ブームは続く!メダカのプロフィールと飼い方

幹之(みゆき)メダカ
アクアライフ

メダカのブームが続いています。

2000年頃から徐々に人気が出始めて、現在はアクアリウムフィッシュの一ジャンルとして根付いています。

そして、今なお新しいメダカが生み出され、ブームは加速しています。

今回はそんなメダカのプロフィールや飼い方をお伝えします。

メダカのプロフィール

もともと日本に生息する野生のメダカを改良したものです。

ヒレの長いもの、体が短いもの、体色が赤いもの、黒いもの、体表がキラキラと輝くもの……改良の方向は様々であり、また、それぞれを組み合わせることもできます。

以下に代表的なものを紹介します。

ダルマメダカ

ダルマメダカ

体が短く、丸い体形のもの。

ヒカリメダカ

ヒカリメダカ

背ビレが大きく、尾ビレが菱形をしています。背中には独特の輝きがあります。

ヒレ長

ヒレ長

各ヒレが伸長するものです。ヒレ全体が伸びるものや、ヒレの一部が伸びるものなど、伸び方もいろいろあります。

ヒメダカ

ヒメダカ

体がが淡い黄〜オレンジ色のもので、とてもポピュラーです。

シロメダカ

シロメダカ

全身が白いメダカです。これもポピュラー。

体外光

体外光

背中が輝くものです。幹之(みゆき)が代表的。

赤

体がオレンジ色のものです。楊貴妃(ようきひ)が代表的。

黒

全身が黒いものです。

紅白

紅白

体色が白と赤です。これに黒が乗ると三色となります。

ラメ

ラメ

各鱗がキラキラと輝くものです。

基本的な飼い方

メダカは成長しても体長3cmほどの小さな魚です。

また、体質も丈夫で、極端な高温・低温にならなければ、通年、屋外で飼うことができます。

水槽・ケース

水槽のメダカ

メダカ1匹に対して1リットルの水量があると良いとされています。

たとえば、60cm幅の規格水槽(60×30×36cm水槽)は50〜60リットル程度の水量なので、50〜60匹程度飼うことができます。

屋外で飼うときには、取り扱いの面から、樹脂製のケースや発泡スチロール製のケースを使うことが多くなります。

そうした素材のメダカ専用ケースもメーカーから発売されています。

また、屋外では鳥などの外敵に襲われないように、ケースに金網などをのせておくことをおすすめします。

めだかメースの上に網

水温

屋内において、人が暮らしている空間で飼うのなら、ヒーターもクーラーも必要ありません。

屋外では、寒冷地では冬を越すことができないこともあるので、冬場は屋内に取り込んでください。

夏場、特に少ない水量のケースで飼っている場合には、水温が上がりすぎてメダカが弱ってしまうことがあります。

そのときには日陰にケースを移したり、遮光をしたりして水温の上がり過ぎを防ぎます。

水質

水道水を用いるならカルキを抜いてから使用します。

幅広い水質に適応しますが、汚れた水を好むわけではありません。

フィルター

水槽の水量に適合したものを使えばよいでしょう。

ただし、小さいメダカを飼うときには、メダカがフィルターに吸い込まれないように、吸水口にスポンジなどをあてておきます。

屋外の飼育では、フィルターは使わないことがほとんどです。

メダカの様子や水の色などを観ながら、適宜、水換えなどで良好な環境を保ちます。

底砂

特に必要はありません。敷くのであれば、水質に影響を与えないものを選ぶとよいでしょう。

レイアウト

葉の細かい水草を浮かべておくと、そこに卵を産みつけます。流木などはお好みで。

餌を食べるメダカ

雑食性でいろいろな餌を食べます。

様々なメダカ専用フードが売られているので、それを与えるとよいでしょう。

メダカ専用フードは盛況で、色揚げ、増体、水を汚しにくいなど、様々な機能を持ったものが売られています。

そこから目的に合ったものを選ぶのもよいですし、わからなければ基本的なフードを選ぶとよいでしょう。

食いだめができないので、回数を多く与えます。1日2〜3回、食べ残さない量を基本としてください。

メンテナンス

週に一回程度、1/3〜半分程度水を換えます。

繁殖

メダカは殖やしやすい魚であり、殖やすことに楽しみがある魚です。

オスとメスの見分け方

スマートで、背ビレと尾ビレが大きいのがオスです。

オスのメダカ
■オスのメダカ

メスのメダカ
■メスのメダカ

繁殖のきっかけ

メダカの繁殖は、昼間の長さに左右されます。

1日の昼間の長さがが12〜13時間になると、繁殖を始めます。そのため、春から晩夏あたりが繁殖シーズンになります。

あまり日が当たらない屋内で飼っているときには、照明を設置し、24時間タイマーで上記の時間点灯すると繁殖を促せます。

採卵

メダカの卵

メダカは水草に卵を産みつけます。

そのまま親魚と同居していると、卵や稚魚が食べられてしまうので、水草のついた卵を見つけたら別容器に取り分けます。

メダカ専用の採卵グッズも売られています。

メダカの産卵床
■メダカの産卵床

水草の管理が苦手な人はそちらを使うのもよいでしょう。

稚魚の育て方

水温にもよりますが、産卵後、10〜14日程度でふ化します。

ふ化したばかりの稚魚は口が小さいので、専用のベビーフードなどを与えて育てます。

順調に育てば2〜3ヵ月で成体になり、繁殖をすることもできます。

殖やしてこそ

メダカは殖やしやすい魚ですし、様々な表現を持っている魚です。

お気に入りのメダカを殖やして飼い続けるのも楽しいですし、色々なメダカを組み合わせて繁殖させ、自分好みのメダカを作出するのも面白いものです。

春から夏にかけてはたくさんのメダカをアクアリウムショップで見ることができます。

飼育も難しくはないですし、まずは気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

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