用の麻の紐が巻いてあるタイプだったので、にゃんずはお気に入りのポールでガリガリしています。
小部屋も2つ付いていてお昼寝スペースにも使っているようです。しかし、最上階の3本のポールが着地には不向きだったらしく、2本がグラグラし始めてしまい外してしまいました。若くて元気いっぱいのにゃんこがいる方や、私のように他の家具やキャットタワーから上り下りすることを前提とされている方には不向きかもしれません。
下の画像が我が家のキャットタワーです↓

現在最上階の3本のポールを撤去しています。キャットタワーの横にはご飯を食べさせる時のゲージや、猫たちが異様に気に入っている米のダンボールを置いて拡張しています。まるでハウルの動く城です( ゚Д゚)
猫たちは各々で自分だけの場所が必要なようで、ロシアンブルーのレディさんはこの米のダンボールで夜は寝ていますし、新入り黒猫のネロ君は今いるキャットタワーのてっぺんで寝ていることが多いです(‘ω’)

※ちなみに、この新入り黒猫のネロ君は別ページにあるエッセイの『猫が猫好きを呼ぶのか、猫好きが猫を呼ぶのか。~ボンネットに入ってしまった子猫の救出騒動~』で救出した子猫です!警察から正式な書類が届き、晴れて我が家の仲間になりました(*^▽^*)

猫が猫好きを呼ぶのか、猫好きが猫を呼ぶのか。~ボンネットに入ってしまった子猫の救出騒動~

キャットシェルフ(ワイド)

次に購入したいと思っているのはこちらです。
階段のようになっているシンプルなデザインで、我が家の猫トイレ部屋兼プレイルームの壁面に設置したいなと思っています。
据え置きタイプですが私が買った先ほどのものよりスッキリ置くことができそうなので、マンションのお部屋でも邪魔にならないと思います。

キャットツリー(据え置き190cm)

こちらは木のデザインがとってもかわいい!もはやインテリアの1つとして置きたいキャットタワーです。
ベージュからダークブラウンまで木の色の展開が4種類ありますので、ナチュラルなイメージのお部屋にも馴染みやすいデザインですね。
高さは190cmと高いのですが幅と奥行きは60cmとスリムなので、お部屋の空いているスペースを有効活用できるサイズというところもポイントです。

キャットタワー 天井つっぱりタイプ(高さ240~260cm)

つっぱり棒で天井に固定するタイプのキャットタワーは据え置きタイプよりも倒れにくいというところが特徴です。
猫はハッスルすると結構な勢いで駆け下りたりするので、省スペースかつ高さがあるものをご検討の方は天井つっぱりタイプの方が安心です。
天井つっぱりタイプは設置する幅と共に、天井の高さも測った上でキャットタワーのサイズを選ばないと正常に固定できないことが注意点です。また、斜めになっていたり出っ張りがあったり、天井が水平で平らでないと正常に固定することができませんので、購入の前に確認しておきましょう。

キャットウォーク付き壁面テレビ台

愛猫家のスタッフたちが安全性とデザイン性を考えながら制作したキャットウォーク付きのテレビ台です。
お値段が張りますが、いつか我が家も購入したい…とっても素敵な憧れのアイテムです。にゃんこがテレビの上を歩いてテレビを倒してしまう事件が時々発生するので、こんなテレビ台があれば猫も人もWinWinなのではないかと思います。
猫のためのキャットウォークの他に、人間用の収納スペースもしっかりあり、さらにその引き出しや棚の扉は猫に開けられにくい設計になっているところにもグッときます。こだわりがたくさん詰まったテレビ台です。

猫も人も快適なおうちを目指して

最近では家具家電付きマンションならぬ「猫付きマンション」という、賃貸マンションにもれなく猫が一匹付いてきて一緒に暮らせるというコンセプトのマンションも注目されるようになりました。これは野良猫の保護や里親探しの目的で始まったもので、転勤族の方や独り暮らしの方など、そのマンションにいる間だけ飼えるという方はもちろん、もしこの先も一生一緒にいたいという子と出会えたら「貸与」から「譲渡」に契約を変更もできるというシステムのマンションです。また他の賃貸マンションのCMでも、ペット可でキャットウォークなどを壁に設置も可能な「自由な賃貸」をコンセプトにしたものもありますよね。

このように「猫ありき」の賃貸も増えてきていることから、猫と一緒に暮らす環境がどんどん良くなってきていると感じます。オシャレかつ猫も快適に、持ち家の方も猫ありきでリフォームされる方も多いですよね。

私のように賃貸マンションで猫を飼う方は、部屋を傷付けてはいけないのでいろいろ制限がありますが、キャットタワーなら釘を打たなくても設置することができます。タワーを置くことによって猫もストレス発散でき、爪研ぎもタワーで済ませてくれることも♪

飼い主さんにも猫たちにも快適で素敵なおうち作りの手始めとして、みなさんもお気に入りのキャットタワーを見つけてみてはいかがでしょうか(#^^#)