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猫がごはんを食べなくなってきた?ハイシニア期に入った猫の食事の変化と工夫

ごはんを食べる猫
健康

私の愛猫のレディさんは今年の夏で12歳、シニア期からハイシニア期へと差し掛かっています。

猫も加齢によって運動能力や身体機能などに衰えが出ますので、近年の愛猫にも老化現象を感じるようになりました。

そのうちの1つに「食事」があり、食事をする愛猫に若い頃にはあまり感じなかった変化が見られるようになりました。

今回はハイシニア期に差し掛かる愛猫の食事にまつわる変化をご紹介しながら、シニア・ハイシニア猫が食事を楽しむ工夫についてまとめました。

愛猫11歳に見られた変化

食事中の愛猫レディさん

食べるスピードの変化

若い頃からレディさんは、ごはんを食べるスピードがマイペースでした。

しかしシニアと呼ばれ始める7歳頃からは、1回の食事中に小休憩を挟みながら食べ切る日が増えました。

その小休憩にはお水を飲みに行っていることが多く、水分補給後に再び食べ始めるといった様子です。

ごはんを残すことも増えた

気が乗らないのかお腹がいっぱいなのか、ごはんを食べ残すことも増えました。

我が家はドライフードがメインなので、残したものをラップに包んでしばらくしてから与えることもあります。

しかし再び与えても食べないこともありますので、その際には無理に食べさせないようにしています。

手から食べたがるようになった

ごはんを残した際に、その残りを手のひらに乗せて差し出すとポリポリ完食することもあると気が付きました。

調べてみると「スプーンから食べたがるようになった」という子もいるようで、口元に運んであげると食べやすくなるのかもしれません。

レディさんは若い頃から食にがっつくことがない子で、他の愛猫に横取りされてもポカンとして諦めてしまうような性格です。

もしかすると「お皿から食べることに疲れてしまった」ことや「食べづらくて諦めてしまった」ためにごはんを残しているのでは、と気が付きました。

シニア・ハイシニア期の猫が食事を楽しむための工夫

食事する猫

フードを年齢ケア用に変える

「シニア用」とされるフードは、消化がしやすいことや加齢をケアする栄養素が配合されているなどの特徴があります。

加齢によって消化機能が衰えてくるため、フードの種類を検討し直すとお腹に優しく栄養補給ができるでしょう。

セミウェットやウェットフードを取り入れる

シニア期に差し掛かる頃からは特に、猫にとっては切っても切り離せない病気である「慢性腎臓病(腎不全)」へのケアを入念に行いたいですよね。

しっかりと水分補給をして腎臓の負担を軽減させるために、水分量の多いウェットフードやセミウェットフードを取り入れてみるのも良いでしょう。

水分量が多いごはんは食い付きも良い傾向があるため、愛猫の食事への意欲を掻き立てやすいでしょう。

また、加齢に伴ってあごの力が弱まることや口内環境の悪化などによって「硬いカリカリが食べづらい」という場合もあります。

その場合はドライフードよりも柔らかいウェット・セミウェットの方が食べやすくなるかもしれません。

1回量を減らして回数を増やす

成猫の場合、1日2回の食事回数であることが一般的です。

加齢によって色が細くなってくると1回に食べられる量が減ることがあるため「1回分の量を減らして回数を増やす」という工夫も有効な場合があります。

食器を変える

愛猫レディさんの食事を観察してみると「端に寄ったカリカリを残す」ということに気が付きました。

食べているうちにドライフードが滑り、お皿の上部や下部の縁に寄ると食べづらくて諦めてしまっていたのではと考え、端に追いやりにくい「楕円」のお皿を購入してみました。

お皿
■左が今まで使用していたお皿で、右がおニューのお皿

楕円であれば広さがあってヒゲが当たりにくく、かつ上部と下部の縁が狭いので「フードが滑って遠くに追いやられてしまう」という現象が起こりにくく感じます。

猫用のフード皿として販売されているものの中には、フードが滑りにくいように凹凸があるものもあります。

また、首を下げて食べることに疲れてしまうこともあるため、足付きで高さのあるフード皿を選んだり食器台を用意しあげたりするのも食べやすくなる方法です。

このように、フード皿の形状を変えるとシニア猫でも食べやすくなって食事をもっと楽しむことができるかもしれません。

まとめ

食事中の猫

食事は体力の源ですので、愛猫にはシニア・ハイシニア期に突入してもしっかりとごはんを食べてほしいですよね。

そしてただ食べるだけでなく、できるだけ「おいしい・楽しい」と思ってもらえるよう工夫し、愛猫の食事への意欲を保ってあげたいですね。

・消化に優しく年齢ケアができるごはんに変える
・ウェットフードやセミウェットフードを取り入れる
・食べやすい食器や食器台を検討する

このような工夫によって、愛猫がシニア期以降も食事タイムを楽しめるようサポートしてみてはいかがでしょうか。

chii

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毛玉ライター/犬猫飼養アドバイザー 京都造形芸術大学卒。 家畜獣医師だった祖父がきっかけで、幼少期より毛玉(動物)好きのライター。 現在は犬猫と暮らしながら...

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