野菜大好きな愛犬に!犬が食べてもOKな夏野菜3選☆☆☆

これからの夏の季節、旬の野菜も増えて食卓も色鮮やかになりますよね。
旬の野菜を食べると、元気がみなぎってくるような気がします。
犬を飼っている方の中には、愛犬のごはんにも野菜を取り入れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
犬はお肉が好きなイメージが強いですが、意外にも野菜も好きな犬は多いですよね。
今回は、暑い季節に美味しい「夏野菜」の中から、犬が食べても大丈夫な野菜についてご紹介したいと思います。
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トマト
真っ赤に熟したトマトは見た目も鮮やかで、甘酸っぱく、水分も多く含んでいるので暑い季節にはピッタリの野菜ですよね。
私たち人間にとって、美容や老化予防などにも良いと言われているトマト。
トマトは犬に与えても良いと言われている野菜です。
犬に与えるメリット
トマトには犬にとっても良い成分が豊富に含まれています。
まず一つ目はリコピン。美容に詳しい方ならご存知の方も多いのではないでしょうか。
リコピンは、悪玉コレステロールが酸化するのを抑制して血流の改善に効果的で、体の様々な機能の老化を防ぐ抗酸化作用が期待できます。
そしてトマトには三大抗酸化ビタミンのBカロテン、ビタミンC、ビタミンEも含まれています。
Bカロテンは緑内障や白内障など、老化するとかかりやすい眼の病気の予防にも期待でき、眼に良いとされている栄養素です。
ビタミンCは皮膚や毛の活性化を促してくれ、ビタミンEは血液をサラサラにするといわれています。
また、トマトは90%近くが水分なので、夏の水分補給にもピッタリな野菜です。
オススメの与え方
トマトは熱を加えた方が栄養も美味しさもアップすると言われています。
我が家では、私たち家族が食べる時も愛犬に与える時も、できるだけ熱を加えるようにしています。
愛犬のドライフードにトッピングする際は、トマトを細かくカットして少し煮込んでから、常温で少し冷まして与えています。
そうすることで、トマトの皮の部分も柔らかくなり愛犬も食べやすそうです。
与える際の注意点
赤く完熟したトマトは栄養満点ですが、まだ未完熟の青いトマトには「トマチン」という毒性の成分が含まれています。
また茎や葉にも含まれているので、犬にトマトを与える際は、しっかり赤く完熟したトマトを選び、茎や葉を取り除いて赤い実の部分のみ与えた方が良さそうです。
トウモロコシ
夏と言ったらトウモロコシを連想される方も多いのではないでしょうか。
トウモロコシは茹でても焼いても甘くて美味しいですよね。
我が家の愛犬はトウモロコシが大好物で、トウモロコシを茹でていると良い香りにつられて台所にやってきます(笑)。
トウモロコシも犬に与えても良い夏野菜のひとつです。
犬に与えるメリット
トウモロコシにはビタミンEやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素がバランスよく含まれています。
これらは免疫力の向上や、体内の水分バランスや血圧のコントロール、脱水予防などにも効果的です。
さらに、食物繊維が豊富なので便秘の改善も期待できそうです。
また、トウモロコシに含まれる葉酸は、DNAの形成をサポートする働きを持っており、人間の妊婦さんに必須と言われている成分です。
人間同様、妊娠中の犬にとっても効果が期待できそうです。
オススメの与え方
トウモロコシを食べると、粒のまま便に出てきてしまうことがありますよね。
我が家の愛犬も以前トウモロコシを粒のまま与えていた時はほぼ丸のみ状態で、消化せず便にそのまま粒が出てきてしまうことがありました。
現在はそのことを踏まえて、トウモロコシは擦ってペースト状にして与えるようにしています。
トウモロコシは生のままではなく、茹でて与えるようにします。
当然ですが、犬に与える際には塩など味付けは一切NGです。
1日10g程度が適量です。
与える際の注意点
トウモロコシはカロリーが高い野菜です。
与え過ぎてしまうと肥満になってしまったり、消化しきれずにお腹を壊したり下痢になってしまう可能性もあります。
また、トウモロコシの芯には犬が消化しきれない程多くの食物繊維が含まれているので、犬に芯の部分は与えないよう気をつけた方が良さそうです。
キュウリ
夏になるとスーパーの野菜売り場では、キュウリがたくさん並んでいますよね。
手ごろな値段でもあるので、食べる機会も多いのではないでしょうか。
キュウリも犬が食べてもOKとされている野菜です。
犬に与えるメリット
キュウリはカロリーがとても低く、なんと95%が水分。
ほぼ水分なので、暑い夏の水分補給や体温調節にもピッタリの食材です。
水分だけでなく、キュウリにはビタミンKも含まれており、骨を丈夫にする効果が期待できます。
さらに脂肪を分解する働きが期待できる、ホスホリパーゼという成分も含まれているようです。
オススメの与え方
我が家の愛犬は、ほぼ噛まないで丸のみ状態なので、与える際は細かくカットして与えるようにしています。
キュウリは固いので、噛む力の弱いシニア犬などに与える際は、すり潰したり、薄くスライスして与えることをオススメします。
与える際の注意点
水分補給になるからと言って犬に与え過ぎてしまうと、お腹を壊してしまったり下痢になってしまう可能性がります。
与え過ぎには注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私たち人間にもカラダに良い「夏野菜」ですが、今回ご紹介したように、犬にとっても栄養たっぷりの夏野菜もあります。
与え過ぎや愛犬のアレルギーを考慮した上で、愛犬に合った夏野菜を毎日のごはんに取り入れてみてはいかがでしょうか。
きっと愛犬も喜んで食べてくれると思います。