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オーストラリアと日本の犬事情の違い~ライフスタイルの違い編~

エッセイ

みなさまこんにちは!ReCheriライターのchiiです(●´ω`●)

私は大学を卒業した後、オーストラリアへワーキングホリデーに行きました。

「ワーキングホリデー」とは1年間アルバイトなどで働きながら滞在ができるビザを取得して行くもので、オーストラリアは日本人に人気のワーホリ国なのです。

英語が全くできずに飛び込んでしまった私はバイト探しに四苦八苦していましたが、やっと日本人がオーナーのところに採用してもらえました。

なんと、そこは犬のトリミングサロン!

トリマーの資格や経験は無かったものの、アシスタントとしてハサミを使っての仕上げ以外のことをお手伝いしながら修行させていただけるとのことで、犬が好きな私にとっては願ったり叶ったりな職場でした(#^^#)

現地のワンコやオーナーさんたちと触れ合っていく中で、日本とのワンコ事情の違いも肌で感じることができました。

今回は2記事にわたりオーストラリアのワンコ事情をご紹介しながら、日本との違いを比較してみたいと思います。
前半の今回は「ライフスタイルの違い」に焦点を当ててご紹介します!

それでは、Check it up★

オーストラリアは自然豊かな国

世界屈指のオーガニック大国であるオーストラリアは、自然や動物に対して愛を持っていると感じました。
南半球にあるオーストラリアは日本とは逆の季節になりまして、夏はカラッとした暑い気候です。

私はゴールドコーストというサーフィンのメッカの街にいましたが、そこは冬でも日本の秋くらいの気温でそれほど寒くはありませんでした。
(ちなみに私は海ではなぜか体が沈んでしまうので泳げません笑)

住宅街にはたくさんの見たこともないような鳥がいました。赤や緑のカラフルな鳥や、カラスのような見た目で人懐っこい鳥、鶴のようなそれはそれは大きな鳥も!

鶴のような大きな鳥は、後で調べるとトキの一種であるようでした。
トキと言えば日本では神々しいイメージなのに、オーストラリアで出会ったトキはゴミ箱を器用に開けてつついているという…なんとも現実的な行動をしていました(笑)

日本と違うのは、住宅地でも野良猫を1匹も見なかったことです。
後で調べたところ、野鳥などの自然を守るために猫をお外に出してはいけない時間帯が決まっているそうです。

その他、犬のウンチを取らないこと、リードを着けなくてはいけない区域でノーリードでいることも罰金対象のようです。

オーストラリアはビーチがとてもきれいですが、犬が入っても良いところと禁止されている区域とが指定されていたりします。
このように、ペット以外の自然を守るルールがいろいろと決まっているのです。

オーストラリア人は犬が大好き!

オーストラリアをはじめ、欧米諸国で人気なのは猫よりも犬である印象を受けます。
外国の方は外でウォーキングやジョギングなどのエクササイズをする習慣のある方が多いので、一緒にトレーニングができる犬の方が人気なのかもしれませんね。オーストラリアでも1人1匹飼っているのではないかと思うほどワンコはたくさんいました。それも、大きな犬を何頭も飼っている方もいて、さすが外国だな~!と思いました(‘;’)

オーストラリアは2015年時点の調査で、ペットと暮らす世帯数が最も高い国であるという結果が出ており、ペットを飼ってる世帯のうち39%が犬と暮らしています。日本は約12%で、犬を飼う人は年々減少傾向にあります。逆に日本は今猫ブームにありますが、これは現代の日本人のライフスタイルの変化にも理由があると思います。

ライフスタイルの違い

オーストラリアのおうちはとっても大きいです。
オーストラリア人の体格が大きいということもありますが、土地が広いので平屋のおうちも一般的で、郊外には立派なお庭があるおうちもたくさんありました。

対して日本は都心部に行けば行くほど土地が狭く高く、平屋の一軒家なんて夢のマイホームですよね。
特に独身の若い方たちは賃貸マンションやアパートなどの集合住宅に住むことが一般的ですので、大型犬はもとより犬を飼うこと自体が難しい方も多いと思います。

昔は我が家にも大きなスピッツがいたそうです。私が生まれる前なので会ったことはありませんが、それはそれはよく吠える子だったようです。昔のご家庭の犬は「ペット」というよりは「番犬」という扱いでした。なので、柴犬やスピッツ、雑種犬など比較的に大きなしっかりした犬を飼っていた印象があります。

しかし現在は犬を家族の一員と考えることが一般的になりました。ですので、外飼いから室内飼いへとシフトしていく中で小型犬の人気が高まっていきました。

そして、日本人はとっても働き者で残業も頑張っちゃう気質です。大型犬や中型犬はお散歩や遊びの量が結構必要ですし、小型犬であってもお留守番の時間が長すぎるとストレスになります。家を空ける時間の長い若い方やお散歩の時間を確保できない忙しい方には犬を飼うことは難しく、共働きの世帯が増えていることも犬を飼う世帯の現象の理由かと思います。

犬を飼う世帯の現象と引き換えに、日本でもペットは家族であるという意識が高まっています。大切にしなければいけないという意識がしっかりあるため、むやみに犬を飼う人が少なくなったのかもしれません。

そして、ある程度ひとりで自由にしていてくれる猫の方が現代日本のライフスタイルにマッチしたからこその近年の猫ブームであるとも言えます。

一方、オーストラリアは家庭やプライベートが1番の国です。シドニーなどの都会はどうかわかりませんが、私が住んでいたゴールドコーストの現地人はみな定時キッカリに仕事を終え、家族や友人、恋人とディナーを楽しむ人が大半でした。平日でも早い時間からレストランやパブが盛り上がっていました。オーストラリアは外食する人もとても多かったのですが、遅くまでやっている居酒屋さん的なお店はあまりなく、外食をしても早い時間に帰宅している様子でした。

1日の中で自分の時間をしっかり確保できるライフスタイルならワンコも寂しくないですよね。夕方のビーチ沿いの散歩道には仕事終わりのジョギングに連れそうワンコもたくさんいました。

オーストラリアで人気の犬種

・ゴールデンレトリーバー
・ラブラドールレトリーバー
・ドーベルマン

オーストラリアではこのような大型犬が人気です。
運動量の高い大型犬は日本で飼うにはハードルが高いように感じてしまいますが、オーストラリアでは一緒に走ったりドライブしたりとアクティブに過ごしているようです。特に男性やファミリーに人気のようでした。

また、

・ミニチュアダックス
・シーズー
・マルチーズ

などの小型犬も同じく人気です。特に女性はシーズーマルチーズを飼っている率が高いと感じました!
白くて小さいカワイ子ちゃんをバッグに入れておでかけし、カフェのテラスで一緒にお茶をする光景はとっても外国的でおしゃれだなぁと思いました。

そして、スタッフォードシャーブルテリアフレンチブルドッグなどのつるっとしてマッチョ系のワンコも人気です。
ブルドック系の犬種は何と言ってもタフな犬種なので、一緒に遊びがいもあり頼もしいところが人気です。また、気候の面でもオーストラリアの夏はとても暑いですしビーチで遊ぶことも多いため、長い毛の子よりもつるっとしてタフなボディの子の人気が高かったのかもしれません。

スタッフォードシャーブルテリア「スタッフィー」の愛称で呼ばれており、闘犬の血を引くイカつめの犬種です。
あの狂犬代表である「アメリカンピットブルテリア」とよく似ていますが、家庭用に飼いやすい性格に改良した犬種がスタッフィーになります。

私が現地のトリミングサロンで勤務する中で、大変多かった犬種は

・スタンダードプードル
・ラブラドゥードゥル
・ミニチュアシュナウザー
・ビションフリーゼ
・ミックス犬

が多かったです!

スタンダードプードルは現地で初めてみたのですごく感動しました!
すごく大きいプードルで賢く穏やかな子ばかり、モコモコの毛はカットし甲斐がありました。

ラブラドゥードゥルラブラドールとプードルのミックス犬のことで、こちらも初めて見ました。中型犬ほどの大きさのラブラドールがクルクルの毛になったような犬種です。このラブラドゥードゥルはオーストラリア原産で、もともと動物アレルギーを持っていて介助犬が必要な方々のために作られた犬種です。プードルのクルクルして抜けにくい毛はアレルギー症状を引き起こしにくく、ラブラドールの温和で人懐こい性格の長所を併せ持つラブラドゥードゥルは介助犬の素質に優れている犬種なのです。最近では日本でもよく目にするようになりました。

このように、ラブラドゥードゥルを始めオーストラリアではミックス犬もとても人気でした。
私がビックリした子は、ゴールデンレトリバーとミニチュアダックスのミックス犬でした!顔と毛はなんとなくゴールデンレトリバーなんですが、足が短く胴長!こんな風に、特徴的なミックス犬はスペシャル感があって人気のようでした。個性を大事にする外国ならではかもしれませんね。

一緒に毎日を楽しむために♪

犬を飼うということは、生活の一部が犬になるということです。「犬と一緒にどんな暮らしがしたいのか」というイメージを持つことで、たくさんの犬種の中から運命の子との出会いがありますよね。

日本ではおうちの中で飼いやすく扱いやすい小型犬が大変人気ですが、オーストラリアではアウトドアでタフに遊べる中型犬~大型犬の人気も高いです。また、純血だけでなくミックス犬の人気も大変高く、オーストラリアの個性を重要視する文化も感じることができました。

次回はオーストラリアと日本の「考え方の違い」に焦点を当てて、オーストラリアの犬事情をご紹介したいと思います!




chii

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ライターのchii(ちい)です。 祖父が家畜専門の獣医師であったことがきっかけで、幼少期から動物が大好きでした。 しかし実家ではペットを飼うことを長らく禁止...

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