知られざる、猫の魅力

エッセイ

平成30年のペット数の統計では、日本で一番多く飼われているペットは・・・です!

猫は犬と比べてお散歩の必要がなく、鳴き声が小さいことなども人気の理由のようです。

最近では「ねこ検定」という検定まである猫人気ぶりです。

ねこ検定公式サイト

今回は、より身近な存在になりつつある猫の魅力や不思議をお伝えしたいと思います。

きっともっと猫が愛おしく思えますよ!

犬は人に付き、猫は家に付く?

猫が苦手な理由として「犬と違って情が薄いから」「懐かないから」という理由もよく聞きます。

昔から「犬は人に付き、猫は家に付く」と言うことわざもあるくらいです。

ですので、いくら世間が猫ブームでも「猫って懐かないのでは・・・」なんて思いませんか?

こっちが猫に愛情をかけてもプイッとどこかに行ってしまったらちょっとガッカリですよね。

打てば響く反応を猫に期待するのは間違いでしょうか?

しかし中には、種類によってとても人懐っこい猫もいます!

例えば、柔らかい毛並みが特徴の「ラグドール」がそうです。


■人形のようにおとなしい「ラグドール」

ラグドールは英語で「人形」という意味で、抱っこされるとまるで人形のようにおとなしい猫ちゃんです。

気性も荒くなく、甘えん坊なので初めて飼う猫としては最適とも言われています。

個人的には「バーミーズ」もかなり人好きだと思います。


■慈悲深い猫「バーミーズ」

バーミーズは「慈悲深い猫」と言われ、その名の通りおっとりと優しい性格です。

また、犬っぽい猫とも言われており、おしゃべり好きで人間が大好きです。

わたしも実際に猫カフェでバーミーズと遊んだことがありますが、足元から離れず、ずっとかわいい声でお話してくれました

本当に猫ちゃん!?と思うほどの熱烈歓迎ぶりにビックリしました!

このようにちゃんと人に付いてくれる猫もいるのです。

ですので「猫は情が薄い」とは一概には言えないと思います。

南極大陸で活躍した猫!

「犬は番犬になるなど人間の役に立つからいいけど、猫は役に立たないから好きじゃない」

という人に会ったことがあります。

犬は番犬になって防犯上活躍してくれますし、「盲導犬」や「警察犬」という立派な肩書のある犬もいるくらい犬は人間社会に貢献しています。

猫の活躍と言えば、猫駅長さんや看板猫くらいでしょうか?

しかし歴史を振り返ると、猫は国家の重大なプロジェクトに関わっていたことがわかります。

仏教伝来とともに中国からやって来た猫は、大切な経典をネズミから守る任務を担っていました。

お寺で猫を飼っているところが多いのは、そんな歴史の名残だとか。

現在ネズミ駆除を猫に頼らなくても良くなったので、猫は力を発揮する場が少なくなったものの、かつては大仕事をしていたのですね。

また、「役に立つ」のは目に見えるお仕事だけではありません。

癒してくれたり、元気をくれたり、そんな大切なお仕事を猫は毎日してくれているように思います。

ただいるだけでみんなの心が温かくなる・・・猫に限らずそれがペットの存在意義なのでしょうね。

猫の存在がいかに大切かを物語るエピソードがあります。

昭和31年「南極観測隊」が南極大陸に向けて出発した時のことです。

メンバーには有名な樺太犬タロとジロが含まれていましたが、なんと一匹の猫も乗船していました。

名前は、たけし。

犬達のように、そりを引くなどの任務があるわけでなく、ただ観測隊のマスコットとしての南極行きでした。

笑顔の隊員に抱っこされる姿や、雪の中を走りまわる姿など当時の写真も残っています。

中には将棋を打つ隊員の様子を傍らでじっと見守るたけしの姿も・・・!

たけしを囲む隊員たちの表情から、彼がいかにみんなの心の拠り所だったのかよくわかります。

氷の大地での過酷な任務にあたる隊員たちにとって、たけしは暖かいストーブ以上の存在だったのでしょう。

「たけし」の詳細

癒しだけじゃない!健康を助ける猫の「ゴロゴロ」

聞いているだけで気持ちよくなってしまう猫のゴロゴロ音ですが、実は人の身体に良いという事をご存知でしたか?

この猫のゴロゴロ音は、なんと骨折の回復に効果があるのです。

プロ選手からアマチュアまで広く骨折治療の一部として導入されている「超音波骨折治療法」も、このゴロゴロ音と同じ原理の治療法です。

「超音波骨折治療法」は、骨折の治療期間を最大約4割早める効果があると言います。

一般的に犬より猫の骨折の回復が早いと言われているのは、このゴロゴロ音の効果なのです。

また、このゴロゴロ音には骨折の回復だけでなく骨を強くし骨折を予防する働きもあるようです。

わたしたちの骨は、古くなった骨を壊し新しく骨を形成する新陳代謝を行っています。

その新陳代謝のバランスが崩れた状態を骨粗鬆症と言います。

骨粗鬆症になった骨はもろく折れやすくなってしまいます。

猫のゴロゴロ音の周波数は、およそ20~140Hzの低周波です。

この周波数は骨に刺激を与えて新陳代謝を活発化する効果があるようです。

猫と戯れることが健康アップにつながるとは、まさに一石二鳥ですよね!

さらに低周波には肩こりや腰痛にも効果があるので、猫を膝に乗せてデスクワークをしたら快適に仕事ができそうです。

そう言えば、近所に住む愛猫家の70代の女性が「肩こりひとつしない!」と健康を自慢していました。

健康の秘訣の一つは猫かもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

猫の知られざる一面を知り、さらに猫が身近な存在に感じられたのではないでしょうか?

猫は古来より神様の化身であったり、魔女のお供であったりと、どこか神秘的な存在だったと思います。

それはやはり猫には不思議な魅力があるので、わたしたちを惹きつけてやまないのでしょう!

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