日本犬の種類と特徴、魅力について

エッセイ

皆さんこんにちは!白秋田犬ポンズの飼い主です。
秋田犬と出会い、秋田犬について調べるうちに日本犬全体に興味を持つようになりました。

今回は、日本犬とはどんな犬種で、どんな特性があるのかを、2018年戌年の締めに、まとめてみました。

日本犬とは?

柴犬紀州犬甲斐犬四国犬北海道犬秋田犬と言われる、日本犬保存会に認定されている6犬種が日本犬と言われる代表犬種です。

小型犬:柴犬


■柴犬「小桃ちゃん」

さて!ここでいきなりクイズです!

柴犬の読み方は

①しばけん
②しばいぬ

さぁ、どっちでしょうか!

正解は・・・


■しばけん?しばいぬ?小桃ちゃん、考えすぎて、ヨダレがダーーーーーーーー(º﹃º )

正解は・・・②のしばいぬです!


■みんな、とーぜん当たったよね?と、しらたまちゃん。

天然記念物として登録されている読み仮名が「しばいぬ」ですので、「しばけん」ではなく「しばいぬ」が正解です。

そして、他の日本犬とは違って、唯一地方名が犬種に入っていません。

色は、赤、黒、胡麻、白の4色。赤、白、黒が混ざった胡麻色の子は数が少なく珍しいようです。
短毛・立耳・巻尾が特徴となっています。

その昔、柴犬は鳥など小動物の狩猟で活躍していた歴史があります。

日本犬の中では1番身近ですよね。
身近な柴犬ですが、実は狼の遺伝子に近いものを持っていると言われてます。


■したらまちゃん「遺伝子は狼に近いのよ!ドォォーーーン!」

中型犬:北海道犬


■優しい目をしている北海道犬女子「こころちゃん」

北海道犬は、サイズ的には、小型犬~中型犬の間に位置するそうです。
北海道犬アイヌ犬と呼ばれています。

最近は携帯電話のCMで有名ですよね。

白がメインカラーと思いきや、赤、白、黒、虎、胡麻、狼灰等、実はカラーバリエーションが豊富です!


■私はお父さん犬じゃないですよ、女子ですよ~な、こころちゃん。

勇敢で大胆、野性味強く我慢強く粗食にも耐え寒さに強いと言われています。
実際、ヒグマやエゾシカの猟で活躍しているようです。

熊にも立ち向かう怖いもの知らずのチャレンジャーなんですよ。
CMからは想像つきませんよね。


■えっへん、実は強いんだよ!

中型犬:紀州犬


■毎日スーパーダッシュで日々トレーニングをしている紀州犬男子「ハク君」

柴犬の次に登録件数が多いと言われている紀州犬

紀州犬というと白しかいない、というイメージがあります。
数は圧倒的に白が多いですが、有色(胡麻、赤毛、虎毛、黒毛等)もいます。
日本犬で白犬!というと、真っ先に紀州犬が浮かんできます。

猪や鹿などの猟で活躍しているので、猟師さんの誤射防止で目立つ色「白」が好まれたことや、日本人は昔から、白蛇、白馬等を神とする白信仰から「白色」を好んだのもその理由かもしれませんね。

白いものは縁起がいいとも言いますしね!


■関東に居たらほぼ会えない有色紀州犬女子「アキちゃん」

このスレンダーな体からは想像つかないですが、日本犬No1の体力の持ち主ともいわれています。
山、川、など大自然がとっても似合いますよね。


■スーパーアスリート「ハク君」、運動の後はクールダウン。

運動量がすごいので、あまり街中ではあまり会う機会は少ないかもしれません。
紀州犬保存会でも登録頭数の減少が懸念されており、本場和歌山の動物園などでふれあい会などが開かれています。

和歌山公園動物園 公式サイト


■普段は山や川が多いアキちゃん、たまにおおっと思うところ(海)に・・・

中型犬:甲斐犬


■甲斐犬女子のすーさんこと「寿々女さん」

はい!ここでまた犬の呼び名クイズです!

甲斐犬の読み方は

①かいけん
②かいいぬ

どっちでしょうか!


■いつも艶々できれいなすーさん。「どっちかなんて、すぐわかるわよね???」

飼っている側は、そこまで気にはしてないのですが、その犬種名の呼び方で呼ばれるとニヤっとうれしくなっちゃいます。
こちらは、わかりやすいかですかね?

正解は・・・

正解は・・・①かいけんです!

「かいいぬ」と呼ぶと「飼い犬」となってしまうので、「かいけん」が正解ですね!
見た目は黒一色に見えますが、実は黒一色ではなく虎柄(黒虎、赤虎、中虎)という柄が入っています。

山梨県、甲斐地方を中心に日本犬保存会とは別に「甲斐犬愛護会」という登録団体があり、そちらに登録されている甲斐犬の方が多いようです。

本部展と言われる展覧会は、甲斐犬オンリー!圧巻でしょうね。


■走り姿も神々しい!

甲斐犬がよく言われるのは、生涯で主人はただ一人、という意味の「一代一主」の犬といわれます。

こんな有名なエピソードがあります。

とても学習能力が高く、一説では旧日本軍において軍犬として飼育を試みたところ、ジャーマンシェパードの半分の時間ですべての課程を習得したといわれている。しかし、一代一主な犬。いざ本番のテストとなったら飼い主さんの言うことしか聞かずに不合格になった。

とんでもない賢さ、そして忠誠心ですね!

中型犬:四国犬


■関東地方に住んでいると、ほどんど会えない四国犬「以蔵君」

中型の日本犬の中でも最も数が少ないと言われている四国犬です。

四国犬は、以前は土佐犬と呼ばれていたということをご存知でしたか?
闘犬土佐犬と間違われるので四国犬と改名したという歴史があるようです。
闘犬土佐犬は、イメージ通りの化粧まわしをつけたお相撲さんのようなスーパー大型犬です。

高知県や四国地方を中心に繁殖されています。
色は胡麻、赤、黒褐色など、単純な3色ではなく、私のような素人では正直色がわかりません。

狩猟などで活躍し、山や川など自然が似合うワイルドな風貌です。
日本オオカミと間違えられたというエピソードもあるんですよ。

野生的な気迫と素朴な外見、勇敢ながらも冷静な判断のできる賢い犬と言われています。


■海で泳いだ後砂浜ダッシュ!

大型犬:秋田犬


■優しい目の秋田犬虎毛男子「官兵衛君」

日本犬唯一の大型犬といえば、秋田犬ですね。


■秋田犬といえば雪!こちら秋田犬白毛男子「桃次郎君」

さて、しつこいですが、ここでまた犬の呼び名クイズです。

秋田犬の読み方は

①あきたけん
②あきたいぬ

さぁ、あなだはどっちを選びますか?

正解は・・・こちら!


■秋田犬赤毛女子「すずちゃん」

「あきたいぬ」が正解です!

「あきたけん」と呼ばれると「秋田県」と混同されるので「あきたいぬ」と呼びます。
ただどっちでもわかるので良いのですが、「あきたいぬですか?」と言われると飼い主ニヤっとしちゃいます。

元々は、東北地方で猟師について熊や猪を追い立てる役割をしており「マタギ犬」と呼ばれていました(東北の猟師さんをマタギと呼んでいた歴史があります)。
今では全く想像つかないのですが、猟犬だったのです。

明治時代くらいから国内で「闘犬」がブームになり、純粋な秋田犬としてよりも、「強さ」を追求していった結果、闘犬土佐犬とも渡り合えるようにと、マスティフやグレードデン、ジャーマンシェパードなどとの混血が多くなり、当時の秋田犬は、全くの別の犬になってしまったそうです。

その状態を危惧した人たちの涙ぐましい努力により、現在の秋田犬の姿が確立されました。

長毛タイプは混血の名残という説もあります。

秋田犬が闘犬だったという話は、漫画でも有名ですね。

基本の特徴は、短毛。立耳、巻尾、色は赤・虎・白です。


■柴女子「小桃ちゃん」と秋田男子「官兵衛君」。大きさがこんなに違うのに力関係は・・・

わさお君などの長毛タイプはむく毛と言われています。
スタンダードから外れていても立派な秋田犬です。

最近は日本国内での登録頭数よりも海外(ヨーロッパ方面)の登録数が増えています。
このままでは、秋田犬は海外の犬になってしまうのではないかという懸念が・・・

そして秋田犬のエピソードと言えば、やはり「ハチ公」が有名ですよね。

渋谷の待ち合わせスポットの「ハチ公像」。
それとは別に、ハチ公が待ち焦がれた上野先生と再会できた像があるのをご存知ですか?
東京大学農学部にあるので是非!

ハチ公と上野英三郎博士の像を東大に作る会 公式サイト

私は、見たときなぜだか泣いてしまいました・・・

日本犬への想い

秋田犬保存会でも、秋田県、大館市のアピールで秋田犬ふれあいなどありますが、その犬種を知ってもらう良い機会だと思っています。

もう、そういうふれあいイベントを日本犬全体でやればいいのにな~なんて思います。
人に対しては大丈夫であっても、他の犬みたらガウガウとかあるから難しいかな・・・(;´Д`)

でもきっと、日本犬距離さえとれば大丈夫!

日本犬距離とは・・・秋田犬飼いは、秋田距離、柴犬飼いは柴距離というものがあります。
オフ会などでの写真撮影、お散歩、特に他のワンちゃんに慣れた子なら大丈夫ですが、まだ慣れていなかったり、初対面だった場合は歩数2歩くらいの距離(近くに寄ると唸ったりガウったりするので、しない距離)を保ちます。
きっと日本犬距離もあるでしょう。

大人数だと入りきらないか、豆サイズの写真になっちゃいますし、すごいスペース使いそうですね。

世間一般で日本犬は、飼い主に忠実、飼い主以外には心を開かないなどと言われたりしますが、育て方や環境で変わります
個々の性格にもよりますし、育て方によっては他の人にもフレンドリーな子になりますよ。

しつけが入りにくいとは言われますが、そんなことはありません。
愛情をもって接し、人、環境に慣らし、お散歩や運動をしっかりしてあげましょう。

特に中型サイズ以上の犬に関してはストレスを溜めさせないためにも長距離の散歩や運動を一緒にしてあげましょう。

ポーカーフェイスと言われる日本犬ですが、実は表情豊かで面白いですよ。


■秘儀「口角上げマッサージ」で美容活動に勤しむ柴犬しらたまちゃん。

■紀州犬アキちゃんはいつも自然の恵みを満喫!

■アスリート紀州犬ハク君、オフモードは甘えん坊さん。

■いつもきりっとした甲斐犬寿々女さんのオフショット。

■きりっとした四国犬の以蔵君、こんなキュートな表情見せてくれました。

■秋田犬白毛女子「ポンズちゃん」はウインク☆

まとめ

いかがでしたか?

少しでも、日本犬の魅力を皆様にお伝えしたいな~と思い、あまり図鑑的な写真ではなく、またバリバリ展覧会ではない、オフショット的な写真を集めて、お伝えしました。

日本犬に興味をもっていただけたら、ただそれだけでも日本犬好きとしてはうれしい限りです!




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