にんじんはダメ?うさぎの主食と与え方

ウサギ

うさぎと言えば、にんじん!

切っては切れない存在だと思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな「にんじん」、実はうさぎの主食ではありません!

もちろん「にんじん」も食べますが、嫌いな子もいたりします。

ちなみに、あの有名なピーターラビットが食べている野菜は、「にんじん」かと思いきや、二十日大根(ラディッシュ)なんだそうです!

私も最近知って驚きました。

さて、うさぎの本当の主食。それは「牧草」と「ペレット」です。

さらに詳しく言うとメインは牧草、サブでペレットと言われる固形フードになります。

今回はそのふたつの主食についてご説明します。

食物繊維たっぷりの牧草

うさぎの主食の中の主食になる牧草。

主にイネ科のチモシーと、マメ科のアルファルファの2つに分けられます。

原産国は主にアメリカやカナダなど。

日本でも北海道産が流通しています。

そもそもなぜ牧草を食べるの?

うさぎは草食動物。さらに言うと、歯が永久に伸び続ける「常生歯」を持っています。

年に10~12センチも伸びると言われており、1ヶ月で換算すると1センチ程度

伸びすぎを防ぐために、牧草を食べて歯をすり減らしているのです。

そして歯が伸びすぎてしまうと「不正咬合」という病気になります。

ごはんを食べられなくなったり、口内を傷つけて出血、ひどい場合は眼球を圧迫して飛び出てしまうなんてことになりかねないのです。

そうならないためにも、きちんと牧草を与えて食べてもらいましょう。

チモシーとアルファルファ、どっちを与える?

チモシーとアルファルファの主な違いは繊維質とカロリーです。

チモシーは繊維質が多く含まれており、カロリーは低め

逆にアルファルファはカロリーやたんぱく質が高くなっています。

一般的にはチモシーが主流、アルファルファは成長期の子うさぎに与えると良いと言われています。

大人うさぎにアルファルファを与えてはいけない、というわけではないですがカルシウムが高いため、膀胱結石の原因となる可能性があるため注意が必要です。

人間だと積極的に取りたい栄養素のカルシウムも、うさぎにとっては過剰摂取で病気に繋がってしまうのです。

牧草を与える量、回数は?

主食である牧草は基本的に食べ放題の環境にしてあげてください。

うさぎは絶食ができません。うさぎの腸は常に働き続けていないと毒素が溜まり内蔵が機能しなくなり最悪死んでしまいます。

そのため、与える量や回数については新鮮な牧草を常に食べられる状態にしてあげるのがベストということになります。

さらに、チモシーに関しては刈り取る時期で硬さが変わってきます。数字が若いほど茎が太く硬めでたんぱく質も少なめです。

シニアうさぎや柔らかい葉を好んで食べるうさぎであれば2番刈りや3番刈りがおすすめですが、通常であれば1番刈りを与えるのがベストのようです。

ペットショップなどでも1番刈りが多く販売されています。

自分の飼っているうさぎの好みや健康状態に合った牧草を選んであげてくださいね。

栄養満点、固形フードのペレット

次に、ペレットの紹介です。

牧草だけでは足りない栄養素を補うものがペレットです。

人工的に作られているため嗜好性(食いつき、おいしさ)が強くペレットが大好きなうさぎも多いと聞きます。

私の飼っているうさぎもまさにペレット大好きっ子で子うさぎの頃は牧草そっちのけでペレットばかり食べていて少し心配になったこともありました。

だんだん牧草にも興味を示すようになり、今でもペレットは大好きですが牧草もしっかり食べてくれるようになりました。

ペレットの選び方は?

ペレットもいろんなメーカーから発売されているのでどれがいいのか迷ってしまうと思います。

飼い始めるときはお店で食べていたものと同じものを与えることがおすすめです。

新しいおうちで慣れない環境なことに加えてごはんまで変わってしまうとうさぎにとってはかなりのストレスと言えるでしょう。

せめて食べ物だけは同じものにして、少しでも慣れていけるようにしてあげてくださいね。

おうちにもすっかり慣れた様子であるならば、新しいペレットに変えてみるのもいいと思います。

うさぎの品種別のもの、柔らかいタイプ、硬いタイプ、グルテンフリーのものなど様々な種類があります。

自分だけで選ぶのが難しいと感じるのであれば、かかりつけの動物病院の先生やペットショップの店員さんにアドバイスをもらって決めるのも一つの方法です。

また、新しいペレットに変える際は今のペレットに少しずつ混ぜて与え、だんだんと新しいペレットの比率を大きくして変えていくのが好ましいと言われています。

急にごはんが変わることで食べなくなってしまう子もいるので徐々に慣れさせてあげてくださいね。

どのくらい与えるのがベスト?

牧草と違い、ペレットは決められた量を与えるようにしましょう。

大人うさぎでは、だいたい体重の3~5%が1日に与える量の目安と言われています。

例えば、1キロのうさぎであれば30~50グラム。朝と夜に与えるとして1回の量は15グラムから25グラムほどです。

また、ペレットは牧草に比べて嗜好性が強く、カロリーもやや高めなため与えすぎると肥満につながる恐れがあります。

大人になれば牧草だけで十分だという考え方もあり、個人差があるので病院で先生に相談するのがオススメです。

さいごに

いかがでしたか?

うさぎの食生活がわかっていただけたでしょうか。

うさぎの健康を維持するうえで大事な食生活。

しっかり栄養を取って、長生きをしてもらいたいものですね!

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