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カブトムシ・クワガタ幼虫の育て方の違いと捕虫器ノムラホイホイ

昆虫

我が家には現在、娘のお友達の家で産まれたという雄(オス)のカブトムシがいます。

娘はずっと幼虫を見たがっていたので、8月の終わりに雌(メス)のカブトムシを公園で捕まえてきたのですが、捕まえた時点で交尾・産卵済みだったのか、家では卵を産まずに死んでしまいました。

そのため娘がしょげていたせいか、先日兄夫婦がクワガタの幼虫をプレゼントしてくれました。

ということで今回は、カブトムシ・クワガタそれぞれの幼虫の育て方の違いと、我が家でカブトムシの雌を捕まえる時に使った捕虫器をご紹介します。

カブトムシの成虫の飼い方

カブトムシの成虫は交尾をさせる時を除き、1つのケースに1匹ずつ飼育するのが好ましいそうです。

喧嘩をして足を欠損させてしまうこともあるので、特に雄同士の場合は敢えて戦っているところを観察したい!という時以外は別のケースで飼育しましょう。

カブトムシを飼育するために必要な飼育マットゼリー餌台登り木防ダニシートなどは全て100円均一でも揃いますが、ゼリーと餌台はペットショップで購入することをお勧めします。

我が家では当初セリアで購入したゼリーを与えていたのですが、あまり食べてくれなくて1日置いていてもほとんど減っていない日が多々ありました。

食が細い個体なのかと心配していたのですが、1袋使い切ってからこちらのゼリーに変えると、1日に1、2個はゼリーを食べてくれるようになりました。

↓購入した昆虫ゼリーはこちら↓

味に差があるのかは流石に分からないのですが、ゼリーのカップが100均のものと比べて浅く、カブトムシも食べやすいのだと思います。

100均のものは他店のものも見たのですが、人間用の一口サイズのゼリーのような深いカップに入っていて、直径も小さめです。

さらに100均で売っている餌台は100均のゼリーに合わせた穴の大きさになっているので、他のゼリーには使えません。

カブトムシのゼリーも100均で売ってるんだ!と安易に購入してしまいましたが、やはり生き物の食事は専門のお店が出しているものが良いようです。

仕掛けておくだけで虫が捕れる!「ノムラホイホイ」とは?

我が家で雌のカブトムシを捕まえる際に使用した捕虫器は、国立科学博物館の野村周平先生が考案された「ノムラホイホイ」という手作りのものです。

国立科学博物館が発刊している「ミルシル」という情報誌を参考に作りました。

用意するもの

用意するものは、以下の3つです。

・2リットルのペットボトル
・針金
・スプレー塗料(緑や茶色など、遮光性のある色)

写真の針金とスプレー塗料はダイソーで購入したものです。

作り方

① ペットボトルの上、先がすぼまっていく部分をカッターで切り落とします。

② 切り落とした部分から、注ぎ口の部分をさらに切ります。

③ ②を逆さまにして①の切り口に差し込み、布テープで固定します。

④ ③の底に4ヶ所程度穴を開けます。

⑤ さらに③の側面、上から3分の1程度のところにも2ヶ所穴を開けて針金を通します。この針金で木の枝にトラップを固定するので、針金の長さには余裕を残してください。

⑥ ペットボトル全体にラッカーで着色して、完成です。1度で色がつかない場合は、何度か重ね塗りをしましょう。

これを夜の間、クヌギなどの樹液が出る木にかけておくと、翌朝にカブトムシクワガタカナブンが採れているという非常に便利な捕虫器です。

現在は秋なのでカブトムシを採るのは難しいかもしれませんが、地面に仕掛けておくとカマキリスズムシコオロギなどが採れます。

何がかかっているのかワクワク感も味わえて、大人の昆虫採集にもお勧めのトラップです。

カブトムシの幼虫の飼い方

我が家では捕まえた雌を産卵させることができなかったのですが、幼虫の飼い方を調べてみたのでご紹介します。

カブトムシの幼虫腐葉土を食べて成長するため、腐葉土を20cm以上入れた飼育ケースの中で育てます。

幼虫は秋の終わりまでに急激に成長するため、腐葉土が減ったら足しつつ、糞もきちんと取ってあげましょう。

カブトムシは幼虫の姿で越冬するため、寒くなったら飼育ケースを外気にふれて雨のかからない庭やベランダに移動します。

3月に入って気温が上がると、また腐葉土を食べて成長するので秋と同じように世話をしてください。

国産のカブトムシは、2回脱皮すると終齢に育ちます。

終齢まで成長した個体は5月から6月になると蛹(さなぎ)になり、7月頃に羽化をして成虫の姿を見せてくれます。

クワガタの幼虫の飼い方

私はカブトムシとクワガタの幼虫の飼育方法は同じだと思っていたのですが、クワガタの幼虫には菌糸ビンというキノコの菌と木くずが入った飼育ビンが必要だそうです!恥ずかしながら初めて知りました。

兄夫婦が娘にと買って来てくれたのは、娘が以前から実物を見たがっていたニジイロクワガタの幼虫で、東京スカイツリーで行われていた昆虫展で購入してきたそうです。

成虫になると下の写真のように美しい姿になるニジイロクワガタ。世界一美しいクワガタと言われています。


■世界一美しいニジイロクワガタ

とは言っても、兄夫婦も飼育ケースと腐葉土があれば育つと思っていたために誰も菌糸ビンを作れず…。

慌ててネットで調べてみたところ、なんと菌糸ビンを売っているお店があったため、こちらを2つ注文しました。

↓購入した菌糸ビンはこちら↓

届いた菌糸ビンの真ん中を割り箸でつついて穴を広げ、幼虫が潜れる場所を作ります。

そして、ニジイロクワガタの幼虫をビンに投入!幼虫なのに顎が大きく、成長が楽しみです。


■あっという間に周りの木くずを食べながら、中に潜っていきました

このまま8ヶ月から10ヶ月間過ごし、蛹(さなぎ)になるようです。

幼虫は食欲旺盛で菌糸ビンは3ヶ月程で中身を食べきってしまうため、中身が減ったら新しいビンに幼虫を移動させます。

ちなみに菌糸ビンを自作する場合は、クヌギやコナラの朽木を細かく砕いたものに熱湯をかけて加熱殺菌をし、その後布にくるんで水気を取ってからガラス瓶に詰めて作成するそうです。

今のところ幼虫の雌雄は分からないのですが、雄雌1匹ずつで、来年こそ自宅で昆虫の繁殖ができると良いなと思っています。

まとめ

自分で捕まえて比較的簡単に卵を産ませることもできる昆虫ですが、私は子供の頃から昆虫が苦手で、これまで家で飼育したことがありませんでした。

子供が昆虫が好きなので最初は半ば仕方なく虫捕りに付き合っていたのですが、仕掛けたトラップに色々な虫が入っていると嬉しいものですし、こんな場所にも色々な生物がいるのだなと意外な驚きもあります。

これから寒くなるまでの季節も様々な虫が捕まえられるので、夏に続いて昆虫採集に挑戦したいと思います。

興味がある方は是非、ノムラホイホイを作ってみてくださいね。

普段生物の気配がしないような公園にも、色々な命が暮らしていることが分かりますよ。

情報誌 milsil(ミルシル)詳細

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2013年生まれの雄のラブラドールレトリーバー、2014年生まれの雌の猫、2015年生まれの人間の娘と、種族の違う年子の子育て中の主婦ライターです。 普段は...

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