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ミニだけど大型犬くらいの大きさがある!?ミニブタを育てるために必要なもの

飼い方

ブタはきれい好きで賢いことから、ペットとして飼われることがあります。

アメリカではイヌやネコと同じくらいメジャーなペットになっているそうですが、日本ではまだまだマイナーな存在ですよね。

ペット用として飼われるブタは「ミニブタ」「マイクロブタ」と呼ばれる小さいサイズのブタが主流です。

しかし「ミニ」というのはあくまで産業用(お肉用)のブタに比べて小さいという意味合いであって、大人になると50Kgを超えることも少なくありません。

当記事では元々養豚牧場で1,000頭のブタの世話をしていた筆者が、小さいけれど小さくない、ミニブタをペットとして飼う時に必要なものを紹介していきます。

ミニブタはどこで買える?

ミニブタはペットショップでもときおりその姿を見かけますが、ブリーダー牧場からお迎えすると良いでしょう。

なぜならミニブタのような珍しいペットを飼う時は「何かあった時に相談できる先」を作っておくと心強いからです。

また小さいうちは産業用豚とミニブタの見分けがつきにくいため、残念ながら産業用豚をミニブタと偽って販売する悪徳業者もいるようです。

そういった事態を避けるためにもミニブタの販売実績があり、質問にしっかりと答えてくれる信頼のおけるブリーダーや牧場を探してからお迎えすることをおすすめします。

もし両親を見せてもらうことができれば、どのくらいの大きさまで育つか見当がつけやすいですよ。

ミニブタを育てるために必要なもの

ミニブタフード



ミニブタは雑食の動物であり、とにかく食べることが大大大好き!です。

そんなミニブタの主食には「ミニブタ専用のフード」を与えることをおすすめします。

正直なところ、ミニブタは専用フードでなくてもなんでも喜んで食べます。

それでも専用フードをすすめるのは、他のものを主食にするとミニブタが必要以上に大きくなったり太ったりしてしまうからです。

ミニブタは本当に美味しそうになんでも喜んで食べるので、ついつい食べ物をあげたくなってしまいます。

ですがミニブタの食欲に底はありません。

食べ物をあげればあげるだけどんどん食べて大きくなります。

エサはミニブタ用フードを主食にして、おやつには低カロリーの野菜を与えると良いでしょう。

フードも野菜も、きちんと量を決めて与えることをおすすめします。

ちなみには私が勤めていた動物園では、ミニブタ専用フードではなく動物園の動物向けのペレットを与えていましたが、野菜はキャベツ、ニンジン、サツマイモをメインに小松菜や季節の果物を与えていました。

ブタは甘いものが大好きなので甘みのあるサツマイモやニンジン、オレンジやバナナなどを先に食べて最後にキャベツや小松菜を食べていました。

ブラシ


フケや汚れを落として皮膚を健康に保つため、ブラッシングしてあげることも必要です。

おすすめはゴマ毛ブラシのような、ちょっと硬めのものです。

人間の目線で考えるとちょっと痛そうなブラシですが、ブタ的にはちょうど良い硬さのようです。

あまり力を入れずにブラッシングしてあげると、気持ち良くてうっとりした顔をしてくれますよ。

実はミニブタにも換毛期があって、時期がくると毛がぽろぽろと抜け始めます。

換毛期は特に念入りにブラッシングしてあげると良いでしょう。

ミニブタの毛はタワシのような硬さがあって、オスの場合はたてがみのような毛が生えます。

他の動物の毛や人間の髪の毛とは全く作りが違うので、見比べてみると面白いですよ。

シャンプー


ミニブタの毛は他の動物のようにびっしりと生えている訳ではなく、皮膚に対してまばらに生えています。

そのため皮膚に直接空気が触れたり、紫外線を浴びたりとどうしても刺激を受けやすくなっています。

ミニブタの皮膚はとても乾燥しやすくて、ぽろぽろとフケのようなものが落ちてくることがあります。

フケや皮膚炎を防ぐためにも、2~3週間に1回はシャンプーをしてあげてください。

シャンプーは動物用のもの、できれば低刺激のものを選ぶと良いでしょう。

余談ですが、大学で飼育していたミニブタが皮膚炎を発症してしまったことがあります。

ピンクだったはずのブタの皮膚が真っ黒になって、黒豚だったのかな?と思うような色になってしまいました。

その時は獣医の先生に診察してもらいつつ、1週間に1度薬用シャンプーで洗いながらビタミン剤を与えるという形で治療を行いました。

症状がひどかったのでなかなか完治せず、結局完治するまで数か月かかりました。

ハーネス


ミニブタが十分に遊んだり走ったりできる庭やスペースがあれば良いのですが、なかなかそうもいかないですよね。

そういった場合はミニブタの太り過ぎを防ぐため、ハーネスをつけて散歩をさせると良いでしょう。

ミニブタがペットとして主流になっている海外ではミニブタ用のハーネスが販売されているそうですが、まだ日本では取り扱っている所がほとんどありません。

体の大きさに合わせて、中型~大型犬用のハーネスを代用すると良いでしょう。

ミニブタは頭が良いため、ハーネスがゆるいと体をひねったり後ろに下がったりして上手に脱いでしまうことがあります。

きちんとサイズを測ってから購入することをおすすめします。

リード


ミニブタを散歩させるために、ハーネスと一緒に必要になるのがリードです。

ミニブタはとても力が強いため、脱走を防ぐためにもできるだけ頑丈なリードを選んでください。

脱走したミニブタを捕獲するのはとても骨が折れる作業です。

全力疾走したミニブタは意外と足が速いですし、そのまま突進されたら人間がひっくり返ってケガをしてしまう可能性もあります。

まとめ

ここまでミニブタをペットとして飼うために必要なものを説明してきました。

とはいえ今回紹介したものはごく一部であって、他にも必要となるものはたくさんあります。

とてもかわいいミニブタですが、体が大きいだけあってそれなりに食費がかかります。

また実際飼い始める前に、ミニブタを診察できる獣医さんを探しておく必要もあります。

ミニブタを飼う場合は事前にミニブタの飼い方や生態をよく調べて、最期まで飼うことができるかどうかしっかりと考えてくださいね。

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みかづき

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元養豚牧場勤務でその後は商社の営業マン、そして動物園の飼育員をやっていたフリーライターの「みかづき」と申します。 自宅で飼っている5才になる♀ウサギ”ちょこ...

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