人と動物の間で病気がうつる!?共通感染症とは?感染経路、症状や予防方法は?

犬の手
ペット全般

みなさまこんにちは!
ReCheriライター、ペットショップ店員のnobuです。

今回は、ちょっと真面目なお話です。『共通感染症』をご存知でしょうか?

かわいいペットから、飼い主さんたち人間に病気がうつることがあります。

うちの子は健康、大丈夫、そう思われた方も多いと思います。

症状が表に出ない病気や潜伏期間が長い病気もあります。

しかし、やたらと怖がることはありません。

正しい知識と予防で防ぐことができるので、『共通感染症』についてちょっとだけ深堀りしてみましょう。

共通感染症とは

子犬たち

共通感染症という言葉は日頃はあまりなじみがないかもしれません。「ズーノーシス」「人獣共通感染症」「動物由来感染症」とも呼ばれています。ペットや動物から感染する病気を広く「共通感染症」と呼ぶことが多くなりました。

「うちの愛猫、愛犬はきれい好きだから大丈夫!」とおっしゃる飼い主さんも多いのですが、動物には衛生概念はありません。飼い主や動物に携わる人が意識し、ケアすることで感染症を防ぐことが可能になります。大きな問題や事故に発展すると責められるのは動物です。可愛いペットや動物たちを守るためにも、共通感染症に対する正しい知識が必要だと言えるでしょう。

共通感染症にはどんな病気があるの?

ソファに座る犬と人

実際どのような病気が共通感染症でしょうか。

・狂犬病(犬猫、ほ乳類など→人)
・ペスト(ネズミなどげっ歯類→人)
・細菌赤痢(サル→人)
・BSE(牛→人)
・高病原性鳥インフルエンザ(鳥→人)

上記の病気は、ニュースや歴史の中で目にする、有名な共通感染症です。

犬からの共通感染症例「ブルセラ病」

動物の症状 不妊など
人間の症状 発熱、関節痛など
ブルセラ症は、犬だけではなくヒツジやヤギなど家畜からも感染します。唾液や尿や胎盤の中に菌がいるので繁殖などでは細心の注意を払わなくてはなりません。家畜は、家畜伝染病予防法という法律の下管理されているので、消費者としては安心できます。しかし、ペットに関しては規制がありません。繁殖を検討されている方は獣医さんに指導を受けるなどの対応が必要です。

猫からの共通感染症例「猫ひっかき病」

動物の症状 無症状
人間の症状 リンパの腫れ、発熱、関節痛など
猫ひっかき病は、 バルトネラ菌を持ったノミの吸血によって犬や猫に感染し、その猫や犬に人が咬まれたり、引っかかれると感染します。リンパ節の炎症を主体とした感染症で、人獣共通感染症の一つです。

他にも多くの共通感染症が問題となっています。適切に予防、治療することで大きなトラブルになる前に対処することが可能です。

感染経路は?

犬を抱く女性

感染経路は、病気によって異なります。家庭でペットと暮らす場合や日常では以下のような感染経路があります。

経口感染

食中毒などを引き起こすのは、ペットに口移しやスプーンなど食器の共有です。

些細なものから重篤なものまで、多くのリスクをはらんでいます。

使っているスプーンをちょっと舐めさせたり、キスをしたりすることは実はあまりよくありません。

間接的感染

ペットを飼っていると、ペットショップやカフェなど多くの動物や飼い主が集う場所に出かけることも多くなるでしょう。

このような場所では、健康なペットだけが来店しているとは限りません。

また、健康なペットを飼育している飼い主が出入りしている可能性もあります。

お店などでは、店員が衛生管理をすることが基本ですが、十分ではないケースもあります。

ペット関係のお店に立ち寄るときは、掃除などが行き届いた綺麗なお店かどうかチェックしてから利用すると安心です。

予防法や対策、治療について

注射器

飼い主さんと大切なペットを共通感染症から守るためには、感染経路を断つことがとても大切です。

それは、「ペットと暮らさない」ということではありません。

消毒や手洗いなどを正しく行うという点です。

例えば、犬や猫が毎日使用するご飯の皿は、舌が触れ唾液が残るので良く洗ったあとに消毒をしましょう。

次亜塩素酸ナトリウム系の消毒剤がおすすめです。

あわせて、手洗いも重要です。手の甲、手のひらだけではなく指の間なども良く洗浄し、清潔なペーパータオルやドライヤーで手を乾かしましょう。

犬や猫にとって、一番の予防法は「予防接種」です。

春になると狂犬病の予防接種を受けます。

これは狂犬病予防法という法律で定められた予防接種になり、獣医さんや自治体で受けることができます。

狂犬病も実は共通感染症です。治療法がなく、発症すると死に至ってしまいます。

また、「混合ワクチン」も必要な予防接種です。

混合ワクチンは飼い主さんの意志や犬の体調によって摂取するかどうかを決めることができ、2種~8種まであり、生活環境などに合わせて選びます。

社交的で多くの犬が集まるドッグランへ行く、アウトドアが好きで頻繁に自然の中へ遊びに行くなど行動する環境を獣医さんに相談して決めていきましょう。

費用は3,000円~10,000円ほどです。

予防医療になるので、ペット保険は使用できませんがとても大切なことなので積極的に検討してあげてください。

まとめ

ハイタッチする犬

共通感染症は、感染してしまう前の予防がとても大切です。

可愛いペット、自分自身、家族を守るために、正しい知識のもと予防に努めていきましょう。

気になる点があれば、ぜひ獣医さんに積極的に相談してみてください。

動物病院は、病気になってからだけではなく、病気を防ぐためのアドバイスもくれるので気軽に利用してみましょう。

nobu

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ペットショップ店員兼ライターのnobuです。 現在6歳のフレブル×ダックスのミックスと暮らしています。 幼い頃より、ミニチュアシュナウザーや猫、ウサギ、モル...

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