愛犬と楽しく!クリッカートレーニング!

トレーニング・しつけ

みなさんの愛犬は、どんな可愛い芸をしますか?
わんちゃんと暮らしている方なら一度は「可愛い芸を覚えさせたい」「何か技を教えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかしいざ芸を覚えさせようとしても、何から始めていいのか、どうやって我が子に教えればいいのか迷ってしまいます。飼い主さんもわんちゃんも、楽しく遊び感覚でトレーニングできたら嬉しいですよね。
そこで今回は、我が家で大成功した「クリッカートレーニング」を紹介したいと思います。
基本的なしつけや芸、問題行動の改善にもおすすめの、クリッカーを使った楽しいトレーニングです。

クリッカーとは?

そもそもクリッカーとは何なのか。
名前を聞いたことがない、初めて見たという方も少なくないと思います。

クリッカーとは、真ん中にボタンのようなものがついていて、ボタンをクリックすると「カチッ」とボールペンをノックした時のようなクリック音が出る道具です。サイズが7㎝くらいの手のひらサイズです。
愛犬が望ましい行動ができた時に、クリッカーのクリック音で「良いことをしたんだよ!」「すごい!上手だよ!」と伝えて、ご褒美へと導きます。
イルカの訓練などにもよく使われている犬笛(ホイッスル)と同じような役割です。

私が使っているのはPetSafe社の「Clik-R」です。後ろ側に指をかけられる指バンドもついているので持ちやすく、ボタンも押しやすいので気に入っています。

他にも様々な種類のクリッカーが販売されているので、自分の手にフィットするものを探してみてはいかがでしょうか。
500円前後のものから数千円する商品まで、ペットショップやネットショップで購入することが出来ます。

クリッカートレーニングを始める前に

クリッカーをまだ認識していないわんちゃんにクリック音を鳴らしても、わんちゃんの頭の中は「?」ですよね。そこでまずはクリッカートレーニングを始める前に、この音が鳴るとご褒美がもらえる、良いことがあると理解してもらわなければなりません。
以下の手順をぜひ参考にしてみてください。

準備するのはクリッカーと好物のトリーツ(おやつ)だけでOKです。

1.片手にクリッカー、もう片方の手にトリーツを1つだけ持つ。
2.わんちゃんの近くでクリッカーを1回鳴らし、素早くトリーツをあげる。

これを何度か繰り返します。
数日間この簡単な工程を続けることで「クリック音=ご褒美がもらえる」と覚えます。

さっそくはじめてみよう!

愛犬がクリッカーを認識したら、さっそくクリッカートレーニングをはじめてみましょう。最も基本となる「おすわり」を例に、我が家のわんこに実践した手順を紹介します。
必要なものは先ほど同様クリッカーとトリーツのみ。

1.座った瞬間、クリッカーを鳴らし、ご褒美をあげる
飼い主さんは指示をせず、愛犬の行動を不自然にならない程度に見守ります。わんちゃんが何気なく座ったら、床にお尻がつくその瞬間に「カチッ」と1回クリッカーを鳴らしご褒美をあげます。

2.座った瞬間、指示を声に出しクリッカーを鳴らす
1に慣れてきたら、今度は床にお尻がつくその瞬間に「おすわり」と指示を出しクリッカーを素早く鳴らします。

2を何度も繰り返すことで、わんちゃんは飼い主さんの指示「おすわり=座る=良い行動」と関連づけていきます。

注意点

飼い主さんもわんちゃんも楽しくクリッカートレーニングを行っていく上で、私たち飼い主が心がけたいことをまとめてみました。

・クリッカーを鳴らしたら必ずご褒美をあげる。
・トリーツは少量ずつ。
与えすぎはカロリーオーバーにもなりかねないので、小さく切って少しずつ与えたり、ごはんの量をその分減らして調節するといいかもしれません。
・トレーニング時間を決めて、長くやり過ぎない。
人間同様、犬が集中していられる時間にも限りがあります。5分~10分程度を目安に時間を決めて行いましょう。
・万が一望ましくない行動をした時、誤ってクリッカーを鳴らしてしまっても、無反応で動揺を見せない。

クリッカートレーニングのメリット

我が家でも実践してみて、クリッカーを使ったトレーニングには良い点がたくさんありました。

・コマンドを正確に教えられる。
望ましい行動をしたその瞬間にピンポイントでクリッカーを鳴らすことで、わんちゃんが正確に「この行動が良いことなんだ」と理解してくれます。

・誰でも関係なく「良いこと」と愛犬に伝えられる。
高い声、低い声、犬は私たちの声の高低で判断するともいわれています。子供の声、男性の声、みんな統一した声を出すのは困難です。クリッカーなら誰でも一定のクリック音を鳴らすことができます。

・周りを気にせずに褒めることが出来る。
お出かけ先など、あまり大きい声で褒められない時もありますよね。そんな時でも、周りを気にせずに愛犬を褒めることが出来ます。
我が家の愛犬は、人とすれ違う際に興奮して吠えてしまうことがたびたびありました。それまでは、吠えずに通り過ぎることができた時に大げさに褒めていたのですが、クリッカーなら「カチッ」と鳴らすだけなので、誰にも気づかれることなく褒めることができます。

おでかけ時の持ち歩き方

クリッカーはコンパクトサイズなので、外出時にも手軽に持ち運びできます。
私は散歩に行く際などはクリッカーの穴部分にヒモを通して首にかけて持っていきます。両手も空きますし、バッグからわざわざ取り出さなくていいのでとても便利です。他にも、キーチェーンなどに一緒につけておけば常に持ち歩けるので、そちらもおすすめです。

まとめ

クリッカーを使ったトレーニングは数多くあるトレーニングのひとつです。訓練業に携わっていない私でも、このクリッカートレーニングを通して愛犬に基本的なしつけや数多くの芸を教えることが出来ました。私の体験を通して少しでもみなさんのトレーニングのヒントになればうれしいです。




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