ヒョウモントカゲモドキと一緒に暮らそう② 4歳娘のお世話奮闘記~4歳の子供、犬、猫との生活~

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko
爬虫類・両生類

愛犬と愛猫、チェリーシュリンプとメダカ、カブトムシがいる我が家に、先月から『ヒョウモントカゲモドキ』が加わりました。

『ヒョウモントカゲモドキ』は4歳の娘が1年近く迎えたがっていたこともあり、世話はほとんど娘1人に任せています。

ほとんど世話をする必要もないほど飼育が楽な生物なのですが、毎日の『ヒョウモントカゲモドキ』の世話がどのような流れになるのか、4歳の娘がどのように世話をしているのかをご紹介します。

子供と約束したこと

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko

我が家には愛犬と愛猫がいますが、2匹の世話は私と主人が中心に行っており、娘はご飯をあげたりお風呂に入れたりということを手伝っているだけです。

それでも娘は楽しかったようなのですが、最近になって愛犬も愛猫も自分の言うことは無視することがあるのに、親である私達の言うことは(それなりに)聞いているのは何故なのか気にするようになり、自分のことを一番に慕ってくれる生きものが欲しいと言い始めました。

そう言われても、まだ4歳の娘に1人で生物の世話ができるとは思えませんし、子供が欲しがるからと簡単に命を与えるというのは絶対にしてはいけないことです。

とりあえず近所のお友達からもらったカブトムシの世話(ほぼゼリーを交換するだけ)を任せてみたのですが、具合が悪い日や疲れている日でも必ず虫かごを覗いてゼリーを交換しているので、意外と生物に対しては責任感が強いのだなと感心させれられました。

そんな頃に、近所にできた爬虫類専門で子供でも『ヒョウモントカゲモドキ』は世話がしやすいとアドバイスをして頂いたこともあり購入を決意しました。

ですが!その前に娘と飼育についての約束をしました。

①長時間ハンドリングをしない。近づいてこない時は無理に触ろうとしないこと。
②特に事情が無い時はきちんと世話をすること。
③この2つが守れなかった場合「ヒョウモントカゲモドキをお世話は母(私)が行い、あなた(娘)が可愛がることはできなくなる。

この3つの約束をしたのですが、娘は最後の条件が相当嫌だったらしく、まだ迎えて1ヶ月しか経っていませんが毎日真面目にお世話をしています。

世話の時間は1日1回、夜だけ!

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko

『ヒョウモントカゲモドキ』は夜行性なので、排泄物を掃除したり餌を食べさせるのは夜に行うとストレスを与えにくいと言われています。

激しいストレスを受けている時は人間の心拍数があがるのと同じように、ヒョウモントカゲモドキの喉元はゲコゲコと早く動くのですが、昼間に無理に起こしたりすると、驚いてゲコゲコすることが多いそうです。

そのため、我が家ではだいたい19時半から20時の間に世話をしているのですが、最近ではこの時間帯になると、シェルターから出てきて餌を待っている様子も見られるようになりました。

確かに犬や猫のように家族1人1人の顔をしっかり覚えて長時間寄り添ってくれることはないですが、『ヒョウモントカゲモドキ』も意外と学習能力が高いのだなと驚かされました。

以前、愛猫のトイレ掃除を手伝うと申し出て、主人から「猫の尿は刺激臭が凄いし、目が痛くなるからダメ」と言われたせいか、トイレ掃除ができることが一人前という思い込みがある娘。『ヒョウモントカゲモドキ』の糞や汚れた床材を拾うのも楽しいようです。

ちなみに排泄物の臭いはほとんどありません。

餌をあげるのに四苦八苦!

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko

我が家に来てくれた『ヒョウモントカゲモドキ』はゲルタイプのフード(キョーリン レオパゲル)を食べてくれるため、これを常食にしており、パックから絞り出す時だけ大人が手伝うようにしています。


■我が家では「キョーリン レオパゲル」を与えています。

大人であればピンセットでつまんであげれば良いのですが、指の力が弱い幼児にはピンセットを扱うのが難しいようで、何度練習してもうまくできず、最終的には娘も号泣して暴れるという事態に。

「餌は大人があげるようにしようか」と提案されたことが余計に悔しかったらしく、「大人が手伝ったら意味がない!」と大泣きしてしまいました。

それから毛抜きや割り箸など色々なもので餌をつまめるか試して、現在娘が使っているのが持ち方練習用に売られていたこちらのお箸です。


■娘が使用している「トライ トレーニング箸(右利き用)」です。

ちょうどピンセットと同じような使い方ができるのですが、『ヒョウモントカゲモドキ』が食いついてから餌を離すまでのタイミングが難しいようで、まだまだ失敗して床に落としてしまうことも多くあります。

我が家では床材にクルミのチップを使っているので、落としてしまった餌はチップまみれに。まだ『ヒョウモントカゲモドキ』が幼体のため、あまり異物は食べさせたくないので落ちた餌は拾って捨てるようにしています。


■クルミチップが付いた餌は破棄しています。

また、『ヒョウモントカゲモドキ』の体の上に餌を落としてしまうこともたまにあります。

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko
■体の上に餌が乗っかってしまうことも・・・

『ヒョウモントカゲモドキ』からすると不器用な子供に世話をされるのはいい迷惑なのかもしれませんが、我が家の子はお店の人からも「この子はストレス耐性が半端じゃなく強いですよ。とにかく大らかで、細かいことは気にしない子です。」と言われていただけあって、自分の背中に餌がついていても何も感じていない様子。

特に子供が世話をする場合は、見た目が好みでも神経質でストレスを感じやすい個体のお迎えは避けた方が無難かもしれません。

ハンドリング時の注意

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko

『ヒョウモントカゲモドキ』は人間が手を出すと乗ってきてくれる子も多いため、ペットとして迎えるのならば触れ合うことができる生物が良いと考える方には、お勧めの爬虫類とされています。

爪も鋭くないため腕を登られても痛みはありませんし、子供が引っかかれたり噛まれたりして怪我をするという恐れもありません。

ハンドリングは『ヒョウモントカゲモドキ』の気分が向いた時だけ行ようにしているのですが、来てくれない時は「今日は嫌なんだ」と、あっさり娘も諦めるので今のところトラブルもありません。

犬や猫のように人間に触られて嬉しいという感情は『ヒョウモントカゲモドキ』には無いので、近寄ってきたら自分は木か岩になったつもりで動かないようにします。

これは小動物カフェなどで『ヒョウモントカゲモドキ』を触らせてもらった際にも注意されてきたことなので、娘も肩に乗せて歩き回ったりはせずに大人しく座っています。

番外編:愛犬のお世話で失敗する娘

ラブラドールレトリバー

現在、ヒョウモントカゲモドキのお世話を無事にできている娘ですが、過去には愛犬の世話をしようとして失敗をしてしまったことも多々あります。

苺をお弁当箱から分けてあげようとしてお弁当カップごと食べられてしまい、愛犬が動物病院に担ぎ込まれたことで責任を感じて、大泣きしてしまったこともありました。

また、散歩中にリードを持たせて欲しいとせがんで無理に引っ張り、遊んでいると勘違いをした愛犬が興奮して暴れだしてぶつかり、転ばされたこともあります。

最近になって、やっと大型犬である愛犬の散歩は自分には無理だということを理解したようですが、今度は何を思ったのか大人になったら愛犬と結婚すると言い出した娘。自分が知っている男の子の中で、愛犬が一番可愛いから結婚したいのだそうです。

まだ大型犬の寿命の話はしたことがないので、微笑ましい反面、親としては少し胸が痛くなってしまいます。

番外編:愛猫のお世話で失敗する娘

猫

我が家の愛猫はお人好しで怖がりで、愛犬相手以外には怒ることもない子なのですが、そのせいか娘が幼い頃は随分苦労を掛けてしまいました。

残しておいたご飯にすりおろしたリンゴをかけられて食べられなくなったり、寝ていたところを撫でまわされて嫌な思いをさせられたり、近くで大声を出されて怖い思いをさせられたりと、娘が愛猫に与えたストレスは数えきれないと思います。

娘のやったことは全て意地悪をしようと思ったのではなく可愛いからやってしまったことで、しかも面倒なことに同じことを愛犬にやると喜ぶので、愛猫も喜んでくれると信じていたのです。

猫の場合は自分が嫌なものは避けて生活してくれるので助かったものの、娘が2歳から3歳の頃には愛猫は娘のいる場所には極力近寄らないようになり、これは仲良くなるのは難しいかな?と心配したこともありました。

しかし娘が成長したことを察するとだんだん近づいてくるようになり、今では娘相手にもお腹を出して甘えてくれるようになりました。

猫は自分勝手とよく言われますが、我が家の愛猫は自己主張の強い愛犬と泣き虫の娘に挟まれた真ん中っ子のせいか、空気を読むのが非常に得意な優しい子です。

娘は将来、愛猫のような立派な猫になりたいそうです。

まとめ

我が家の4歳の娘がどのように『ヒョウモントカゲモドキ』の世話をしているのか、また愛犬と愛猫の世話でどのような失敗をしてきたのかをご紹介しました。

自分で飼いたいと言ったペットの世話をしないという子供に悩んでいるという話はよく聞きますが、子供が世話をしたがり過ぎて、ストレスでペットが弱ってしまうという話も聞きますよね。

我が家の娘は後者のタイプだと思うので、爬虫類の世話はもう少し大きくならないと無理だと感じていたのですが、意外と無理強いをせずに『ヒョウモントカゲモドキ』を可愛がっていて驚かされています。

これはやはり、お迎えする前に小動物カフェや爬虫類ショップ、爬虫類のイベントに一緒に行って、爬虫類の世話について娘も説明を聞いてきたお陰かなと感じています。

犬や猫ならば、お住いの自治体の愛護センターで触れ合いイベントを行っていることも多くあります。

お子さんが動物を飼いたい!と言った場合、どんな動物ならお世話ができるのか、またお子さんと相性が良いのか、イベントやアニマルカフェに足を運んでプロから飼育の注意点を聞いて、親子で話し合ってみるものお勧めですよ。

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2013年生まれの雄のラブラドールレトリーバー、2014年生まれの雌の猫、2015年生まれの人間の娘と、種族の違う年子の子育て中の主婦ライターです。 普段は...

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