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愛犬の散歩で地域の防犯!わんわんパトロール隊ってなにをするの?

エッセイ

愛犬の散歩で子供の登下校時の見守りや、地域の防犯活動を行う「わんわんパトロール」をご存知でしょうか?

行っている自治体は限られていますが、散歩をすることで愛犬と一緒に地域に貢献ができるというのは素敵ですよね。

今回は、わんわんパトロール隊の活動について、実際に愛犬と活動に参加して良かったことも含めて紹介します。

わんわんパトロール隊ってどんな活動?

わんわんパトロール隊は、警視庁や県警と言った警察機関と獣医師会が主導となって行っている活動です。

主に小学生の登下校時に合わせた時間に犬の散歩に行くように勧めることで、子供を狙った犯罪を防ぎ、空き巣やひったくりといった犯罪の抑止も狙っています。

子供を狙った犯罪は、特に下校時間に多く起こるとされます。

最近は放課後に学童を利用してから帰宅する子も多く、人通りが少ない道を小学生が1人で歩いている様子を見ることも増えました。

「あの子、あんな所を1人で通って大丈夫かな?」と心配になることがあっても、こちらが大人だけだと、逆に警戒されてしまいそうで話しかけづらいですよね。

しかし、犬を連れているだけで初対面の子供とも気さくに話ができ、その道は危ないよ、という意見も素直に受け入れてもらえることが多いです。

また、わんわんパトロール隊には、毎日同じ時間に会う見守り隊の犬たちを通して、動物の温かさを知って欲しいという情操教育の役割もあります。

わんわんパトロール隊ってどうやって入隊するの?資格は?

都道府県の獣医師協会に所属している動物病院の窓口で、必要書類に記入することでわんわんパトロール隊には簡単に登録ができます。

歩いているだけで犯罪抑止効果がある犬となると、シェパードのようにいかにも強靭で賢い犬種でないといけない印象もありますが、登録できる犬種や年齢には制限がありません。

例えば小さいワンちゃんなら、動物と触れ合う機会の少ない子供でも怖がらずに仲良くなりやすく、犯罪者が子供に近づくことが防げるといった効果もあるでしょう。

狂犬病の予防接種を受けている犬であれば、誰でも隊員として活動することができます。

自治体によっては活動を行う日時が決まっていて、それに参加できることが必須になることもありますが、我が家が参加している活動(千葉県警の管轄です)のように、無理のない範囲で小学生の登下校時に散歩をするように心掛けるだけ、というものもあります。

活動中に不審者を見たら?

あくまでも隊員は一般の市民です。そのため、パトロール中に不審者を見つけた場合は警察に通報して、不審者には直接接触しないように決められています。

子供が連れ去られそうになっているなど緊急の場合のみ、大声を出す、近隣の人と協力をして取り押さえるといった対処が認められています。

わんわんパトロール隊の特典

パトロール隊に参加すると、特典が受け取れる自治体もあります。例えば千葉県の活動では、下のような特典がもらえます。

わんわんパトロール隊員章

リフレクター素材でできているキーホルダーです。散歩中に、リードや散歩用バッグなどに付けて携帯します。

ワン章

愛犬の首に巻くバンダナです。我が家の愛犬は首回りが55cmあるのですが、少しパツパツです。

各種助成券

マイクロチップ装着料金割引感が1枚、健康診断割引券が3枚セットになっています。

この助成券は、パトロール隊の登録申し込みをした動物病院で利用可能です。

既にマイクロチップを装着している子の場合、マイクロチップ装着助成券は健康診断割引券として使用できます。

わんわんパトロール隊に参加してよかったこと

我が家がわんわんパトロール隊に参加し始めたのは、半年ほど前からです。

恥ずかしながら、地域に貢献したい!という強い思いがあったわけではなく、かかりつけの動物病院で「せっかく強そうな見た目なんだから、協力してみては?」と勧められたのがきっかけで、特典の助成券につられての申し込みでした。

しかし、活動を続けていくと得られるものが多くありました。

実際にパトロール隊に参加してみて、良かったと感じた点を紹介していきます。

愛犬の友達が増えた!

愛犬と近隣の小学生たちが仲良く遊んでいる姿が見られるのは、嬉しいことです。

我が家の愛犬は体が大きいだけではなく、声も野太くて強面なので、子供から避けられてしまうことも多くあります。

仕方がないことですが、飼い主としては「根はいい奴なんだけどなあ」と切なくなるのも事実です。

しかし、わんわんパトロール隊に参加することで「怖そうだけど、本当は触ってみたかった」と子供から声を掛けてもらうことも増え、愛犬も幸せそうにしています。

愛犬の働きたい欲求が満たせる!

犬は、大好きな飼い主と一緒に何かに取り組むのが大好きです。

しかし、日常生活では一緒に遊ぶことはできても、愛犬に仕事を任せる機会はなかなかありませんよね。

最初こそ、バンダナを巻いていつもと同じように散歩をしていた我が家の愛犬。

しかし、パトロール隊の存在を知っている方や、警察の方、子供の見守りボランティアをされている方々から「よろしく頼むよ!」と声を掛けてもらうことで、どうやら自分は働いているという自覚が出て、それが自信につながっているように見えます。

飼い主と一緒に仕事をしている、という充実感があるようで、以前より無駄吠えなどの問題行動も減りました。

愛犬ともっと仲良くなれた!

これがパトロール隊に参加して、一番よかったことです。

一緒に何かをやるということは、愛犬との絆をより深めてくれます。

人間からすると、ただの散歩に少しだけ別の意味を持たせたものといったパトロール活動ですが、隊員として働く犬にはとても大切な意味があるようです。

我が家の愛犬はお人よしでお調子者で、もともと私達との関係は良好だと感じていました。

しかし、パトロール隊に参加するようになって、より人間の傍にいる時間が増えた気がします。

特に何が変わった、というわけではないのですが、愛犬との距離が一層縮まった実感があります。

まとめ

わんわんパトロール隊の活動には、愛犬の生活の質を上げる効果もあります。

パトロール隊は、残念ながらまだ全国に普及しているものではありません。そのため、お住まいの自治体によっては、活動を行っていないこともあります。

興味を持たれた方は、是非かかりつけの動物病院に問い合わせてみてくださいね。

まつかね類

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2013年生まれの雄のラブラドールレトリーバー、2014年生まれの雌の猫、2015年生まれの人間の娘と、種族の違う年子の子育て中の主婦ライターです。 普段は...

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