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Hello! Aquarist出張版Vol.12★ゆったりとした水槽環境でレッドビーシュリンプを繁殖

水槽部屋
アクアライフ

Hello! Aquarist出張版 第12回では自宅の一室をレッドビーシュリンプにあてたSさんのお宅を訪れました。

DIYを駆使しながら飼育部屋とはいえ雰囲気ある空間としている……そんな様子をご紹介します♪

※アイキャッチ写真はSさん宅の水槽部屋。家の新築の際に設計したもので専用の給排水も備え付けています。床下にはジャッキを入れて重量対策も万全。水温はエアコンで管理。取材時に水温計を見ると25℃前後でした

生き物がたくさん

「最近エビに熱心な人がいますよ」とショップからの紹介を受けてうかがったSさんのお宅。

専用の水槽部屋をお持ちとのことで期待が高まります。

挨拶をして部屋に通されると軽い驚きが。

インテリアにも配慮された木製の台に明るいライトに照らされた清潔感あふれる水槽が並びます。

聞けばこの水槽台は全て自作なのだそう。

自作の水槽
■60×45×45 cm水槽や90×45×45cm水槽が並ぶ一角。この水槽台も自作だというから驚き!

相当な凝り性であることが伝わってきます。

Sさんは40代半ば。小学生の頃から近所の川で採集したドジョウやフナを飼っていたという筋金入りのアクアリストです。

飼育遍歴でいえば、熱帯魚は一通り、大型魚にだいぶ熱を入れた時期もあったといいます。

熱帯魚水槽
■水槽部屋に入って正面に見える熱帯魚水槽。健康的なグリーンが美しい。とにかくどの水槽もガラス面をきれいにされており、管理が行き届いている印象です。

魚だけではなくオオクワガタを殖やしていたことも。

その他、取材時には水槽部屋にネコが出入りし、ベランダにはアルダブラゾウガメ、リビング近くの廊下にはヨウムの姿も見えました。

アルダブラゾウガメ
■ベランダで飼育するアルダブラゾウガメ。「いずれ私の名前をつけて孫の代まで飼ってもらおうと思っています。お墓がわりになるでしょう(笑)」とSさん。

水槽部屋のレッドビーシュリンプ

レッドビーシュリンプ
■Sさんがブリードしたレッドビーシュリンプ。発色の厚みと鮮やかさが目を引きます。

さて、Sさんが今凝っているのがレッドビーシュリンプ。

「もともと殖える生き物が好き」とのことで、レッドビーシュリンプを本格的に殖やしてみようとレッドビーシュリンプ専用の水槽を立ち上げました。

それが3年ほど前のこと。以前こちらの部屋では大型魚をメインに飼育していましたが、そう時間がかからずレッドビーシュリンプの水槽で一杯になりました。

レッドビーシュリンプを殖やすコツとしてSさんが挙げられていたのは「飼育密度」。

たとえば30cmキューブ水槽では親エビが10匹もいれば多いのだといます。

「エビが多いとエビの餌となる水槽の微生物が少なくなり、それが原因で殖えづらくなるではないか……」と話されていました。

同じような理由で水槽をセットして時間が経ちソイルの栄養が抜け「環境が枯れてしまう」とエビは殖えにくくなるのだといいます。

水槽にエビは多い方がいいという意見もありますが、どんな生き物であっても飼育者の考え方、管理により最適解は異なるものです。

Sさん宅の基本的なシュリンプ水槽
■Sさん宅の基本的なシュリンプ水槽

Sさん宅の基本的なシュリンプ水槽は、水量に対してエビの数が少ないのが特徴的です。

底床は、アマゾニアやJETTER-ONEなど栄養系のソイルをメインにしていて、一部の水槽では吸着系も組み合わせています。

ろ過はシンプルにスポンジや底面式。水換えはせずに基本足し水のみです。

選別をしていないレッドビーの群れ
■選別をしていないレッドビーシュリンプの群れ。バンド他いろいろなタイプが混じりますが、これはこれで美しさがあります。

Sさんが好きなエビは脚が赤い日の丸や侵入禁止で、額角にも白が乗る個体。

白の色みについては純白系統とクリーム色の系統をお持ちであり、それぞれに良さを感じるといいます。

エビはグレードや系統などによって各水槽に振り分けられていますが、中にはほどほどという色柄の個体も見られます。

「せっかく殖えた個体ですから無下な扱いはできません」とSさん。優しい方なのです。

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記事提供:月刊アクアライフ