間違っていた!私の愛犬しつけ方法

トレーニング・しつけ

我が家には個性豊かな5頭のチワワがいます。

今回は、その中でも子犬時期にしつけで苦労をした女の子のお話です。

しつけは苦労じゃない

当時、「しつけは苦労?」と感じていたのですが今となっては、飼い主の私が、一番しつけを履き違えていたせいで、苦労と感じていたように思います。

最初のチワワはなんでもできて完璧な子でした。多少の神経質さがあったとしても、人当たりの良い誰からも愛されるチワワでしたので、次に迎えた子にも相当な期待を寄せて同じように厳しく育てていくつもりでした。しかしその女の子は超が付く怖がりさんで、優秀な上の子とはなかなか同じようにはいきませんでした…。

それでも、同じようにしていればいいはず!と、上の子と一緒に多くのワンちゃんが集まるオフ会やドッグランに連れ出しては「場数を踏めばなんとかなる!」という思い込みを貫こうとしていました結局、無駄吠えが一向に収まらず、幼気な子を前に声を荒げた日も、軽くおしりを叩いてしまった日もありました。

エゴ&エゴな飼い主

その時点ではしつけとは、セオリー通りしていれば完結するものだと思い込んでいました。学ばない子のほうが悪く、一生懸命教えている自分は悪くないのだという、エゴですね。そんな自分に気が付かず、来る日も来る日もその子と一緒に公園に行っては、収まらない無駄吠えに少しずつ疲れを感じ始めていました。

「こんなに一生懸命教えているのに!」

「上の子はお利巧なのになんで!?」

人はすぐに「できる子」と「できない子」を比べてしまいます。

私も例外ではありませんでした…。

しつけ教室もダメ、トレーナーもダメ、何もかも受け付けない状態で途方に暮れました。

当時の私は、チワワの中にも何事にも時間がかかる子がいるということすら、気が付けないでいました。ワンちゃんが多く集まる場所を選んで意識的に出かけていたことが、臆病なその女の子にとってどれほどストレスで高い壁だったか…。今ならば十分に理解することができますが、当時の私は「押し付けるしつけ」を正しいと思い込んでいました。

社会性ってなんだ?

最初にお迎えしたワンちゃんが性格的に穏やかで社会性にも長けていたのに、その女の子はとにかく、吠える、吠える、吠える…!

それを「無駄吠え」と決めつけて、理由や心情を汲み取ることが私にはできていませんでした。何を優先していたのかと言えば、周りの人に対しての体裁でした。馬鹿ですよね…。本当に愚かでした。私の口から出てきた言葉は「どうして吠えるの!」「いけない!」それしかありませんでした。叱りつけてばかりいたので、心が痛み、悩み始めていた時期でもありました。

その子の心の声は「発熱」だった

相変わらず私は「いろんなことを経験させてあげなくちゃ!」と意気込んでチワワ達とお出かけをしていました。しかし、お出かけの後突然、その子だけが発熱してぐったりとしてしまったことが何度か続きました。

「ママもう限界!!!!」

女の子がそう叫ぶように感じました。

私は涙が止まらず、なんでこんなに無理をさせてしまっていたんだろうと悔いて悔いて、女の子の気持ちに気づいた夜は眠れませんでした。

その頃から、ようやくしつけ方法というのはみんな同じでなくても良いんだという思いを持てるようになったのです。ようやくです!まだまだ幼い小さな子に対して、過大な期待を寄せてそれが達成できないと怒鳴るという、鬼コーチはしつけには必要ないのです。それなのに長い時間、私は鬼コーチでした。それに気づいてからは、少しずつワンちゃんの気持ちになっていろんなことを考えられるようになりました。もしかしたら、この子にとって私が選んでいることはマイナス面が多いだけ?そんな風に立ち止まって考える時間を持つようにしました。

心に沿ったしつけ方法を考える

甘えん坊で家族から離れて行動することが苦手で、家族以外の人には心を許すことが少ないということは、しつけとは無関係の問題です。しつけでなんとかなるものではありません。そこを気づけていなかったことが私の最大の失敗でした。これまで自分が頭の中に描いていたチワワ育てのセオリーを思い切って、全てリセットしました。私が意気込んでも、すべてがマイナスに働くことに気がついたのです。

「私、間違ってる!」と気づけたことで、ようやく自分の中で光が見えてきたのです。

膝の上から眺める世間もアリ!

ワンちゃん達が集まるドッグランで、いきなりリードを離して「さあ!行っておいで」と訓練じみた言葉を掛けても我が家のワンちゃんは絶対に喜びません。望んでいないことを強要することほど無謀なことはありませんよね。私の腕から離れようとしない子は、もうそのままでもいいんじゃないかな?そう感じて、あえて難題を投げかけるのをやめました。そうすると、無駄吠えはくなり、ただみんなを眺めているだけなのに、満足気な様子でおとなしくいい子にするようになりました。私もこの子が「もうお腹いっぱい、心いっぱい」になっている様子がわかるようになったのです。

しつけには飼い主の心の余裕というか…許容範囲を広げることも大事ですね。

そこにたどり着きました。

自分の中で起きた、しつけ革命

女の子が体調を崩してからは、しつけ方法を全面的に考え直しました。出来ないことをできるようにするよりも、出来ることを探そうという子育ての精神を取りいれてみました。認めてあげること、出来ることを褒めること・・・それを半年以上の時間をかけてやり直しました。

飼い主の心が伝わる

今でこそ思うのですが「無駄吠え」をするときというのは必ず飼い主側が妙な緊張をしているときでした。「吠えたらどうしよう」「いやだな」なんでそんな風に考えてしまったのでしょうか。傍にいながら少しもわが子を守れていない自分がいました。人間側の体裁ばかりを優先していた自分を大いに反省しました。

私流のしつけ方法とは?

この経験から、私はワンちゃんをしつける時に5つのことを心掛けることにしました。

  1. 高いハードルに挑まない
  2. 他のワンちゃんと比べない
  3. 自分から興味を持たない事には連れていかない
  4. 注意をするときには短く一言だけ
  5. 「大丈夫だよ」と安心感を与える

まとめ

ワンちゃんも様々であれば、飼い主も様々、しつけも様々だと思います。みなさんはしつけを行うとき、どんなことに気を付けていますか?

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