猫初心者でも飼いやすい猫はどんな猫?タイプ別に猫種もご紹介

猫と飼い主

初めて猫を飼う場合は、お世話の仕方や猫と一緒に過ごす実際の生活など、想像もつかないことが多いもの。

そんなとき、「初心者にはどんな猫が飼いやすいのかな?」と気になることもあるのはないでしょうか。

もちろん、飼い主さんの状況によって、飼いやすいと感じられる猫の種類や特徴は変わってきます。

そこで、この記事では、一般的に言われる飼いやすい猫の特徴について、またマンションや一人暮らしなどさまざまな条件での飼いやすさについて、ポイントごとに解説します。

猫は一度迎えると、長い時間を一緒に過ごすパートナーになります。

飼いやすさの特徴を知っておくことで、「この子に決めた!」という運命の決断がしやすくなること間違いなしです!

自分にとって飼いやすい猫とはどんな猫?

「飼いやすい猫」の定義は、飼い主さんの生活環境や好み、猫とどんな生活をしたいかによって違ってきます。

しかし、一般的な「飼いやすさ」の傾向は、ある程度共通していると思われます。

ここでは、飼いやすい猫の性質を、5つの切り口から見ていきましょう。

飼いやすい猫はオス?メス?

一般的には、オス猫のほうがべったりと懐く甘えん坊になり、メス猫は猫らしい気まぐれな性格をしていると言われています。

スキンシップをたくさんとりたい場合はオス猫、自立した猫を求めているならメス猫がいいかもしれません。

また、同じ猫種でも、オス猫のほうが体格が大きくなり、活発なことも多いので、マンションなどで飼う場合は一考する必要があるでしょう。

子猫と成猫、どちらが飼いやすい?

子猫と成猫、どちらが飼いやすいかは、飼いやすさをどう捉えるかによって変わってくる問題です。

子猫から飼うメリットは、かわいらしい子猫の時期にお世話をしてしつけをすることで、猫を育てる醍醐味が味わえること、さらに飼い主さんや家にしっかり馴染むこと。飼い主さんや家族に心を開いてくれる可能性が高いでしょう。

しかし、子猫は病気にかかりやすいうえ、ミルクや子猫用の頻回の食事など特別なケアが必要です。子猫だけでお留守番をさせられない場合も多いでしょう。

一方、成猫から飼う場合、メリットは最初から性格がわかっていること、トイレなどもすぐに覚えられることです。こんな性格の子と暮らしたい、という希望を叶えやすくなります。またお留守番ができる猫も多く、昼間に仕事などで飼い主さんが不在でも大丈夫なことが多いようです。

しかし成猫だけに、クセや性格は変わりにくいこと、新しい環境に馴染むのに時間がかかる場合があることを考慮しなくてはいけないでしょう。

つまり、飼い主さんに完全に慣れてほしい場合は子猫から、飼いはじめから自立していてほしい場合は成猫からが飼いやすいと考えられます。

飼いやすい猫は純血種と雑種どっち?

純血種の猫は性格の傾向などがある程度定まっているので、その点では期待どおりの猫ライフを送ることができる可能性が高いでしょう。

また、ペットショップやブリーダーさんから迎えることが多いので、健康状態が良い猫を迎えられるのもメリットです。

一方、純血種ならではの問題点として、その種特有の遺伝的欠陥をもっていたり、希少種の場合は飼育方法が難しかったりする場合があります。

雑種猫は一般的に、個体差はあるものの、純血種よりも体が丈夫だと言われています。

保護猫出身の子は飼いやすい?

保護猫施設から猫を迎え入れたり、野良猫を家猫に保護したりするのは、素晴らしいアイデアです。

野良猫を家飼いの猫として保護する場合、どんな病気を持っているかわからないため、一緒に暮らし始める前に動物病院にかかる必要があります。

また、野良猫時代に人間にいじめられるなど過酷な経験をしていた猫は、一朝一夕には心を開いてくれない可能性もあるでしょう。

しかし、野良猫時代には見せなかった優しい目つきや安心した寝顔を見せてくれたときには、きっと「保護してよかった」と思うに違いありません。

不安点を補ってあまりある社会的意義を感じられることでしょう。

保護猫施設から引き取る場合は、病気の検査や治療などは済み、ある程度は人慣れもしている場合が多いようです。

保護猫施設である程度性格などもわかっているので、飼いやすい猫に出会える可能性は高いと言えるでしょう。

逆に初心者が避けたほうがいい猫とは?

初心者には飼いにくい性格や特徴をもつ猫とはどんな猫なのでしょうか。

まず純血種の猫は前述のとおり遺伝的欠陥がある場合があり、病気の心配が絶えないかもしれません。

特にあまりペットショップなどにいない希少種や、野生に近いと言われている猫種などは初心者にはハードルが高いでしょう。

例えば、気性が激しく運動への欲求が強い、アビシニアンやベンガルキャットなどの猫種は、初心者は飼いにくい猫と言えます。

また繊細で気まぐれな性格のシャムやソマリも、しつけやコミュニケーションの面で気を付けなくてはいけないことが多いようです。

ポイント別飼いやすい猫種ランキング

猫の飼いやすさは飼い主さんのライフスタイルや価値観によって大きく変わります。

そこで、猫を飼うときに重要視されやすいポイントごとに、比較的飼いやすくペットショップなどで出会いやすい猫種を、ReCheri編集部オリジナルのランキングでご紹介します。

どのポイントがご自分にとって大切かを考えて参考にしてくださいね。

抜け毛が少ない猫種ベスト3

猫には抜け毛がつきもの。

特に春や秋に毛が生え換わる「換毛期」には、いくら掃除をしても、抜け毛がふわふわと家の床を漂っている…なんてことが少なくありません。

長毛種よりも短毛種の猫のほうが、抜け毛は目立たない傾向にあります。

また、猫の毛質には、全体がしっかりとした毛質のオーバーコートで覆われている「シングルコート」と、ふんわりとしたアンダーコートの毛の上にオーバーコートの毛が生えている「ダブルコート」の2種類があり、シングルコートのほうが抜け毛は少ないです。

日本の雑種猫はほとんどダブルコートの毛をもっていると言われています。

それでは、飼い主さんを悩ませる抜け毛が少ない猫種のベスト3をチェックしてみましょう。

1位:シンガプーラ

シングルコートで、1本の毛に濃い色と薄い色が交互に入る「ティッキング」と呼ばれる被毛をもつシンガプーラ。

短毛でシルクのような優しい毛質ですので、シャンプーなどは必要ないでしょう。

シンガプーラは、純血種の猫のなかでもっとも小さいとされており、成猫になっても2~3キロくらいの体重しかありません。

そのため「小さな妖精」と呼ばれています。

2位:ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアは、硬くて厚みがあるビロードのような手触りの被毛が特徴です。

短い毛が密集して生えているため、ダブルコートですが、普段は比較的抜け毛の目立たない猫種として知られています。

ダブルコートですので、換毛期の春と秋には多少なりとも毛が抜けます。

ブラッシングなどでケアをしてあげるようにしましょう。

3位:ロシアンブルー

ロシアンブルーは大多数がダブルコートですが、シングルコートのロシアンブルーもいます。

毛は細く短く、立つように密集しているので、抜け毛が目立ちません。

シルバーグレーの被毛はまるでビロードのような光沢をもち、手触りはシルクのよう。

シャルトリュー、コラットと並んで、世界のブルーキャット御三家に数えられます。

人懐っこくコミュニケーションがとりやすい猫種ベスト3

猫を飼うからにはたっぷり遊んであげて、コミュニケーションをとって心を通じ合わせたい!

そんな人には人懐っこい猫種がおすすめです。

甘えん坊だったり賢かったり、社交的だったり。

色々なタイプの人懐っこい猫種を3種、ご紹介します。

1位:バーミーズ

飼い主さんと遊ぶのが大好きなバーミーズ。

陽気で遊びが大好きですが、極端ないたずらっ子というわけではないので、飼いやすい猫種です。

飼い主さんのことが大好きでいつも観察しているので、賢い猫になります。

鳴き声が静かなのも飼いやすいポイントです。

2位:ラグドール

「ぬいぐるみ」を意味する名前のラグドール。

その名のとおり、抱っこもコミュニケーション大好きな人懐っこい性格です。

社交性が高く、人間に対する好奇心も旺盛なため、初対面の人が来ても、逃げたり怒ったりすることが少ないと言われています。
来客の多い家などに向くかもしませんね。

飼い主さんのお友だちにも大人気になりそうな、人懐っこい猫です。

3位:エキゾチックショートヘア

 

上品でおっとりした性格のペルシャ猫の血をひいているので、基本的には静けさを好む穏やかな性格の猫種です。

とはいえ、好奇心旺盛で遊び好きなアメリカンショートヘアの血統も入っているので、社交的で人懐っこい性格も見え隠れします。

いつもびっくりしたような表情の愛嬌たっぷりなルックスに、人懐っこい性格があいまって、人気のある猫種です。

マンションや一人暮らしでも飼いやすい猫種ベスト3

マンション住まいや一人暮らしだと、猫を迎えるときに特に気をつけないといけない点がいくつかあります。

鳴き声が大きくないことや運動量が豊富でないこと、あまり大きくならないこと、穏やかな性格をしていることなどです。

それらの観点から、マンションや一人暮らしで飼いやすい猫種を3種挙げてみました。

1位:スコティッシュフォールド

甘えん坊ですが神経質ではなく、大人しくのんびりとした性格の猫種です。

鳴き声も小さいため、集合住宅でも飼いやすいでしょう。

従順で賢いためしつけもしやすく、環境の変化にも強いとされ、犬のような性格と言われることもあります。

まんまるなお顔と折れ曲がった耳が特徴です。

2位:マンチカン

「猫界のダックスフント」ことマンチカン。

短い足が特徴と思われがちですが、実は足の短いマンチカンは2割程度、残りは普通の猫と同程度です。

しかし成猫になっても小柄なほうなので、マンション住まいでも飼いやすいでしょう。

穏やかで賢く人懐っこい性格で、飼い主にもよく慣れてくれます。

3位:ペルシャ

静かで上品な性格の猫のほうが飼いやすいと感じるなら、ペルシャ猫もいいでしょう。

大人しいものの神経質ではなくおおらかな性格のため、初心者でも飼いやすい猫種です。
睡眠時間が長い傾向があるので、お留守番の間も寂しがらずに眠って過ごしてくれると、飼い主さんも安心ですね。

まとめ

どんな猫を迎え、ともに暮らしたいかイメージが定まってきたでしょうか?

飼い主さんの生活スタイルを振り返り、様々な切り口から条件を考慮すると、次第に自分にとっての「飼いやすい猫」像が絞られてくると思います。

様々な条件や猫種を紹介しましたが、そのなかでも個体差があり、さまざまな性格の猫がいます。

猫と一緒の生活が始まったら、その子ならではの個性を愛し、飼い主さんと一緒に幸せな猫生を送れるようにしてあげてくださいね。