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犬の第一印象は何で決まる?犬が人を判断する時のポイントや、初対面でも犬に好かれる人の特徴とは!

じっと座って見つめるかわいいアプリコットの小型犬【トイプードル・マルプー】

愛犬家の皆さんは、自分の愛犬から好かれるだけでなく、他の犬からも好かれたいですよね。

でも初対面の犬に「なぜか嫌われてしまう」と悩む方も少なくないようです。

犬は初めて会う人の何を見て「好き」と「苦手」を判断しているのでしょうか?

今回は犬が人を判断する時のポイントや、初対面でも犬に好かれる人の特徴をまとめました。

初対面の犬に好かれる人の特徴

なでられる犬

落ち着いている人

初めて会う人の場合、犬は少し距離を保ったままで「どんな人なのか」をチェックします。

しかしフレンドリーな犬の場合は、いきなり近くに来て匂いを嗅ぎ始めることもありますね。

この時大きな声で話す人や動作が荒っぽい人、急に動く人などは犬に警戒されやすいため、初対面の印象が悪くなってしまう恐れがあります。

いきなり触ってこない人

犬社会でも「あいさつ」の過程があり、初めて触れ合う犬同士はお互いに匂いを嗅ぎ合って「あなたってどんな人?」ということをチェックします。

そのため初対面の犬にいきなり触ろうとするとビックリさせてしまいやすいです。

まずは犬に自分の匂いを嗅いで安心してもらい、飼い主さんの了承を得てから触れ合うようにすると良いでしょう。

穏やかに話す人

大きな声は犬に緊張感や警戒心を与えやすいため、穏やかな声で話す人の方が好かれやすい傾向があります。

普段よりも少し高めの声を意識すると、犬の緊張感を和らげやすいでしょう。

「男性は声が低いので好かれにくい」という意見を目にしますが、筆者の経験の中では犬に好かれやすいかどうかに性別の差はないように思えます。

それは臆病な愛犬が好意を見せた初対面の人に男性も多かったためです。

お散歩途中で知り合った飼い主さん、家の工事に来た業者さん、ペットシッターさんなど、様々なシチュエーションと年齢層でしたが、共通していたのは「穏やかに話す人」ということでした。

ペットシッターさんに至ってはさすがプロ!と膝を打つほどで、臆病な愛犬が自ら近付いていくという好印象ぶりでした。

男性であっても女性であっても、大きな声やキンとした高い声を出さない話し方を心がけると犬たちに好印象を与えられるのではないかと考えます。

犬にとって不快なニオイがしない人

香水やタバコの匂いなど、強い匂いは嗅覚の鋭い犬にとって刺激臭となる恐れがあります。

犬たちはその人の体臭を嗅いでチェックしたいため、強い香りは体臭が分かりづらくなり「不可思議な人」と思われてしまうかもしれません。

犬が好きな人

犬には人間の緊張が伝わりやすいため「犬が苦手で緊張してしまう人」も犬たちには察知されてしまいます。

犬が苦手という人は恐る恐る歩いたり、犬の方をじっと見てしまいがちになり、犬に驚いて急な動作をしてしまうこともあります。

このような犬を怖がる態度によって、犬たちも緊張してしまうのです。

「見た目」も判断材料?

見上げる犬

見つめてこちらの反応を伺っている?

お散歩中の犬たちを観察していると、信号待ちの時や通り過ぎる時などにじっとこちらを見つめてくることがあります。

「見つめる」という行為は人間だけでなく、動物がよく知らない存在のことを観察するための行動です。

犬たちはその人の様子や目があった時の相手の反応、見つめながら匂いも観察しています。

その時の様子にも犬たちの性格が表れることが多く、人懐っこい子の場合はキラキラとした瞳で見つめてきたり、逆に警戒心の強い子の場合は怪訝な表情でこちらを伺ってきたりすることも。

犬の性格によっては「あなたにはキョウミが無いです」というふうに、こちらを気にせずクールな態度を取ることもありますね。

このように、犬たちは知らない人のことを見つめながら「危険な人ではないか」「自分を可愛がってくれそうかどうか」などをよく観察しています。

見慣れた格好の人は親しみやすい?

犬が警戒してしまう服装として

・サングラス
・マスク
・傘
・黒い服や帽子

などがあります。

この中に入っている「マスク」ですが、コロナ禍の現在ではマスクを装着することが日常となっています。

そのため飼い主さんのマスク姿に見慣れた子は、マスク姿の人への警戒心が薄れやすいと考えられます。

先日初対面のトイプードルちゃんと出会ったのですが、マスク姿の私を3歩離れたところからしばらく見つめてくれていました。

「マスクしているから不振で怖いのかな?」と距離を取ろうとした瞬間、その子は私の元にテケテケと近付いてきました。

私が飼い主さんに触れ合いの許可をいただくやいなや、私の口元へマスク越しに一生懸命ご挨拶をしようとしてくれました。

「マスクしていても口の場所って分かるんだなぁ」なんて素朴な感動がありましたが、その子のフレンドリーな性格と相まって「マスクをしている人に見慣れていたこと」も大きく関係していたのではないかと推測しています。

犬に対しても第一印象はとても大切

犬は人間よりも動物的な防衛本能が強いため、第一印象で「危険」「不快」と思われてしまうとその後仲良くなるために時間がかかってしまうこともあります。

犬の性格や経験によっても様々で、適切な社会化を行えた場合は知らない人に対しての抵抗感が少ないでしょう。

犬が他の人や犬の第一印象を何で判断しているのかはまだ不明ですが、その子が何に危険を感じるかによっても警戒の度合いが異なると考えられます。

犬は嫌なことをされた本人でなくても、似たような条件の人を苦手に思いやすい傾向があります。

例えば「宅配業者さんが怖い」という場合は、関連するインターホンの音や作業着の人に抵抗感を持ちやすいです。

無理に関わらないのも優しさの1つ

初対面の犬の場合はその子の情報が分からない状態であるため、まずは「犬に不安を与えない態度」を取るように心がけ、犬が少しでもストレスサインを見せたら無理に距離を縮めないことが大切です。

嬉しそうに見えても急激な攻撃をする子もいますので、触れ合う前に飼い主さんに許可を得ることも必須です。

まとめ

にっこり笑顔の犬

実際に犬と暮らしている方であれば、初対面の犬であってもその子の態度や様子で「警戒しているな」「好意的なんだな」などということがわかるかと思います。

犬は初めて会う人の挙動や匂い、見た目などでどんな人なのかを把握しようとする傾向があります。

初めて会う犬の前では「犬に安心感を与える行動」を心がけると警戒心を持たれにくくなるでしょう。

中にはクールな子もいて「飼い主さん以外の人は興味ないの」という子もいますし、人見知りで「どんな人でも怖いの!」と飼い主さんの後ろに隠れてしまう子もいます。

触れ合いたい気持ちはやまやまだと思いますが、その子の気持ちを尊重してあげて無理に関わらないというのも優しい対応になるでしょう。

chii

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毛玉ライター/犬猫飼養アドバイザー 京都造形芸術大学卒。 家畜獣医師だった祖父がきっかけで、幼少期より毛玉(動物)好きのライター。 現在は犬猫と暮らしながら...

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