愛犬のしつこい食糞…我が家で試した対処法を紹介します!

トレーニング・しつけ

我が家の愛犬が幼かった頃、散歩の躾とともに私が一番悩まされたのは、しつこい食糞癖でした。

我が家の愛犬(ラブラドール・雄)は、生後2ヶ月でブリーダーさんのところからやって来た子なのですが、迎えてから約10ヶ月、1歳の誕生を迎える直前まで食糞が続いた強者です。

お恥ずかしい話ですが、1歳までの飼育の記録をつけた日記にはほぼ毎日、日付の横にその日に食べた糞の数が書いてあります。

今回は、愛犬の食糞癖に悩まされていた時期に、我が家で試した対処法をご紹介します。

子犬はどうして食糞をするの?

愛犬が自分の排泄物を食べている光景というのは、多くの飼い主さんにとってショッキングなものでしょう。

しかし、動物の世界では食糞は決してアブノーマルなものではなく、例えばコアラは幼体の時、離乳食として母親の糞を食べることが知られています。

好奇心旺盛な子犬にとって、目に映るものすべてが新鮮です。

「あれ?これは何だろう?」そんなちょっとした興味が切っ掛けで思わず糞を口に入れてしまうことは、決して珍しいことではないとされます。

また、消化器官も未発達なことから子犬の糞には未消化の食物が含まれ、美味しそうに感じられるのも食糞の原因と言われています。

そのため、動物病院や訓練学校で相談をした時も、1歳までは食糞があっても気にしなくて良いとアドバイスをもらいました。

しかし、そう言ってもらえても私は安心できませんでした。

我が家の愛犬は興味本位で始まった食糞を、こじらせているように感じられたからです。

間違った対処で食糞の理由は変わっていく?

愛犬の食糞を辞めさせたいなら、排泄物を見つけたらすぐに捨てること。

これは、犬の飼育書などを見ると必ずと言ってよいほど目にした対処法で、動物病院で相談した際にも同じことを言われました。

そこで、最初のうちは愛犬が糞をしたらすぐ取るようにするように徹底していたのですが、これが後に食糞癖を一層厄介なものにしていったのです。

我が家の愛犬はある時突然、飼い主が部屋から出た隙を見て排泄をするようになり、隠れて食糞をするようになりました。

私が洗濯物を干している間、宅急便を受け取っている間……そんな僅かな隙を見て、サッとトイレを済ませてしまうのです。

愛犬の様子があまりに奇妙に感じられたため、この様子をこっそり動画に撮って、お世話になっていた訓練士さんに見てもらいました。

すると、どうやら自分の糞は飼い主が集めずにはいられないほどの価値があるものだと、勘違いしてる様子だと言われたのです。

そして、そんなに良いものなら見つかる前に独り占めしようと考えているのではないか、と指摘されました。

いやはや、犬って凄い勘違いをしますね……

我が家で行った食糞対策と、効果の紹介

犬の躾は、飼育書通りにはいかないことが多々あります。

それは、食糞を止めさせるということにも当てはまったようです。

訓練士さんから、気持ち悪いかもしれないけれど排泄物をすぐに取るのは止めた方が良い、とアドバイスをされた我が家では、他の方法で食糞をやめさせられないかと試行錯誤をしました。

我が家で行った食糞対策と、その効果や注意点を紹介していきます。

パイナップルを食事に混ぜる

我が家で行った食糞防止策で一番効果があったのが、食事にパイナップルを混ぜることでした。

パイナップルが犬の食糞防止に効果があるとされる理由は、以下の2つがあります。

・パイナップルには消化酵素が含まれており、フードの消化を助ける
・パイナップルを食べた後は、糞の臭いがきつくなる

他にも、パイナップルを食べた後の糞は苦くなるという説もありますが、医学的な根拠はないそうです。

パイナップルにアレルギー反応を起こしてしまう子もいるので、初めて与える際は少量ずつ、様子を見ながら与えてくださいね。

口の周りを痒がる、目の縁が充血しているといった様子が見られたら、アレルギーを疑って食べさせるのを中止しましょう。

パイナップルを与えるのをやめると食糞癖が復活することがありますが、毎日与え続けると、パイナップルが原因で愛犬の体重が増えてしまう恐れもあります。

効果があった場合もパイナップルだけに頼らず、他の対処法と組み合わせたりしながら、上手に体重コントロールをしてあげてください。

糞から興味をそらせるようにする

愛犬が排泄をしたら、すぐにおもちゃやおやつで気を引いて自分の方に来させるという対処法も、一時的には効果が見られました。

しかし、我が家の愛犬は糞をしたらご褒美をねだって無駄吠えをするようになってしまいました。

思ったように構ってもらえないと糞を食べるだけではなく、脚でぐちゃぐちゃに踏みつぶしたり、咥えて投げつけてきたりするようになったのです。

正直に言って、まだ食べてくれた方がマシだと思うほどの結末でした……

躾用のスプレー・ビターアップルを使う


子犬の頃、食糞と同様に頭が痛かったのが愛犬の破壊癖です。

脚を噛んでダイニングテーブルを壊し、ソファの座面を噛みちぎって壊し、TVボードをかじって壊す。

子犬時代の我が家の愛犬は目に入るものは何でも壊す破壊王で、この子と平穏に暮らすには、何もない空間に住むしかないのかと悩んだほどです。

そんな我が家では当時、噛み癖の躾としてビターアップルを使用していました。

リンゴから犬が嫌がる苦みの成分を抽出して作ったというビターアップルは、安心して使える躾用のスプレーとして、多くのペット雑誌や飼育書でも紹介されています。

しかし、最初の頃こそ糞にかけても家具にかけても効果が見られたのですが、最終的には愛犬がビターアップルの苦みを克服してしまい、全く効果がなくなってしまいました。

調べてみると、我が家の愛犬のように苦みを気にしなくなってしまう子は少なからずいるようです。

フンロップを使う

恐らく愛犬の食糞に悩んでいる飼い主さんにとって、お馴染みの商品であろうフンロップ

我が家でも、もちろん試しました。

ビターアップルと違い、フンロップは食事に混ぜることで糞が苦くなり、犬が食糞をしなくなるというシロップです。

そのため、愛犬がトイレに向かう様子を待ち続けなくて済むという手軽さが魅力です。

最初、1本使い切っても我が家の愛犬には全く効果が見られなかったため、意味がなかったかと思ったのですが、調べてみるとフードの種類によってはフンロップゴールドを与えないといけないことが分かりました。


与えているフードがプレミアムフードの場合、フンロップゴールドを使う必要があるそうです。

プレミアムフードの定義は、はっきりと決まっていません。一般的には、人間の食事と同じレベル(ヒューマングレード)の食材で作られていることや、AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たしたものなどが、プレミアムフードの条件とされています。

当時、我が家では愛犬にピナクルを与えていました。



我が家の愛犬はラブラドールです。

垂れ耳で水遊び大好きという性質から耳のトラブルが多く、様々なフードを試したところ、魚由来のものを与えると、耳を痒がる様子が減ってきたことから、子犬の頃はピナクルを食べさせていました。(成犬になってからは、手作り食に変えています)

ピナクルもプレミアムフードのため、フンロップからフンロップゴールドに切り替えてみました。

すると、愛犬が全く自分の糞に興味を示さなくなったのです。

結局我が家ではパイナップルとフンロップゴールドを交互に使って、愛犬の食糞を止めさせました。

まとめ

犬にとって食糞は異常な行為ではない。頭では分かっていても、愛犬が糞を食べている所を目撃すると、つい大声で「やめて!」と怒鳴ってしまいそうになりますよね。

しかし、叱られてしまうと犬は排泄行為そのものを悪いことだと感じ、トイレを我慢するようになってしまうと言われています。

我が家の愛犬のように怒られても全く気にしない性格の子もいるとは思いますが、本能でやっていたことを叱られてしまうのは可哀想です。

あれだけ大好きだったはずの自分の糞ですが、現在は愛犬の鼻の先に糞を持っていくと「汚いものを近づけるな!」とばかりに嫌がります。

食糞は飼い主さんにとって大きな悩みになってしまいがちですが、いつか飽きるだろうくらいの気持ちで構えていればよかったな、と愛犬が5歳になった今では思います。

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まつかね類

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2013年生まれの雄のラブラドールレトリーバー、2014年生まれの雌の猫、2015年生まれの人間の娘と、種族の違う年子の子育て中の主婦ライターです。 普段は...

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